ローグ (Rogue) / アンナ・マリー Anna Marie
   能力:肌に触れることで相手の生命力・能力・記憶・性格を吸収する 
 初出:Avengers Annual #10(1981年11月) 
  
   概要
  ブラウンの髪の毛に前髪だけ白が混じってるのが外見の特徴。 
 (1990年代は髪の毛を逆立ててその真ん中に白い毛が走っており、敵に「スカンクみたいな髪の女」と呼ばれたことがある。) 
 吸収能力での接触が長いと、能力の吸収も定着することがある。 
 ミズ・マーベルから怪力や飛行能力を吸収し、長らくそれを維持していた。 
 (この時にはミズ・マーベルこと
キャロル・ダンヴァースを殺しそうになっており、アニメ版ではキャロルがゾンビになって出てきたくらいである。) 
    戦った相手の記憶や性格を吸収することもあり、精神的に不安定になることも。 
     ミスティークとの関係は愛憎半ばするものであり、
ミスティークは自分の精神コントロールを解くキーワードに、「絶対忘れない言葉」として「ローグ」を選んでいるが、後に
ミスティークが赤ん坊を犠牲にして自分を助けようとしたことに対して、「絶対許せない」とパワーと記憶を奪っている。 
    「肉体に直接触れると相手を殺しかねない」という能力は恋愛面で大きな制限となっている。 
 ガンビットといい関係。つかず離れずの間だったが、後に一度キスをして
ガンビットの抱えていた「秘密」を知り、それ以来
ガンビットが許せず、
ガンビットも彼女から去った。また
マグニートーと付き合ったりする。その付き合った理由は、マグニートは磁気で体に膜を張ることで、ローグの吸収能力を無効化できるから。 
 同様に、
コロッサスの生体金属が吸収能力に耐性があると分かると、コロッサスが気になってしまう。 
    その後、能力を完全にコントロールできるようになった。 
    映画版
  映画版では第一作の冒頭から登場し、三部作を通して重要な役まわり。特に第一作ではヒロイン的なポジションとなる。 
 演じているのはコミックよりもいくぶん肉感的なマリー・ダンキャント。 
 第三作
ファイナルディシジョンのラストシーンでは賛否両論あり。ただし、未公開シーンには全く逆の結末も収録されており、撮影側も迷っていたことが伺える。