ブロガー&YouTuberは6月に精神を壊す

みんな確定申告の時期に騒ぎますけど、本当の地獄は6月からなんです。

サラリーマンの2倍の負担をして、受けられる社会保障は半分以下です。

※所得が上がると事業税や消費税といった隠し要素も解禁されます。

 

「ガチャ代やパチンコ代は経費になるから少しは税金も下がるんでしょう?」とか小学生から質問を受けることもありますが、国税相手に最高裁まで争う覚悟がないなら絶対に無理です。

(芸能事務所に所属して「ぼくは芸能人です」と言い張れるほどの”実績”と”知名度”があれば別だろうが…)

 

前も書きましたけど、サラリーマンという生き方を否定すると、厚生年金と退職金という老後の2本柱がなくなります。

それを自己負担で補おうと思うと、国民年金付加保険料に加えて国民年金基金or確定拠出年金に月67000円、小規模企業共済に月7万円を払う必要があります。

 

ヒッピーがサラリーマンの平均レベルの老後を迎えるためには、国民年金を含めると毎月15万円以上の自己負担をしなければなりません。

(しかも30年以上ずっと絶え間なく!!)

 

ね?詰んでるでしょう?

 

子供に「独立しろ!」とか「夢を追いかけろ!」とか言う前に、もっと税金・保険・年金について教育すべきだと思うんですが…。

このへんの大事な話について、大まかな概要だけでも理解している人って、たぶん国民全体の1割もいないんじゃないでしょうか。

サラリーマンは何も考えなくても、勝手に天引きされて、自動的になんとかなるようになっている。しかも会社が半分負担。

 

 

それでもオレは経費0円申告を続けます。

なぜなら国税の恐ろしさを知っているからです。

国税を敵に回して無惨な最期を迎えた人をたくさん見ています…。

 

サラリーマンをやめると「なんでオレごときにこんなに税金&保険料がかかるんだよ!?!?」とかみんな一同におっしゃるんですがね。

そういうもんなんですよ。ほんとに…。

 

納得できない人の中には税理士に相談する人もいらっしゃいますが、今度は税理士にぼったくられるというセカンドレイプも多発しています。

 

夢追い人も30歳までにはサラリーマンになれ!!
遅れて社会復帰しても、退職金&厚生年金のハンデは一生埋められない!!
30歳を過ぎた人は1日も早く社会復帰してください。オレ(33歳)はもう無理だけどね。

 

毎年、同業者からは「いやいや家賃も光熱費も経費にできますからw」「おまえは国家の犬w」みたいな御言葉をいただきます。

そして、今年も「重加算税を請求されました…」というオチを提供してくれた人が出ています。

 

いやほんとまじでさ、日本は税金に関して甘くないからね???(警察よりも恐ろしい)

 

[注意]
今回はいわゆるアフィリエイターの話なので、ネットを土台にしていない個人事業主&法人については事情が少し変わります。