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【野球】

岐阜東4年ぶり4度目V ボーイズリーグ日本選手権支部予選

2019年6月24日 紙面から

優勝した岐阜東ボーイズ=KYBスタジアムで(高野行正撮影)

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 中学硬式野球の第50回ボーイズリーグ日本選手権岐阜県支部予選最終日は23日、KYBスタジアムであり決勝は岐阜東が2-0で岐阜中濃を下し4年ぶり4度目の優勝を飾った。決勝進出の両チームは全国大会(8月2日から・大阪)に出場する。岐阜東は森永輝投手(岐阜市立藍川中3年)が先発で5イニング1/3を4安打無失点の好投を見せた。

 不始末は自分で清算した。6回の守り、岐阜東の森は1死後、内野安打を許し、山川の救援を受けて三塁に回った。打席はジュニア全日本に選ばれた強打の別所。いきなり強烈なライナーを見舞われたが、拝み捕りの森は一塁へ転送し併殺でピンチの芽を絶った。

力投する岐阜東の森

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 「代わったところに来ると思ったけど正面でよかった。野球をやってきて1番うれしかった」。胸をなで下ろす森。前評判を覆す力投で完封劇を下ごしらえした。

 三者凡退のスタート。2回は別所、野田の連打で1死二、三塁のピンチを迎えるとスライダーを駆使して耐えた。「バックを信じて投げただけ」と言葉は少ない。矢口政人監督(51)の「ストレートはもっていかれるぞ。7割はスライダーで打ち取れ」という指示を忠実に守った。

 矢口監督によれば「つかみどころのない性格」という森だが、「全国大会では全力投球して無失点で優勝したい」ときっぱり話した。 (高野行正)

 

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