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【芸能・社会】

大泉逸郎「孫が25歳に」 地元山形で喜寿記念コンサート

2019年6月24日 紙面から

大泉逸郎(左から3人目)の喜寿を祝い、大泉のさくらんぼ農園にも駆けつけた(左から)最上川司、工藤あやの、大泉の孫の慎太郎さん、羽山みずき、奥山えいじ

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 山形県でさくらんぼ農園を営みながら歌手活動を続ける大泉逸郎(77)が23日、地元山形市の山形市民会館で喜寿記念コンサートを開き、地元のファン1200人を代表曲の「孫」などの熱唱で沸かせた。

 4月17日に77歳の誕生日を迎えた。コンサートには奥山えいじ(58)、工藤あやの(25)、羽山みずき(27)、最上川司(年齢非公表)ら山形出身の歌い手たちもゲスト出演。長寿を祝う、故郷の大先輩のステージを歌とトークで盛り上げた。

 コンサートのステージから大泉は「かわいい孫は25歳に、私も77歳になりました。きょうはたくさんの歌手の皆さんにも来ていただき、最高の集いになりました。最後までじいさまの面倒を見てください」などとあいさつした。230万枚の大ヒットになった1999年のデビュー曲「孫」や夫婦愛を歌った新曲「芙蓉の花のように」などを披露。さらなる飛躍を誓う熱唱で大きな拍手と声援を受けた。

 公演前にはゲスト出演者たちが大泉の農園がある同県河北町を訪問。最盛期を迎えたさくらんぼ狩りも体験した。大泉と同じ河北町出身の最上川は「歌手を目指して上京した僕にとって、大泉さんの活躍は勇気になりました。今回は初共演できて光栄です。元気で歌い続けていただきたい」とエールを送った。

 「孫」のヒットから20年。25歳になった孫の慎太郎さんは東京で幼稚園の先生をしていて、この日は収穫を手伝うために一時帰省していた。結婚も期待される中、慎太郎さんは「ひ孫を見せられるのは、じいちゃんが草葉の陰に行ってからかな」と笑いながら話していた。 

 

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