Chromeブラウザ「応答時間が長すぎます」で遅くて使えない

最近Windowsアップデートからなのか、Google Chromeで「応答時間が長すぎます」(ERR_TIMED_OUT)と接続が不安定になりました。と表示されようになりました。

この問題は、Cryptographic Service (CryptSvc)を再起動(あるいは停止)することで、対処できます。

1. はじめに

最近、Chromeブラウザの挙動がおかしい。現象としては、接続タイムアウトが頻発して、目的のサイトに繋がったり、繋がらなかったりと、速度が異常に遅く、かつ、動作が不安定です。
FirefoxやEdgeでは、このような現象は起こりません。ChromeとChrome系列のOperaに特有の問題です。
根本的な解決ではありませんが、とりあえずは、症状を回避することができました。

2. ソフトウェアのバージョン

Windows 8.1 バージョン:6.3 ビルド:9600
Windows10 Home (x64) 1803, ビルド︓17134.191
Google Chrome:バージョン: バージョン: 70.0.3538.102(Official Build) (64 ビット)

3. 症状

症状は、どのサイトへの接続も不安定で、頻繁に「このサイトにアクセスできません xxxからの応答時間が長すぎます。」とメッセージが出て接続エラーとなること(エラーコードはERR_TIMED_OUT)。
このエラーは、「安全な接続を確立しています」という段階で応答がないことが原因と考えられます。
エラー画面
ERR_TIMED_OUTエラーが発生する。

CPU使用率

このとき、Cryptographic Services(CryptSvc)のCPU使用率が高くなります
(通常は使用率0%ですが、症状が発生すると、CPU使用率が数%へと上昇しました)。
Cryptographic ServicesのCPU使用率が高くなる。

4. 原因と対処方法

4.1 原因

これは、Windows10 1808へのアップデートによって顕在化したバグ(bug:838707)とおもわれます。
このバグが原因で、Chrome系のブラウザ(Chrome, Opera, Chromium)でERR_TIMED_OUTが発生します。
Windows、Chromeのどちらの不具合かは、よく分かりませんが、同じChrome系とは言っても別のブラウザ(Opera)でも、同じ問題が発生するので、Windows側の問題かと思われます。

4.2 対処方法

Google Chrome Forumに対処方法がありました。
Google Chrome Forum: Chrome won’t navigate to any website. Windows 10 1803 fresh install – HELP

いろいろ書いてありますが、もっとも簡単でリスクがないCryptgraphic Services(CryptSvc)の再起動によって、当面の間はトラブル回避ができます。但し、Windowsの再起動では再発しますので、Windowsの再起動の度に、CryptSvcを再起動する必要があります。

また、この方法では、Operaの症状を改善することはできませんでした。不具合が頻繁に再発し、その度にCryptSvcを再起動する必要があります。

4.3 Cryptographic Servicesの再起動の方法

次の3つの方法で再起動ができます。いずれでも動作は同じです。
・「タスクマネージャ」の「サービス」タブからCryptSvcを再起動。
・「サービス管理ツール」を開き、Cryptographic Serviceを再起動。
・タスクマネージャで、「サービスホスト:Cryptographic Services」→「Cryptographic Services」で右クリックし、「サービス管理ツールを開く(O)」

CryptSvc再起動
タスクマネージャの「サービス」タブで、CryptSvcを右クリックし、「再起動(R)」する。

CPU稼働低下
Cryptographic ServicesのCPU使用率が低くなる。

4.4 CPU使用率が高くなったら、CryptSvcを再起動

Windowsを起動した後、Chromeを起動すると、CrpytSvcのCPU使用率が高くなり、接続が不安定になります。この場合、先に述べた方法で、CryptSvcを再起動すれば、正常に戻ります。

以上