今回は、シーバスリーガル アルティスを飲みます。
使用するモルト原酒は、ロングモーン、トーモア、ストラスアイラ、ブレイヴァル、アルタベーンの5つの蒸留所のもので、歴代のマスターブレンダー5人と数を合わせています。
熟成年数は明記していませんが、おそらくは15年を超える原酒を使用していると思われます。
なお、2017年にはインターナショナル・スピリッツ・チャレンジで、ノンエイジブレンデッドスコッチウイスキー部門で最高賞であるトロフィーを獲得しています。
グラスに注ぐと、液色は少々濃厚なアンバー、香りはレーズンと軽くシナモンも得られます。
口に含むと、アルコールの刺激はほぼ皆無で、レーズンとリンゴが一気に広がります。後から樽香、ナッツが追いかけます。
味わいは、アルコールからの辛みはなく、軽い酸味の後にほろ苦さ、奥から甘みがやってきます。
ロックにすると、石鹸の香りが広がり、その後はリンゴ、レーズン、ミカンへ続き、カカオ、ナッツ、スモーキーなピートが締めます。
味わいは、ほろ苦さが先行するものの、軽い酸味とともに甘さも得られます。
最後にハイボールだと、引き続きレーズンとリンゴの香りが主体となり、後からカカオの香ばしさも感じ取れます。
味わいは、ほのかに甘みが先行する雰囲気で、飲みやすいです。
スペイサイドモルトを使っているだけに、癖は抑え気味で濃厚かつフルーティなので、比較的万人受けする印象です。
ストレートでもアルコールの刺激などの若さは少ないですが、ロックやトゥワイスアップのほうが濃厚な甘みを堪能できるでしょう。
700mL、アルコール度数40度、価格は13,000円ほど。
おいそれと買える値段ではあるものの、十分その値段に相応する、まろやか、熟成感を十分に感じられるボトルになっています。
「究極の力」を持つモルトウイスキー
アルティスは、シーバスリーガルとしては初めてとなるブレンデッドモルトで、Ultimate(究極の)とFortis(ラテン語で「力」)の言葉を組み合わせて"Ulits"(究極の力)と銘打たれています。使用するモルト原酒は、ロングモーン、トーモア、ストラスアイラ、ブレイヴァル、アルタベーンの5つの蒸留所のもので、歴代のマスターブレンダー5人と数を合わせています。
熟成年数は明記していませんが、おそらくは15年を超える原酒を使用していると思われます。
なお、2017年にはインターナショナル・スピリッツ・チャレンジで、ノンエイジブレンデッドスコッチウイスキー部門で最高賞であるトロフィーを獲得しています。
シーバスのエッセンスが詰まった濃厚な一品
では、ストレートから飲みます。グラスに注ぐと、液色は少々濃厚なアンバー、香りはレーズンと軽くシナモンも得られます。
口に含むと、アルコールの刺激はほぼ皆無で、レーズンとリンゴが一気に広がります。後から樽香、ナッツが追いかけます。
味わいは、アルコールからの辛みはなく、軽い酸味の後にほろ苦さ、奥から甘みがやってきます。
ロックにすると、石鹸の香りが広がり、その後はリンゴ、レーズン、ミカンへ続き、カカオ、ナッツ、スモーキーなピートが締めます。
味わいは、ほろ苦さが先行するものの、軽い酸味とともに甘さも得られます。
最後にハイボールだと、引き続きレーズンとリンゴの香りが主体となり、後からカカオの香ばしさも感じ取れます。
味わいは、ほのかに甘みが先行する雰囲気で、飲みやすいです。
スペイサイドモルトを使っているだけに、癖は抑え気味で濃厚かつフルーティなので、比較的万人受けする印象です。
ストレートでもアルコールの刺激などの若さは少ないですが、ロックやトゥワイスアップのほうが濃厚な甘みを堪能できるでしょう。
700mL、アルコール度数40度、価格は13,000円ほど。
おいそれと買える値段ではあるものの、十分その値段に相応する、まろやか、熟成感を十分に感じられるボトルになっています。
<個人的評価>
- 香り AA: レーズンとリンゴがメイン。その後はカカオ、ミカン、ピート。アルコールの刺激はストレートでも少ない。
- 味わい AA: ほろ苦さが前に来るが、その後は酸味、締めに甘み。
- 総評 A: 長期熟成のスペイサイドモルト原酒の競演。
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