「パワーと機動力を兼ね備えるというコンセプトは、僕らのチームにもあうし、ラグビーグラウンドにも映えますね」
笑顔で話したのは、三菱重工相模原のナンバー8土佐誠主将(33)だ。12年ぶりにトップリーグへ復帰したチームへ、同じ三菱グループの三菱自動車から、悪路も急坂もお任せの最新モデル「デリカD5」がサポートカーとして提供され、20日にお披露目されたのだ。
「トップリーグに上がったことで、周りからの期待もサポートも上がっていると感じますね」と土佐。
トップリーグに初昇格した07年度は全敗に終わり、1シーズンで降格。それ以来の昇格は、くしくもチームのニックネーム「ダイナボアーズ」のシンボル、イノシシの亥(い)年だ。
「狙ったわけじゃないんですが(笑)。でも、W杯で日本中がラグビーで盛り上がる年にトップリーグに帰ってこられたのはうれしい。神奈川の代表として戦います」と土佐。まずは22日開幕のトップリーグ・カップでの上位進出へ、猪突(ちょとつ)猛進だ!
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