■私が悪い

彼と不倫するようになってから彼はいろんな所に連れて行ってくれた。

あとは職業柄、東京のギャラリーや美術館にも連れて行ってくれた。

ただし、ほぼ全ての行程にセックスはあった。

性格は優しく思えるし、物知りだし、尊敬できる部分は多く、でもこと性の在り方については彼はやや常軌を逸していたように思える。

表の彼は知り合いや友人、お客さんにはとても評判がいい。

『明るい、良い人』。

でも、裏の顔を知ったら、彼らは彼の描いた絵本や挿絵のついた本を、どう思いながら読むのだろう。

子供に、どんな風に読み聞かせるんだろう。

以前の彼女（不倫）は妊娠して堕したそうだ。

私も妊娠の兆候が見られた。

けれどやはり不倫だから本気じゃなくて、堕してほしいと言われた。泣きながら薬を飲んだりした。

2度、婦人科で化学流産を無理矢理起こして堕胎した。

初めての相手が、生でなければいけないと言い、ゴムをつけずにやった結果。

私にも反省点はある。無知過ぎた。

でも嫌われたくなかった。（以後はピルを飲み続けた）

妊娠した時、婦人科には1度も付き添ってはくれなかった。

彼には本妻との間に3人の子供がいる。

奥さんとは仲が悪いらしかったけれど、今はどうなんだろう。

新しい内縁の妻ができた今。

私と別れる時に彼は言った。

「もう60になるから、本当に好きな人と一緒に暮らしたい。本当はこんな風に話してる時間も惜しい。早く（内縁の妻のところに）帰りたい」

10年付き合っても、心は通うことなくて、身体だけが彼とつながってたんだな…と絶望した。

別れた時は大泣きをして、ショックで理由もあまり覚えてなく、だからもっと詳しく理由…経緯を知りたくて電話を何度かしたらストーカーで通報された。

こんな自分が情けなかった。

そして、時が経って、自分も楽しく夢中になれる趣味ができた矢先。

私の家の近くのお店で、いつのまにか版画クラブをつくって、展覧会をしているのを知ってしまった。

どうしてそこで。だいたい、私が版画を習いたいと言っても教えてくれなかったのに。

やっと立ち直り始めていた矢先だった。

パニック障害とともに激しい鬱、希死念慮がおきて、左手首をスパイダルコのナイフでざっくりした。

助かってしまったけど、手は痺れるし時には痛む。

自分のせい。

自分が悪い。

去年の年末は、自己嫌悪と鬱、パニックで生きた心地がしなかった。

彼は多分私に早く死んでほしいと願っている。

ストーカーとして私を突き放した時点で、彼にとってはただのうざったい過去の人間に、私は成り下がっていたと思う。

それに答えたかったけど、生き延びてしまった。

追記:ただ自分のつらさのみを書いてしまって、思った以上にコメント等をいただくことになり、少し困惑しています。

『あなたは悪くないと言ってほしそうな目でこちらを見ている』

というコメントについて、私は自分が悪いと思っているし、罪もあると考えています。

コメント欄を見てくださればわかるように、私を批判するものがほとんどです。

それが当たり前だと思います。

他人様の父親であり旦那様である人を好きになり、安易に関係を持ち続けたことは他ならない私に原因があると思うからです。

ですから、「あなたは悪くない」と言ってほしくてこれを書いたわけではありません。

あと…別に仕返しとかのつもりで書いたわけでもないのです。

多くの人の目に触れるとは考えてなかった私が浅はかでした。

自傷行為ととられがちなのですが、手首を切った時は死ぬつもりで何度も何度も波刃のナイフで何とか動脈まで行けるように切りつけました。

結果的に多量の出血と神経を傷つけることしか出来ずに自殺未遂となりました。

リストカットは以前にはしていましたが、彼と付き合っていた間も今もしていません。

死ぬ気でやったはずなのに助かって馬鹿ですよね。

本当にごめんなさい。

不快になられた方、申し訳ありません。

そもそもが、うつ病だった私を「救いたい」「助けたい」と言ってきてくれたから頼ってしまった部分もあるので、彼が悪いわけじゃなく、頼ってしまった私が悪いです。

そして、「ずっと見捨てることはない」「助けていきたい」と『約束』してきた彼の言葉を、私はそれを信じてしまった。ここも私が悪いと思います。

簡単に信じすぎてしまったから。

別れる時に「話し合いたい」と言ったら、

「家族でも恋人でもないのに何を話し合うの？

だいたい、そういうの苦手」

と言われ、拒否されてしまったこと、

納得できないまま一方的に別れられてしまったことが、長く引きずるはめになったと思う。

たぶん、彼の周りにいる人は彼のいうことを信じるから

「厄介な女がつきまとっている」

と思われている。

それは仕方ないと思ってます、本当のことです、彼側から見たらそうなるので。

この日記に攻撃性があると言っている方がいて、自分がそういうつもりなくてもそう捉えられてしまうんだなと…。

なので、なるべく特定しづらいように書き直してみましたができてるかわかりません。

私は馬鹿なので、書き方とかも知らなくて、本当にすみません…

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Permalink | 記事への反応(26) | 00:29