フリーソフトで作る更新型デジタルサイネージ

デジタルサイネージ

フリーソフトで作るサイネージ

複数の店舗や事務所がそれぞれ自由にコンテンツを更新して、 それを一台の液晶テレビ(デジタルサイネージ)で表示できると便利です。 webブラウザにプラグインを導入するだけで、 システム開発費と運用コストを押さえれます。

用意するもの

・PCとサイネージ用テレビモニター
・WiFi等を使ったネット接続環境 
・GoogleChrome(WEBブラウザ) 
・GoogleChromeプラグイン「Revolver Tabs」 
・デジタルサイネージ用WEBページ 

導入までの手順

1、モニター(PC接続済)をWiFi経由でインターネットに接続する
2、GoogleChromeをインストールする
3、Revolver Tabsをインストールする
4、Revolver Tabsを設定する
5、Chromeが起動時に開くWEBページ(複数)を設定する
6、Chrome起動時に画面が最大化するように設定する
7、Chromeをスタートアップに登録
8、運用開始

Revolver Tabsをインストール する

https://chrome.google.com/webstore/detail/revolver-tabs/dlknooajieciikpedpldejhhijacnbda
からGoogle Chrome用プラグイン「Revolver Tabs」を導入します。 


Revolver Tabsを設定

ブラウザの右上のアイコンを「右クリック」からオプションを開く

Seconds……各タブの表示時間を秒数で設定
Auto Start……[チェックON] ブラウザ起動時にプラグインを動作させる
Reload……[チェックON] 各タブに移動する時に最新情報に更新する
Blacklist for URLs that should not be reloaded……[任意] リロードしないタブをURL指定
※例えば、全体のBGMを再生するWEBページを非更新のリストに登録すると、一つのBGMを再生しながら、各サイネージコンテンツを巡回表示できます。この場合、BGM再生を担当するコンテンツは楽曲や動画をリピート再生に設定します。

Rotate only when inactive……[チェックOFF] ブラウザ操作時にプラグインの動作を停止
※チェックを入れると、ブラウザに文字を入力するなどのアクティブな状態では、プラグインの動作が停止します。15秒間触らない状態でプラグイン動作が再開します。チェックはON・OFFどちらでも構いませんが、本稿ではOFFにしておきます。

プラグインの起動 

アイコンをクリックするとプラグインが動作します。 緑がONで赤がOFFとなります。切り替えはトグルで入れ替わります。

これで開いているタブを順番に表示していくデジタルサイネージが簡単にできました。

しかし、ここで運用に入ると課題が出てきました。やはり運用は簡単にしたいので、画面の電源オン・オフだけで運用開始すると、画面の位置がオフした時に戻らなくなりました。

調べてみると、Plug and Play(プラグインプレイ)「 周辺機器や拡張カード等を接続した際にハードウェアとファームウェア、ドライバ、オペレーティングシステム、およびアプリケーション間が自動的に協調し、機器の組み込みと設定を自動的に行う仕組み」が影響しているようだ。

モニター表示がずれる

スリープや休止状態から復帰した時に、モニタ上のアイコン位置がずれたり、他のモニターにウィンドウが移動してしまったり、ウィンドウサイズが変わってしまう問題があります。
<症状の例>
・ウィンドウサイズやアイコンの配置等が変わってしまう
・全てのウィンドウが一箇所にまとまってしまう
・整理されたアイコンの配置位置がぐちゃぐちゃになる
・解像度の誤認識でウィンドウサイズが崩れたりずれたりする
・モニター電源ONとOFFの挙動

プラグインプレイが原因か

DisplayPortにはプラグ&プレイという機能が備わっていて、DisplayPortで接続されたモニターの電源が一度でもオフになると、Windows側では、ディスプレイが切断されたと思い込みます。
切断されると、生きているモニターにアイコンやウィンドウを自動で移動させます。 その時に生きているサブモニターの解像度が優先されるので、メインモニターの解像度から変わってしまうわけです。DisplayPortで繋いだモニター設定を消去するわけではないので、電源がオンになると認識しますが、一度移動してしまったアイコンやウィンドウは元に戻せないのです。

解決方法はあるのか

ここまでの解説は、DisplayPort問題と戦ってきた先人達の知恵の結晶です。しかし、私がDisplayPort問題から完全に開放されたのは意外にも超アナログな方法です。
DisplayPort + HDMI
DisplayPort + D-sub
DisplayPort + DVI
このどれかの組み合わせでメインディスプレイとPCを二本繋げてしまう方法です。

モニター接続へ2本差し

二本差しを行うと、OS側で2つのモニターとして検出されます。検出されていれば十分で、二本目のケーブルが「私は生きています」という信号だけ残してくれます。
DisplayPortはモニターの接続断がなければ、問題のない仕様なのでこれだけで解決します。

以上