完璧すぎない、完熟すぎない、わたしたちは、ちょうど青い〝TOMATO〟
だれだって夢は見るよね。
真剣に生きれば知恵が出て、中途半端に生きればぐちばかり、いいかげんに生きてると言い訳ばかり、はたしてぼくの人生はどれだっけ・・・
スワボのお隣の建物の解体作業が始まっています。青果と鮮魚店として、いわば街の台所して大切なお店であり、多くの人が訪れたことでしょうし、古くを知る住民にしてみると懐かしさもよみがえることでしょう。 付近は看板建築の貴重な建物も多く、写真右側の2店もその分類に該当するものです。写真左は「スワボ」の建物です。よくもぎっしりと建てたものだと感心します。木造建築で、お隣りどうしではっきりとした壁はなく、まさに薄皮構造なのです。まさに壊してみないと状況がわからないと、大家さんから説明を受けて始まった解体作業です。解体が進むとご覧のようにブルーシートで「スワボ」が覆われました。側面内側にはいたるところにブルーの光が投影されています。薄皮構造がゆえに隙間だらけに・・・ それにしても間口の割には奥行きが異様に長い構造です。間口税のなごりでしょうか、町に住む町人はなんとか負担を少なくするため、 間口を狭くし奥行きが長い町家が各地にできました。 極端に間口が狭く、外からは中の広さがわからない、「うなぎの寝床」という
細長い町家が軒を並べることになったのでしょうか。更地となった土地には、一般住宅が建設されるそうなのですが、中心市街地が時代の中に埋没してしまいそうな現実をこの町でいくつか散見しているだけにこれでいいのかな?と思いますが・・・9月初旬には、壁板が張られる予定です。大分外看板類が老朽化してきているので、作り替えの作業をはじめました。
家族の思い出、知人との思い出とともにあるのが御柱の正装としての「ハッピ」。
手芸店としての持ち味をいかして、思い出作りに一役買おうという新商品「御柱リュック」は、家族の思い出とともに、来年は喜ばれるであろう、企画となりそうです。ハッピは在住する行政区ごとに、基本形のデザインが採用され、4月の山出しには「木やり一声」ブルーやブラック、グリーンなどの色調の人の波が鮮やかに御柱街道をうねりとともに山道を里へと向かいます。写真のようにリフォームされ、リュックに変身した新商品には、何キロもの山道を下るためのお弁当や、保水やお神酒(アルコ-ルorお茶)入れとしての大切な役目を担うことになります。つい先日には長野日報(新聞)や長野朝日放送(テレビ)にも取り上げられ、おかげさまでたくさんの注文が入っています。手芸店ですから、お守りや小物入れなども揃えて、御柱ファンにとっては「ありがたい」と、ファッション性や、他の人とはちょっと違う用品を手にとりながら、御柱談義が始っています。
思い出のハッピを持参いただければ、リュックに加工するという、新手の商品の今後が楽しみです。
スワボは6月で3年メを迎えます。様々な職種の人がつどい、様々な夢を描いての取り組みには活気があります。「夢想成真」。こうありたい、こうしたいと思い続け、努力をかさねれば、いつかはかなう・・・