Warhammer 40,000世界の背景設定をLexicanumより翻訳します。
今回はエンペラーズ・チルドレン兵団について。
Emperor’s Children – Lexicanum
エンペラーズ・チルドレンはかつて20個存在した原初のスペースマリーン兵団における3番目の兵団であった。総主長はフルグリム。ホルスの大逆において皇帝から離反した9つの兵団のうちの一つであり、のちにケイオススペースマリーンと化した。彼らは<禍つ神々>の中でもスラーネッシュ神を信仰しており、過剰な刺激のために生きる快楽主義的な狂人たちである。
基本情報 | 紋章 | |||||||||||||||||||
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大逆以前の紋章 | ||||||||||||||||||||
歴史
大逆以前
創設当初
エンペラーズチルドレン――当初は第三兵団とのみ呼ばれていたが――における創立当初の新兵は統一戦争中にヨーロッパより集められた。皇帝のサンダーウォリアーによって敗北を喫したコマーグのロカルス家のような高貴な家々が、かつての反抗を償うための貢物として最良の子弟を捧げたのである。ヨーロッパの家々につづいて、地球における他の高貴なる家系たちもまた第三兵団で戦わせるために自らの子らを送った。噂によると第三兵団が後に得ることとなるエンペラーズ・チルドレンという名はこの逸話が元となっているのだそうで、この名はフルグリムの再発見の後に再び確認されることとなる。
初期のエンパラーズ・チルドレンが特異だったのは、彼らがまだ創設されて日の浅い帝国軍と進んで協力し、あるいは帝国軍を導きまでして戦場へと赴いたということである。他の兵団にはそうした行いを軽蔑すべきものとして見るものもいた。総主長の手で再統合される以前から完璧主義者であった第三兵団は、皇帝の期待に効率よく応え、さらにそれを上回ることで知られるようになった。第三兵団はしばしば外交任務や使節護衛任務を皇帝より割り当てられ、自らの任務を示すため彼らは装甲を帝国式の紫に塗装した。エンペラーズ・チルドレン兵団は皇帝の個人旗たる双頭鷲を掲げる権利を持つが、これはプロヒマン叛乱にて負傷した皇帝を守りぬいた功績によって与えられたものである。
このような地位にもかかわらず、創設当初の第三兵団は遺伝種子の大半が月への輸送中に謎の失踪を遂げるという災禍に見舞われていた。第三兵団はこの事件による損害を回復することが出来ず、同胞の死体からプロゲノイド腺を抽出するなどの不完全な方法を行ってもなおスペースマリーン兵団の中で最も小規模であった。ウルトラマリーン、インペリアルフィスト、そしてルナーウルフといった兵団が10万人以上の兵員を有していたのに対し、第三兵団は僅かに数百を数えるのみであった。
大逆以前における特筆すべき交戦
???.M30 – プロヒマン叛逆
???.M30 – ラエラン浄化
???.M30 – ザ・チャオにてエルダーと戦闘
???.M30 – コロリス・スターの戦い
???.M31 -ディアスポレックス戦争
???.M31 -マーダー戦争
フルグリム
兵団の歴史における総主長フルグリムの記述は、まず彼が資源欠乏惑星キーモスへと飛ばされるところより始まる。この惑星で生きながらえるためには厳密な制限と即興的な工夫が欠かせなかった。幼きフルグリムはこの地で死を免れ、やがて成人まで成長するとこの死にゆく惑星の再生へと着手し始めた。太古の技術を蘇らせ、失われし領域を再征服し、キーモスの人々は芸術や文化に時間を使うことが可能となった。フルグリムはこのことを誇りに思い、あらゆることに関する完璧さへの愛を心に宿すようになった。
皇帝が初めてキーモスを訪れた時、フルグリムは即座に皇帝への忠誠を誓い、そして総主長として自らの兵団を預かることとなった。しかしその時既にエンペラーズ・チルドレンの遺伝種子は事故によりほぼ全てが失われ、わずか200人のマリーンを残すのみとなっていた。フルグリムはマリーンたちと初めて対面した際に演説を行い、我々は銀河に出て皇帝陛下の叡智を広めるのだと述べた。「我々は彼の息子である」<総主長の書>に彼の発言が残されている。「我々を見るもの全てにこの事を知らしめよ。我々が皇帝陛下の期待に背くことがありうるとすればそれは不完全さによってのみである。我々は決してそのようなことはするまい!」この日より第三兵団はエンペラーズ・チルドレンと名付けられ、皇帝は彼らが装甲服に帝国双頭鷲を帯びる権利を授けた。この権利が与えられたのはエンペラーズ・チルドレンのみであった。兵員においてあまりに少数であったため、独立した征戦軍を編成可能になるだけの兵員数が回復するまでの間エンペラーズ・チルドレンは総主長ホルスとルナーウルフ兵団の指揮下に置かれた。ホルスとフルグリムは互いに親密となり、このことが最終的に<帝国>にとって恐るべき結果をもたらした。
キーモスと地球よりの新兵によって膨張した結果、エンペラーズ・チルドレンは最終的に単独での征戦に着手するだけの戦力を召集できるようになった。そしてフルグリムは誇りとともに自らの戦士たちを未知の世界へと導いた。フルグリムは数々の惑星に皇帝の統治をもたらし、皇帝への反抗は人類そのものへの反抗であるという確信からあらゆる抵抗を粉砕していった。増強を続ける兵団の隊列からフリグリムは少数の、最も勇敢かつ最も強靭、そして最も高貴な戦士たちを選抜した。彼らは大令卿に任ぜられ、中隊長たちを指揮する権限を与えられた。フルグリムは大令卿へ個人的に教えを与え、彼らが皇帝の代理人という栄誉を得るに相応しき人物であるよう注意を払った。大令卿はフルグリムの言葉をそのまま指揮下の士官へ伝え、そして士官は自らの隊へと伝える。この方法により、エンペラーズ・チルドレン兵団の各スペースマリーンは自らの上官を通じて皇帝自身に付き従うこととなるのだ。皇帝の名誉のため、彼らはあらゆる事柄について完璧を期した。戦闘教義は字義通りに遂行され、戦術や戦略は微細かつ完璧に研究された。そして皇帝の布告は全スペースマリーンによって記憶され、彼らはあらゆる事柄においてその布告に固執した。エンペラーズ・チルドレンもその他の兵団と同じく皇帝を神ではなく人間として見なしていたが、彼らの皇帝への畏敬と崇拝はもはや狂信の域にまで近づいていた。
完璧を成し遂げたいというこの望みはラエラン浄化の最中にその完成をみた。この地にてエンペラーズ・チルドレン兵団のは、彼らの理想を攻撃的な形で体現する異種族と遭遇したのだ。この異種族ラエルを征服しようという試みは10年以上かかると見込まれており、それゆえ帝国行政院もこの異種族を非常に手強い敵と判断していた。しかしエンペラーズ・チルドレンはこの異種族を星系よりわずか1ヶ月で一掃したのだ。この巨大な成果はフルグリムの兵団にしか成し得ぬ特筆すべき武勲であるといえよう。しかしその代価もまた高くついた。700人のマリーンが死に、4200人が傷を負うこととなったのだ。この戦役からまもなくしてエンペラーズ・チルドレンは最寄りの兵団アイアンハンドとともにディアスポレックスへの攻撃を行うこととなる。
ホルスの大逆
のちにホルスの大逆へと続くこととなる事件が勃発した時、フルグリムはすぐさまかの大元帥のもとへと駆けつけ、旧友を説得しようと試みた。しかしホルスはフルグリムをそそのかし、彼の完璧さへの愛を利用して皇帝への忠誠心を弱めたのである。フルグリムは当初それに抵抗し、ホルスに反論しようとしたものの、フルグリムが異種族ラエルの寺院より持ち帰った武器にはスラーネッシュ神のディーモンが宿っていたのだ。フルグリムがこの剣を手にして以降ディーモンは彼に囁き続け、ホルスの支配に対抗するための意志力を弱めていた。
この堕落はフルグリムより大令卿へ、そして中隊や分隊長へと伝わり、最終的に極少数のマリーンを除いて兵団全てが皇帝を捨てスラーネッシュ神へと従うようになった。中隊長サウル・タルヴィッツ率いる僅かな<皇帝忠誠派>はイシュトヴァーンⅢにて勇敢に戦ったが、ホルスと既に彼への賛意を表明した3人の総主長たちが自らの兵団に残る潜在的な<皇帝忠誠派>を一掃したことで最終的に圧倒されてしまう。その後エンペラーズ・チルドレン兵団はあとから到着してきた<皇帝忠誠派>兵団の破壊を大喜びで推し進めた。イシュトヴァーンⅢにおける戦闘の後、フルグリムは約50000のスペースマリーンを伴って正式に大逆へと参加した。<降下地点での虐殺>において彼らは大逆者とともに戦った。エンペラーズ・チルドレンはここでアイアンハンド兵団と激戦を繰り広げ、そのさなかにフルグリムが彼らの総主長フェルス・マヌスを殺害した。エンペラーズ・チルドレンの内いくつかの部隊はいまだ皇帝への忠誠を残しており、少なくとも1つの戦闘集団は後にデスイーグル戦団となっている。
イシュトヴァーンⅤの戦いより後、<完璧なる要塞>がフルグリムによって戦略上重要となる星系に建立される。しかしエンペラーズ・チルドレンの自負心を利用してレイヴンガードが仕掛けた釣り出し作戦によって要塞は奪取され、守備隊は全滅した。その後フルグリムを含むエンペラーズ・チルドレンたちはアイアンウォリアー兵団と総主長パーチュラーボとともに<老婆の惑星>イドリスへ向かい、そこでフルグリムは悪魔の眷属となった。イドリスでのこの出来事の後、エンペラーズ・チルドレン兵団は様々な戦闘集団へと分裂することとなった。ほとんどの戦闘集団はフルグリムがホルスと合流するのに同行したが、戦闘集団の長のなかには自身の嗜虐心を満たすために<帝国>の領域で襲撃を始めるものもいた。
エンペラーズ・チルドレンが地球包囲戦に参加した時にはもはや彼らの中にかつて存在した優雅さの痕跡は微塵も残っていなかった。その他の大逆の兵団が帝殿を強襲している間、エンペラーズ・チルドレンは無力なる地球の市民とともに恐怖と悦びの宴に耽っていたのだ。身を守る術を持たない数百万の市民が殺戮され、無数の薬物や興奮剤の原料として溶かし出された。さらに無数の市民が兵団に直接的かつ純粋な愉悦をもたらすため殺された。
大逆後
ホルスが敗れたのち、エンペラーズ・チルドレンたちは住民が死に尽くした惑星を後に残しながら<恐怖の目>へと逃げ去った。彼らは誘拐と略奪のために<帝国>の惑星を襲撃するようになった最初の兵団である。彼らの過剰さは留まるところを知らず、ただ襲撃するだけでは彼らの常に限りなく堕落した心を愉しませることなど出来ないのだ。この御しきれない熱情によって、まもなく彼らは奴隷や下僕を得るため他の大逆兵団をも狩りの対象とするようになり、これは<恐怖の目>内部における一連の戦争の引き金となった。この戦争が最高潮に達したのは、エンペラーズ・チルドレンがサン・オヴ・ホルスの要塞を破壊し、ホルスの遺体を持ち去ってそのクローンを作成した時であろう。エゼカイル・アバドン(彼自身ホルスのクローンなのではないかと噂されている)は配下を率いてエンペラーズ・チルドレンを電光石火の勢いで攻撃し、ホルスの遺体とクローンを破壊した。他の大逆兵団との戦争が激化するにつれエンペラーズ・チルドレンは奴隷の供給を欠くようになり、ついには彼らがいつでも襲うことの出来る相手、すなわちお互いを餌食とするようになった。続く流血の惨事は統一兵団としてのエンペラーズ・チルドレンを粉々にし、今日の彼らは多数の戦闘集団となっている。
この後、エンペラーズ・チルドレンたちは<帝国>への襲撃を再開し、この方面における自らの能力を証明し続けている。
フルグリムがどうなったのかについてはよくわかっていない。彼は殺されたのだと信じるものもいるが、多くの者は彼がスラーネッシュ神の手によって悪魔の皇子の位へと引き上げられ、終わりと限界なき悦楽の惑星を統治しているのだという立場を守っている。今日に至るまでエンペラーズ・チルドレンの戦闘集団はこの惑星を探し求めている。指導者を失い、戦闘集団へと引き裂かれ、エンペラーズ・チルドレンは各々が自らの暗き欲望を追求し続けているのだ。
大逆以後における特筆すべき交戦
???.M31 – <恐怖の目>奴隷戦争
764.M34 -<粉砕>
599.M37 – <引き裂く者>ジハールの<黒き征戦>
993.M37 – ベリアルⅣの戦い
929.M40 – スカルバスの奇襲
460.M41 – ゴーディニアン大逆
999.M41 – イコラックスの破滅
999.M41 – 第十三次<黒き征戦>
組織編成
大逆以前
その危機的な創設初期から<恐怖の目>での終焉に至るまで、エンペラーズ・チルドレン兵団は常に増強され続けてきた。
エンペラーズ・チルドレンは戦闘において非常に厳密な方法論を発達させた。これは彼らの戦闘における命令系統にも反映されている。フルグリムが兵団を叛乱に導く時までに、11000人より成る兵団は30の千人隊に組織化され、そのうち最初の10個千人隊はサングニウスが<戦争の皇子>と呼んだある大令卿によって率いられた。各スペースマリーンは自らの上官の指導を仰ぎ、各中隊は指揮官の方法や流儀を継承する。多くの兵団においても同様であったが、エンペラーズ・チルドレンもまた無比なる総主長へ深く傾倒していた。
エンペラーズ・チルドレン兵団はあらゆる努力によって完璧を追い求め、軍事作戦も完璧に遂行すべく常に全力を尽くした。あらゆるスペースマリーンは自分に割り当てられた役目――それが歩兵、操縦手、銃手、斥候、狙撃手あるいはその他のなんであろうと――のため殆ど絶え間なく訓練を積んでいた。<歪み>に接触することを可能にする遺伝子変異は欠陥であるとしてエンペラーズ・チルドレン兵団は司書官の位を設けなかった。欠陥とみなされるようなものはこの兵団ではただ一つとして許容されないのだ。
地形、天候から配置、予備戦力に至るまで、戦場のあらゆる側面をエンペラーズ・チルドレン兵団は分析し、優位を築くために利用した。エンペラーズ・チルドレンは一般的な陣形と同等に特殊部隊も配置した。ラスキャノンを装備した<太陽殺し>、決闘者から成る<宮殿の剣>そして総主長直属の強大なる200人の<不死鳥の近衛>などがこれにあたる。
戦闘におけるエンペラーズ・チルドレンはあらゆるスペースマリーンに勝るとも劣らない勇敢さである。これは単に同輩たちの模範とならんとして維持されているわけではなく、自らと兵団全体の優越性を深く確信しているがゆえ、大規模な攻撃作戦から単純な巡回に至るまで彼らはあらゆる任務に全力を持って当たるのである。しかし同時にエンペラーズチルドレン兵団のスペースマリーンは誰ひとりとして戦場に赴いたことがないというのも広く信じられている。自身についてと同様、エンペラーズ・チルドレン兵団は同盟軍に対しても高い要求を課す。帝国軍や同胞たるスペースマリーンたちに対してさえ、躊躇いや非効率の兆候を決して許容しないのだ。規範による指導原理はエンペラーズ・チルドレンの隅々にまで浸透し、他のあらゆる手法を許容することが出来ない。フルグリムはこれらの規範を体現する存在であり、彼が戦いに赴くとき彼はつねに最前線で自らの兵団を導くのである。
エンペラーズ・チルドレン兵団は非常に厳密な戦術的「規則書」を有しており、あらゆる軍事的状況にそれを適用しようとする。例えば、地上攻撃は銃火器と航空支援の両方に援護されねばならない、といったように。エンペラーズ・チルドレンはランドスピーダーを後者の任務のために用いる。規則書の一部が適用不可能な状況では(先と同じ例を用いると、航空支援が得られない状況などがこれにあたる)、指揮官が規則書から代替となる戦術を選択し戦闘を続けることと成る。エンペラーズ・チルドレンは機動戦術を好んでいると見られがちであるが、そして実際彼らはジェットバイクのような高速車両をその迅速かつ優雅な設計のゆえに重用しているが、それにはエンペラーズ・チルドレンが少人数故に他兵団と同様の損耗に耐えることが出来ないからという実用的な理由も存在する。
エンペラーズ・チルドレンは戦士結社を受け入れていた。エンペラーズ・チルドレン兵団におけるその他の全てと同様に結社の活動は高度に儀式化され、その結果として結社は総主長と彼の腹心のみに開かれていた。
大逆以後
奴隷と慰み者が底をつくと、エンペラーズ・チルドレンは<恐怖の目>の中にいる他の大逆兵団から躊躇なくそれらを調達しようとした。その結果は恐ろしく血に塗れたものであったが、統一された戦闘部隊としてのエンペラーズ・チルドレン兵団は最終的に粉々となった。総主長の導きを失った彼らは個別の戦闘集団へと分裂し、団結は完全に失われた。
現在のエンペラーズ・チルドレンが賞賛の的とするのはただ無意味な耽溺のみである。そうした耽溺により彼らは想像しうる限りで最も残忍にして嗜虐的、かつ堕落した怪物へと変わってしまった。かつての伝統の殆どをかなぐり捨てながらも、兵団は未だに自らの名「エンペラーズ・チルドレン」を維持しており、これをもって「偽りの」皇帝と彼の<帝国>への痛烈な侮辱としている。
エンペラーズ・チルドレンのスペースマリーンはその殆どがノイズマリーンとなった。ノイズマリーンとは怒りと騒乱に取り憑かれ、爆発の轟音や死にゆく者の叫びにしか悦びを覚えなくなった怪物である。ノイズマリーンの聴覚は通常のスペースマリーンと比べても千倍も鋭敏であり、非常に些細な音の高低や音量の違いすらも識別することが出来る。ノイズマリーンの増幅された聴覚は精神全体にも影響し、その他のあらゆる感覚が無価値であるように思われるほどの極限的な情動を引き起こす。巻き起こる音がより煩くより不協和音であればあるほど、引き起こされる情動もより激しいものとなるのだ。最終的にノイズマリーンは戦場の騒音や恐怖の叫びのみにしか反応しないようになった。
ノイズマリーンという名は彼らが好む音響兵器からとられている。例えばブラストマスターは様々な周波数で五感を圧倒し肉体を破壊するライフル状の武器であり、ドゥームサイレンはマリーン自身の肉体と融合した拡声装置であり奏者の叫びを暴力的な奔流に変え最大級の敵すらも押し返す。ノイズマリーンは<歪みの叫び>と呼ばれる能力も有しており、この甲高い叫び声は近くにいる者に衝撃を与え、反応を鈍らせる効果がある。ノイズマリーンの中には自らの名のもとに戦将となるものもいるが、エンペラーズ・チルドレンの戦闘集団自体が珍しいものとなっている。
戦闘集団および分派
<久遠なる>ルシウスの戦闘軍団
エイドロンの戦闘集団 最大にして最も規律だった戦闘集団の一つ。強襲戦艦<罪業の報い>から指揮をとる。
ファビウス・バイルの軍団
<引き裂く者>ジハールの戦闘集団
<明滅せし剣>
<瑠璃の王>の戦闘集団