掟上今日子の備忘録・第6話 [掟上今日子の備忘録]
「少女の行動を “心の闇” として片づけるのは簡単だ。でも、闇に光を当てるのは、大人の仕事だと思う」
「生きるって、恥ずかしいことなんだ。もしかしたら、世の中にはカッコよく生きられる人もいるかもしれないけど、ぼくは知らない。(生きるってことは)そうじゃない。右往左往して、ジタバタして、カッコよくなんかなくて、みっともなくて、自分を嫌いになりそうな毎日だ。でも、(ぼくは)ここにいる。生きている。だからきみも、生き恥をかいて、生き続けよう。みっともなくて、恥ずかしくて、逃げ出したくなる記憶と共に、生き続けよう」
日本テレビ/2015年11月14日放送
【脚本】野木亜希子/【原作】西尾維新
掟上今日子の備忘録・第4話 [掟上今日子の備忘録]
「あるひとが言うには、才能というものは、努力を続けるための資格なのだという。つまり、天才ほど、常人の何10倍もの努力をしなければならない」
「(芸術のためだけに生きろっていう)その考えには、逃げ場がなさすぎるように思います。人生には選択肢があったほうがいい。画家の才能があっても、画家にならなくたっていいんです」
「あなたには描きたい絵があった。生み出したい芸術があった。でも、(ペインティング)ナイフをキャンバスではなく、ひとに向けたあなたは、芸術家であることを放棄した ただの凡人です。(中略) 罪を認めず、あなたはこの先、どんな絵を描くんでしょう」
日本テレビ/2015年10月31日放送
【脚本】野木亜希子/【原作】西尾維新
掟上今日子の備忘録・第3話 [掟上今日子の備忘録]
「スピード解決がモットーですが、早すぎても調査料を気持ちよく支払えないと思いまして。謎解きの過程を味わっていただきました。わたしにとっては(聞き込みは捜査でなく)答え合わせ」
日本テレビ/2015年10月24日放送
【脚本】野木亜希子/【原作】西尾維新
掟上今日子の備忘録・第2話 [掟上今日子の備忘録]
「いまごろ犯人は苦しんでるかもしれません。裁かれることと、裁かれないこと、彼にとってどっちが地獄なんでしょう」
「本から教訓を得ようとか、学ぼうとか、人生に生かそうとか、そういうふうに構えることはないんです。面白いことを考える人がいるなあって、本を閉じれば(いいんです)。物語ですから」
日本テレビ/2015年10月17日放送
【脚本】野木亜希子/【原作】西尾維新