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世知辛異世界転生記(漫画版タイトル:餓死転生 ~奴隷少年は魔物を喰らって覚醒す!~ ) 作者:池崎数也

10章:■■■■■■■■■■■■■■■

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第387話:コルラードの頼みごと その1

 アメンドーラ男爵領に唯一存在する町――スペランツァ。


 建設を開始して五ヵ月ほどの、“本来ならば”町とは呼べないはずのその場所に、一軒の家が建っていた。


 町の中心部に程近い場所に建てられたその家は、木造二階建てで木の香りがする新築の家である。


 一階は玄関に居間、客間にキッチン、倉庫に風呂場にトイレに個室が一つと中々に広い。


 二階は個室が四つ造られ、それぞれ十畳ほどの広さがある。


 小さいながらも庭もあり、家の敷地を示すように木の柵でぐるりと囲われている。


 土地代は無料、家を建てる材料も無料、建設費も無料と、全てが無料で造られたその家の中。


 一階に造られた個室で目を覚ましたレウルスは、寝台から身を起こすなり見慣れない“自室”に僅かに戸惑ってから苦笑した。


 それまで利用していた土壁に木の屋根を乗せただけの粗末な家屋とは異なり、床も壁も天井も全てが木材で造られたその家は、新築特有の清潔さが感じられる。

 ラヴァル廃棄街にある自宅よりも大きく、造りも立派なその家は、スペランツァの町におけるレウルス達の新たな活動拠点だ。


(もっとこじんまりとした家でも良かったんだけど……せっかくだったしなぁ)


 思わず内心で苦笑してしまうほどに、立派な造りの家である。スペランツァの町の周辺に存在していた森を伐採して木材を得ていなければ、一体どれほどの金がかかったかわからないほどだ。


 部屋の片隅には武器や防具を置くための棚も用意されており、『龍斬』を始めとした愛用の武器防具が置かれている。

 有事の際に即座に対応できるよう短剣だけは常に身に着けているが、幸いなことに夜間にスペランツァの町が襲われるということもなく、平穏に朝を迎えることができた。


 この家はスペランツァの町を建設するにあたりレウルス達が与えられた報酬の“一部”である。


 日を追うごとに形になっていくスペランツァの町だが、レウルス達が成した功績は大きい。魔物を大量に仕留めて安全を確保し、木を伐採しては運び、土木作業に関してもドワーフに負けない働きを見せた。

 その結果、再び報告書を届けるべくラヴァル廃棄街に向かったところ、ナタリアからスペランツァの町に家を建てる許可が出たのである。


 それも“好きなように”建材を使って良いと言われ、建設費に関してもナタリアがもつとまで言われたのだ。


 レウルスとしては仮に報酬を受け取るとしても町がもう少し形になってから、町の生活が安定してからだと考えていたが、アメンドーラ男爵領で産出された木材を使って家を建てた結果を知りたいと言われ、押し切られてしまった。


 他の報酬に関しては後回しだが、スペランツァの町における“普通”の建造物の第一号がレウルス達の自宅になってしまったのである。


 領主であるナタリアが住む邸宅を最優先にするべきではないかと考えたレウルスだったが、男爵という立場にあるナタリアが住むということもあり、レウルス達の自宅よりも遥かに大きく、建材も様々な物を使うため後回しにせざるを得ないらしい。


 レウルス達の家を建てたカルヴァン達ドワーフ曰く『普通で面白みがない』造りになってしまったが、風呂とトイレが自宅の中にあるためレウルスとしては前世を思い出してしまいそうになる。

 風呂場だけは腐食防止のために石材を使っているが、木造二階建ての新たな我が家はレウルスとしても満足のできる仕上がりになっていた。


 伐採した木々の中には木材として使用できるぐらいに乾燥した物が出てきたため、他の作業者の家に関してもレウルス達の家ほど大きくはないが順次建てられていく予定である。


 そうしてレウルスが自宅に関して思いを馳せていると、自宅の扉がノックされる音が響いた。その音に気付いたレウルスが自室にある木窓を開けて顔を覗かせると、玄関前にコルラードの姿が見える。


「おはようございますコルラードさん。何かありました?」

「うむ、おはようである。朝からすまぬが、少し良いか?」


 そんな声をかけてくるコルラードの表情は僅かに渋いが、顔色自体は悪くない。


 スペランツァの町も食料問題等を除けば形になりつつあるため、精神的な負担も和らいでいるのだろう。

 夜間の不寝番に関しても空堀と土壁が相応に出来上がっているため、レウルス達やコルラードが毎晩のように起きている必要がなくなったのだ。現状では当番制になっているため、コルラードも以前と比べればしっかりと休めている。


「家に上がりますか? 水ぐらいしか出せませんけど……」

「いや、構わんのである……しかしまあ、この町にもようやくまともな家が出来たかと思うと感慨深いものがあるな」


 何か用件があったのだろうが、コルラードは話題をレウルスの自宅に移した。つまり、そこまで急ぎの用でもなく、重大な何かがあるというわけでもないらしい。


「俺達よりも姐さんやコルラードさんの自宅を建てる方が先だと思うんですけどね……姐さんの場合は建材が足りないからどうしようもないですけど」

「吾輩は独り身であるし、“将来”を考えるとこの町に家を建てるのもどうかと思うがな。まあ、町の完成まで数年かかるであろうから、建てておくのも悪くはないのだが……」


 レウルスの言葉にコルラードは苦笑する。しかし、すぐに遠い目をしてレウルスの自宅を仰ぎ見た。


「ドワーフ達に頼めば、建材さえあれば二日とかからずに家が建つからな……正直なところ、焦る必要もないのである」

「ドワーフの皆は全般的に“作ること”が好きですからね」


 建材さえ用意されていれば、ドワーフ達は群がるようにして家を建ててしまう。その仕事の速さと正確性は、並の大工では到底出せないだろう。


「というかコルラードさん、独り身がどうって言ってますけど結婚はどうするんですか? 準男爵なら嫁さんのアテがいくらでもあるでしょう?」

「……今の状態で結婚できると思うのであるか? 本当に?」

「無理……ですかね?」

「無理であるな。それにまあ、なんだ……色々と大変ではあるが、町造りが楽しいというのもあってだな……」


 レウルスの言葉に苦笑したかと思うと、少しだけバツが悪そうに視線を逸らすコルラード。常識外の速度で町造りが進んでいるが、それはそれで慣れると楽しいようだ。


「コルラードさんは準男爵ですし、強いですし、物知りですしね。その気になればすぐに一人や二人、もしくは三人や五人ぐらいは嫁さんができそうですもんね」


 社会的な身分もあり、強さもあって機知にも富んでいるため、間違いなく“優良物件”と言えるだろう。


 コルラードが結婚する際はご祝儀を弾まなければ、とレウルスは心底から思った。


「立場的に複数娶っても文句は出ないだろうが、吾輩、家庭には安らぎを求めたいのである……と、それは良いのだ。横に置いておこう」


 軽い雑談を行うコルラードだが、話題を切り替えて本題に戻る。そんなコルラードの様子にレウルスも表情を引き締めた。


「相談というか、頼みたいことがあってだな……今日は町での作業は必要ないから、街道の見回りを頼みたいのだ」

「それは構いませんけど……魔物が出ましたか?」


 仮にそうならばもっと慌てていても良さそうだが、などと考えながらレウルスが尋ねると、コルラードは首を横に振る。


「いや、昨日到着予定だった隊商が到着しなかったから気になってな……一日程度ならば誤差だが、一応安全確認をしてもらおうと思ったのだ。ついでに街道周辺の“掃除”を頼みたいのである」

「ああ……そういえばそうでしたっけ」


 あらかじめ何日頃にどんな商品が届くかを知らされており、それをもとに町の建設を進めるコルラードだったが、昨日到着予定だった“支援”が届いていなかった。


 スペランツァの町に来るまでに魔物や野盗に襲われたか、あるいは不慮の事故でもあったのか。もちろん純粋に遅れているだけで、町のすぐ近くまで来ている可能性もある。


 可能性は非常に低いが、アメンドーラ男爵領の街道は荒れているため道に迷ったかもしれない。


 それならば魔物探しも同時に行いつつ、隊商を探しに行った方が良いだろう。


「了解しました……でもこの話って朝食の時とかでも良かったのでは?」

「カルヴァン達から何か頼まれるかもしれないであろう? それならば先約を取りつけておく方が良いのである。吾輩が指揮を執ってはいるが、“先に頼んでいる”というのは大事なのだ」


 そう言って遠い目をするコルラードだが、レウルスとしても頷ける意見である。


(おっちゃん達から何か頼まれてるのに、後から出された命令でそれが変更になったら不満に思うかもしれないしな……)


 コルラードはドワーフ達やラヴァル廃棄街の作業者達とも徐々に打ち解けているが、不和の種は少ない方が良いだろう。それがどんなに小さなものであれ、思わぬ形で不満が芽吹く可能性も否定できないのだ。


「そういうわけで頼むのである。おそらくは旅の行程が遅れているだけだとは思うが、用心するに越したことはない故な。西の街道を軽く見回ってきてほしい」

「今は外部からの輸入に頼り切ってますからね……朝飯を食ったら早速出ますよ」


 コルラードも一応の用心として頼んできたのだろうが、その慎重さは好ましいとレウルスは思った。


 そうしてレウルスは宣言通り朝食を取り、装備を整えてからエリザ達と共に街道の巡回に向かうのだった。








「……おかしいな」


 そしてその日の正午過ぎ。


 アメンドーラ男爵領の端まで駆け抜けたレウルスは、隊商やその護衛の兵士の姿が一向に見つからないことに首を傾げるのだった。

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