ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

やすらぎの刻~道 第55話 石坂浩二、浅丘ルリ子、加賀まりこ… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『やすらぎの刻~道 #55 テレビ朝日開局60周年記念』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

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  11. 変事
  12. 名倉
  13. 柳之介
  14. 怜子
  15. バレ
  16. マリフアナ
  17. 一人
  18. 映画
  19. 紀州
  20. 警察

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『やすらぎの刻~道 #55 テレビ朝日開局60周年記念』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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やすらぎの刻~道 #55 テレビ朝日開局60周年記念[解][字]

巨匠・倉本聰氏が1年間をかけて描くのは、山梨を舞台に昭和~平成を生き抜いた無名の夫婦の生涯。そして『やすらぎの郷』のその後。2つの世界が織り成す壮大な物語!

詳細情報
◇番組内容
“視聴率女王”と呼ばれた大女優・桂木怜子(大空眞弓)が、やすらぎの郷に入居した。世話係の女優・中川玉子(いしだあゆみ)も一緒に住むという。とんちんかんな発言ばかりなうえ、長話の怜子に悩まされる“被害者”が続出し、水谷マヤ(加賀まりこ)も巻き込まれ…!?一方、菊村栄(石坂浩二)は、コンシェルジュ・有坂エリ(板谷由夏)から「白川冴子(浅丘ルリ子)のコテージに若い男が潜んでいるのを見た」と、相談される。
◇出演者
石坂浩二浅丘ルリ子加賀まりこ板谷由夏大空眞弓いしだあゆみ名高達男草刈民代
◇作
倉本聰
◇音楽
島健
◇演出
藤田明二
◇主題歌
中島みゆき『慕情』『進化樹』『離郷の歌』(株式会社ヤマハミュージックコミュニケーションズ
◇スタッフ
【チーフプロデューサー】五十嵐文郎テレビ朝日
【プロデューサー】中込卓也テレビ朝日)、服部宣之(テレビ朝日)、山形亮介(角川大映スタジオ)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/yasuraginotoki/
☆Twitter
 https://twitter.com/yasuragino_toki
☆Instagram
 https://www.instagram.com/yasuraginotoki/

 

 


(水谷マヤ)
あんた さっき なんて言った?

あの子の事 孫だって言った?

♬~

(お嬢)話す。
話すから落ち着いて。

うん…。
私たちは落ち着いてるわよ。

なんか ドキドキするけどね
落ち着いてるよ。

竹芝柳介が
どうして あんたの孫なの?

あの子のおじいちゃん

もう亡くなった
二代目 竹芝柳翁が

大昔 まだ
二世 竹芝柳之介を継いだ頃

恋人同士だったの 私たち。

私が まだ

映画でデビューしたての
17だった頃

文芸雑誌の正月対談で
初めて会って

ひと目で 2人とも
好きになっちゃったの。

(お嬢)
向島から出る 屋形船 使って

2人だけで
こっそり逢い引きしたわ。

ところが その事が
あちらの家にバレて

撮影所の上のほうに
話が来たらしくて

たちまち 私

決まってた映画から
全部降ろされて

大目玉 食ったわ。

その頃よ


ちょうど 柳之介さんに

紀州屋のお嬢さんとの
縁談が起こって

その事が
世間の大ニュースになったの。

竹芝屋と紀州屋の初の縁組って

歌舞伎界全体が盛り上がったわ。

スクリーンの中から
ポッと出てきた新人の女優なんて

誰も見向きもしなかった時代よ。

撮影所の偉い人に呼び出されて
ものすごい勢いで脅かされたわ。

なんて事したんだって
散々 怒鳴られて

絶対に もう会うなって
誓約書 書かされて…。

でも もう その時

わ… 私のおなかに

柳之介さんの子供が
入ってたのね。

その時よ

初めて加納のパパが
私の前に現れたのは。

あんたは まだ若くて
未来があるんだから

こんな事で 潰れるような事が
あっちゃいけない。

今回の事は全部忘れなさい。

アメリカに行って
ほとぼりを冷まして

あっちで
お芝居の勉強をしよう。

1年ぐらい
あっちで暮らそうって

それで いきなり
アメリカに連れて行かれたの。

そのアメリカで
最初にされた事は

あっちの病院で
赤ちゃんを産む事。

産んで そのまま
その子の事を忘れる事。

産んだのね?

産んだけど
ほとんど顔も見なかった。

そのまま
どっかへ連れて行かれちゃった。

その子が
現在の五代目 柳二郎さん?

(お嬢)だけど そのあと

あのおうちには 女の子しか
生まれてこなかったから

15ぐらいの時

表向きは養子っていう形で
竹芝屋に引き取られて

頭角を現したの。

そのあと
ぐんぐん認められてきて

柳之介の名前を継いだの。

その人の子が柳介くん?

そう。

彼は いつ
そこら辺の事情を知ったんだ?

いや つまり その…

お前さんが 彼のおばあちゃんに
当たるって事を

彼は
いつ どうやって知ったんだ?

柳翁が 生前 彼に話したの?


そこんとこが
よくわからない…。

ただ あの子の父親は
私の事 全然知らないみたい。

えっ?
(お嬢)柳之介夫人も 他の家族も

そういう話
全然 知らないみたい。

ただ 孫に当たる柳介くんは

どっかで
その秘密を知っちゃって

一人っきりで調べたみたい。

彼 高校は
ニューヨークなのよ。

あっちに留学して
暮らしてたのよ。

もしかしたら
そっちで何かを知って

それで 一人で調べたんだと思う。

マリフアナも
あっちで覚えてきたみたい。

(ため息)

ああ わかった。
大体の事は わかった。

ただね 今の この状況は
これは まずいよ。

理事長夫妻に事情を話すから。
いいね?

だ… だけど…。
いやいや

俺がね うまく言うからさ
お嬢は 何も心配する事はない。

でもね 私が…。
大丈夫よ。

栄ちゃんに任せておけば
悪いようにしないから。

(ノック)
はい。

どなた?
(中里 正)中里です。

はい。

あいつが なぜ逃げてるか
事情がわかりました。

なぜ?

マリフアナを購入した
ルートっていうのが

東亜聯合に
つながる線らしいです。

東亜聯合?

暴力団につながる組織です。

捕まったら
口封じに何をされるか…。

あいつ
そっちの事でおびえています。

あ…。

い… 嫌だ…。

♬~

怜子さん。
(怜子)ああ…。

今日 何曜日?
(玉子)木曜日ですけど 何か?

私 ずれてきたのかしら。
(玉子)何が?

私 今日 なんか
鬱っぽいのよね。

木曜日なのに鬱が出ましたか?

なんか そんな気がする。
(玉子)あら お薬 飲みましょう。

ねえ あなた。
(玉子)はい! はい!

何か用事があって
来たんじゃなかったの?

それです 怜子さん。

何か変なんです。


変って?

皆さんの動きが
何か おかしいんです。

何か変事が起きてるみたいです!

変事が!? 変事が!?

ああ… 嬉しい!

なんだって!?
(みどり)なんですって!?

(名倉)そいつが タケ…。
(みどり)あっ タケリュウ

ああ… そのタケリュウ
この園の中にいるんですか?

冴子さんの部屋に?

いつから?

もう3日ほど前からに
なるみたいです。

どうやって あの部屋に入ったの?

いやあ… お嬢が 夜中に こっそり
入れたんじゃないでしょうか。

こっそりったって…。

(名倉)そんなに簡単に
入れるもんじゃないんですよ。

保安の連中が
監視カメラでずっと見てるし

異常者が近づいたら警報装置が。

(みどり)協力者がいたのね
冴子さんに誰か。

それは 今
いいじゃありませんか。

(みどり)よくありませんよ!

誰なんですか?
いや そんな事よりもですね

なんとか ここの名前を出さずに

彼を いかに
警察に出頭させるかですよ。

大事件だ。

お嬢の名前が出たら大変ですしね。

いや それより
お嬢とタケリュウの仲がバレたら

それこそ
週刊誌 大騒ぎしますよ。

だ… 大事件だ!

第一 そんな事で

万一 このやすらぎの郷の名前が
表に出たら

ここにいる人たち全員が
迷惑がかかってしまうんですよ。

それは 大事件だ!

落ち着きなさい あなた!
いや でも…。

(みどり)それで 先生
どうしたらいいんでしょうか?

それなんです。

彼本人に 自首させるべきじゃ
ないでしょうか?

自首?

ここに潜んでいた事は
絶対 秘密にして

口が裂けても言わないという
約束をさせて

どこか あの…
関係のない別の場所から

彼自身に警察に自首させるんです。

(ため息)

第一 彼は…

お嬢… いや あの…

おばあちゃんを
巻き込む気はないようですし

いや そればかりか
すでに巻き込んでしまった事を

大変に後悔して
謝ってばかりいるそうですから。

説得すれば なんとか

わかってくれるんじゃ
ないでしょうか…。

それしか方法はないと
思うんですが。

(みどり)先生は その方と
お話しになったんですか?

いや あの…
一瞬 顔を見ただけです。

そいつは
話してわかる奴なんですか?

さあ それは
わかりませんねえ…。

誰なら 彼を自首するように
説得する事ができますか?

白川さんですか?

いや お嬢は無理だと思いますよ。

いや 言ってみれば
彼女 当事者なんですから。

いや もう…
正常な気持ちはないでしょう。

先生

説得してくださいますか。
はあ?

うちが出て行って
話してもいいですが

主人や私が出て行って話すと

話が
やすらぎの郷レベルになります。

ああ…。
(みどり)逃げるようですが

ここは ごく身内の

先生のような方に
説得して頂いたほうが。

〈『道』のシナリオの事が
頭をかすめた〉

〈今 ちょうど
筆の乗ってきたとこなのだ〉

〈こんな事件に
かかずらっていると

筆の運びがゴチャゴチャになる〉

〈しかし…〉

〈物書きは
いつも こういう雑事で

せっかくの創意を
ボキッと折られるのだ〉

わかりました。

やってみましょう。

ただし
私一人では荷が重いし

おそらく 竹芝くんは

僕の名前すら
聞いた事ないと思うんですよ。

まさか!
いやいや そういうもんなんです。

ですから
秀さんに事情を説明して

説得に参加してもらって
いいでしょうか?

(みどり)はい。
(名倉)ええ!

(高砂一平)久しぶりに出ました
百均ばあさん。

(店員)万引きみたい。
重大な話があるんですけど…。

(高井秀次)タコ1匹 ゲットです。

自首は嫌です。
(高井)甘すぎますよ。