立ち技格闘技団体「K―1」が22日、会見での乱闘などで対戦相手を傷つけるなどの行為についてペナルティを課すことを発表した。
「これまでK-1 JAPAN GROUPでは会見での乱闘や試合以外で対戦相手を傷つける・危害を加える行為、また過度な暴言を吐く行為を行った選手に対して『厳重注意』という形で処分してきましたが、最近ではそうした行為が目に余る状況が続いておりました。そこで今後、K-1 JAPAN GROUPでは記者会見や公式行事の場における乱闘や暴言、さらにSNSやメディアを通じての暴言・過激な言動については、K-1実行委員会として選手に対して『罰金』『試合出場停止』、場合によっては『試合中止』など、より厳重なペナルティを課すことにいたします」と説明した。
21日に行われた「K-1 KRUSH FIGHT.102」の前日計量後の記者会見で、瑠久(20)と堀井翼(25)が大乱闘。会見が中止となる事態となっていた。
さらに5月にはインターネット放送「Abema TV」の「格闘代理戦争 4thシーズン」で、3階級王者の武尊(27)と皇治(30)が試合後に舌戦。エプロンにいた皇治が突き飛ばさらたことに激怒。持っていたマイクを投げつけ、武尊が鼻を切り乱闘騒ぎに。両者は舞台裏でも騒動が収まらずK―1から厳重注意を受ける一幕があった。