| 本日、中川メンタルクリニック（平成23年12月31日付で廃院）の元院長に対する判決公判が東京地裁で開かれ、無罪が言い渡されました。 複数の弁護人を立て、複数の医師をバックにつけてきた被告人に対し、検察側は毎回若い検察官が一人か二人という対応をずっと続けてきました。正直、不当判決というよりも弁護側の詭弁に対し、検察側が十分に対応できていなかったという印象です。 判決も、完全な冤罪が証明されたというのではなく、疑わしきは罰せずというものです。 ・被害者の乳房や乳首を弄んだ→ドグマチールの副作用を確認する行為としてはあり得ないこともない ・ドグマチールの処方を止めたのに胸の触診を続けた→処方していたベゲタミンAとBの副作用に乳汁分泌があるのであり得ないこともない ・被害者の膣内に指を挿入した→患者から膣内に傷がついているか不安だと言われたのでその対応としてあり得ないこともない ・産婦人科を紹介せずに自分で診た→医師の対応としてはあり得ないこともない ・患者の陰部に顔を近づけたり挿入した指の匂いをかいだりした→匂いが気になると患者から言われたので確かめたという行為はあり得なくもない ・内診といいながら手袋もしなかった→通常は感染症の予防や衛生面で手袋をするが、しないことがあり得ないというわけではない ・看護師を立ち会わせなかった→精神科の診察では第三者に知られることで患者の負担になることもあるので普段から看護師は立ち会わせておらず、内診のときだけ立ち会わせるということはしなかったという主張はあり得ない話ではない ・医療行為といいながら、触診や内診について一切カルテに記載していなかった→同クリニックでは30分で4，5人を診察しているという記録があり、それを考慮すれば、重要なことのみをカルテに記載していたという主張はわかる 終始こんな感じです。医療行為としてはあり得ない話ではないという被告人・弁護人のストーリーを崩せなかったということです。 しばしば被告人は「全人的医療」をしていたことを強調し、副作用に慎重であるから触診をしたと主張していました。副作用について慎重な精神科医が、外来で簡単にベゲタミンを処方するはずがありませんし、多剤大量処方をするはずがありません。男には触診せず、短時間で診察を切り上げているという態度も不自然です。 何よりも腹が立つのは、勇気を持って証言台に立った被害者を動揺させ、証言に信ぴょう性がないと印象付けさせたことです。密室での出来事は、医師免許を持った医師の主張が正しく、そのカルテが正しく、患者は信ぴょう性がうすいということです。（当たり前の話ですが、カルテが医師側にあるので、医師はそれにそったストーリーを話せばよい一方、記憶を頼りに証言する患者は少しでもカルテとの整合性がなければ信用に値しないと攻撃されるのです） 今回の件で、患者は自衛するしかないということがはっきりしました。録音でもしない限り、たとえ事実を話したとしても信用されません。 検察側が控訴するとは思いますが、他に被害者の証言があれば覆る可能性は十分にあります。 被害者の方、是非警察署へ相談して下さい。ハードルが高ければ、こちらに連絡ください。アドバイスいたします。 |
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被害者の方の心の傷を思うと言葉もありません・・
腐りきった精神科医療に効く薬はないものでしょうか。
この件は氷山の一角だというのが本当に恐ろしいです。
2012/10/31(水) 午後 5:22 [ - ] 返信する
とても残念かつこのようなけっかで誠に遺憾です。
被害者です。
検察側から電話がきました。
検察庁で改めて上訴するか二週間以内に連絡がくるとのこと。
あの性犯罪者はまた医師免許でどこかで働くのかと思うとぞっとする。
検察側の担当者が変わるとかあるんですね。
なら、私と話した方と、新しい方、
それぞれ力の入れようも違ってきそうで怖い。
1月16日、裁判のあの場に立って弁護士四人がいらない質問攻めにも負けずに頑張ったのに。
本当、医者も弁護士も検察側も裁判の人も信用できない。
悲しい結果です。
それでも絶対許さない。
2012/11/1(木) 午後 1:47 [ moto ] 返信する
勇気のある訴え、本当に感謝しています。その行動がなければ、他の被害者も声を出せなかったことでしょう。
しかしあの裁判は本当にひどかったです。性犯罪の公判に被害者女性が証言台に立つことがどれだけ大変なことなのか。ましてや心を病み、治療中の患者です。主治医に裏切られることで二重三重にも傷つけられています。思い出すのもつらい経験を人前で話すという行為の重さを関係者はどれだけ理解していたのでしょう。
被害者のはずが、弁護士からはまるで人格に問題があるように印象付けるような無関係の質問をされるなど、なぜそこまで苦しめられなければならなかったのか。あんな集団いじめのような責め方をされたら、動揺しない人などいませんよ。
絶対に控訴し、高裁では逆転してもらわなければなりません。そうでなければ今後精神科医はわいせつ行為に限らず、医療行為を盾にやりたい放題になります。疑念を100％排斥できない行為は何でもOKになります。
2012/11/1(木) 午後 2:26 [ kebichan55 ] 返信する
5年ほど前にこのクリニックにかかっていた患者（男）です
私には熱いですね寒いですねの季節のあいさつ程度約３分診療、患者である私は金とるための薬漬けとなりました
このままだと大変になる（なりました）ので通院をやめました 3年通院しました その後、わいせつ事件が報道されました
思えば若い女性の診療時間は30分以上で、いつも待たされました 窓口の2人の受付の女性は気が付かなかったのでしょうか 中川院長に物言えぬ状況だったのでしょうか たぶん気がつうたでしょう
この2人の女性は看護師ではなく、事務のようでした
奥の診察室はいわば密室状態受付の2人の女性からも気が付かれない状態でした
おそらくかなりの女性が餌食になっていたのでしょう
信じられぬ治療に傷つき、病気傷つき沈黙している多くの女性患者が存在すると思います
精神病の患者の証言は、信用性に欠けるとする裁判所の不当判決と断言できます
検察は、被害者の気持ちをくみ控訴し有罪としなければなければ、正義の意義がなくなるでしょう
被害者の女性（被害届を出していない人も含む）あきらめないでください
2012/11/1(木) 午後 7:26 [ NUMO ] 返信する
精神医学におけるレイプ
http://ja.scribd.com/doc/43673662/%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%97#
日本でも当たり前になってきましたね。
しかも無罪とは、ひどすぎます。
不当判決にもほどがあるでしょう。
2012/11/4(日) 午後 7:35 [ satoshi_3210 ] 返信する
ネットの時代になっても精神科は密室の治外法権だと時代錯誤している医者や経営者があまりにも多いってことですよ。こういう社会の恥部をオープンにされようとする方を応援します。
2012/12/9(日) 午前 10:01 [ AOKI ] 返信する
精神科は社会の恥です。
精神科医は性犯罪を犯しても金を積んで弁護士をたくさん雇い無罪にする恥ずかしい職業です。
精神科医をみかけたら性犯罪者の仲間だと知りましょう。
業界として「性犯罪に手を出すのはやめましょう」という通知を出すとかいう対策をとって欲しい。
労働者のメンタルヘルスチェックをするよりも、精神科医の性犯罪チェックをするチェックリストの方が優先して必要です。
2012/12/10(月) 午前 0:09 [ satoshi_3210 ] 返信する
法廷に立つ1週間ちょっと前に溜まりに溜まった持っていたベゲタミンやら他の薬を全部飲み込んで死のうとしましたが、逝けませんでした。別のクリニックで、ベゲタミンは呼吸停止の危険もあるからよく生きてたと言われましたが、薬を飲んで風呂場で入水自殺しようとして、風呂場まで辿り着けずアパートの真冬の床の上で3日後に目を覚ましました。そのまま死んでいたら何か変わっていたのか、私の命で世論や判事や被告に少しでもまだ残っているであろう良心に訴えることができなかったのが無念でなりません。
あれから長い時間が経ちましたが私はこんな過去があるので結婚も諦めました。本当は事件の真っ最中、婚約者がいましたが…人生で初めて結婚してもいいと思えた相手でした。もちろんこの事件で婚約破棄になりました。婚約者が事件のせいで無理になったというより、私が自身を汚らわしいゴミ屑だと思ってしまい、自分は人間以下、相手に私はふさわしくなくなってしまったというのが原因です。
優しく、いつでも私を想ってくれる心の温かい人でした。そんな人を裁判に巻き込む事もできず、一番幸せだった、人間らしく笑える一人じゃない温かい時間を私は手放しまし
2019/4/16(火) 午前 6:14 [ nolionxxx ] 返信する
た。
冬になると毎年あのアパートの真冬の冷たい床と目覚めた時の逝けなかった無念、身体中の痛みを思い出します。何年も経ちますが、私の中では悪夢はずっと終わらないのです。
私が証拠として撮った受付から診療が終わるまでのあの地獄の時間、結局裁判の何にも役に立たなかったことが信じられません。医療行為とは言えない映像です。
無罪判決が出て、三年後くらいに証拠の動画を撮った機械が警察から返却されると連絡を受け、動画は2度と見たくないから消してから返してくださいと伝えましたが、返却されたiPodには動画が残ったままでした。
あの動画があってなんで無罪？他の被害者として立ち上がってくださった方にも申し訳なかったです。悔しくて何度も泣きましたし、夢でうなされる事もいまだにあります。
医者は全てに守られ、ぼろ雑巾になった方は誰にも言えず、時と共に事件は風化し、被告は千葉で顔は出してませんがメンタル系の病院で院長をしてます。
あの時ちゃんと死んでたら、何か変えれたのかな、と思う事もありますがずっと終わらない悪夢と闘って生きるしかないのだなと思います。
2019/4/16(火) 午前 6:32 [ nolionxxx ] 返信する
私の体験ですが、被害者の会や同じような経験をされ苦しんでいる方、今まさに悪夢に捕まっている方、顔も名前も出せますので、何かお力になれる事があれば闘います。声を上げられなくて真っ暗闇の中の方でも、話を聞く事もできます。できる事があればおっしゃってください。
どうか一人でも私のような経験をしませんように。本当に心から願っています。
2019/4/16(火) 午前 6:36 [ nolionxxx ] 返信する