甘酒は、その栄養価の高さから「飲む点滴」と呼ばれました。もちろん、こうじ水にも、甘酒と同様に、多くの栄養成分が含まれています。こうじで必須アミノ酸を補給したうえで、ポリフェノールの抗酸化作用が加わることで、アンチエイジング効果も期待できるでしょう。【解説】星子尚美(星子クリニック院長)
解説者のプロフィール
星子尚美(ほしこ・なおみ)
星子クリニック院長。東京女子医科大学医学部卒業、熊本大学医学部大学院修了。医学博士。高濃度ビタミンC点滴療法専門医、アンチエイジング統合医療認定医など、さまざまな資格を取得。「がんでは死なない・死なせない」をモットーに治療に当たる。
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別記事:「こうじ水」の基本の作り方→
「こうじ水」の健康効果が大きな話題になっています。テレビ番組『名医のTHE太鼓判!』(TBS系)でも、こうじ水が大きく取り上げられ、番組では、タレントの麻木久仁子さんが、こうじ水でみごと便秘解消に成功しました。
もちろん、こうじ水の効果は、便秘解消だけではありません。近年、こうじで手作りする甘酒が大ブームとなりましたが、こうじ水も、天然の生きたこうじと水以外、何も使いません。それが、ほかの加工食品とは異なる大きな特長です。
こうじ水には、健康被害をもたらす食品添加物の入る余地が、いっさいありません。天然の生きたこうじを毎日摂取することで、本来持っているパワーをフル活用できるでしょう。