電磁波の基礎知識 Aコース top map map1
電磁波(でんじは electromagnetic waves)の基礎知識
電子の持っている電荷は電界を作ります、これが移動する(電流が流れる)とその周りに磁界を発生させます。
電荷が一定方向に移動するのが、直流で、電荷が行き来するのが 交流ですが、交流では電流が変化すると磁界も変化し、 この磁界の変化は変化する電界を発生させ、電界の変化は変化する磁界を発生させます。
このように連続した変化が有限な速度(光速)で伝わるのが電磁波です。
電磁波は真空中を光速で伝わる波で、電波や光も電磁波です。
1864年にジェームズ・クラーク・マクスウェルが、電磁波の存在を理論的に予言し、 それを1888年にハインリヒ・ヘルツが実験的に発見しました。1897年にマルコニー(Guglielmo Marconi)ウェイトのアイスルから20マイル離れたプールまで無線通信に成功した。(詳細は電気通信の歴史を参照して下さい)
電磁波は、電磁放射(でんじほうしゃ electromagnetic radiation)ともいいます。
関連事項
周波数・波長・周期・振幅とは
電磁波の伝播と光速
電磁波の種類
電波の定義
電波の種類
赤外線
遠赤外線
近赤外線
可視光線
紫外線
X線
ガンマ線
無線通信
送信機
受信機
ヘルツの電磁波の確認実験