基本情報
団体名称
Toybox(トイボックス)
団体種別
オールラウンドサークル(早稲田大学非公認)
会員構成
男子は早稲田・慶應、女子はインカレ
新歓情報
はじめに
現在一般的に早稲田大学は、「私学の雄」と慶應義塾大学と並び称されている。かたや日本国内に目を向ければ、私立大学は603校(文部科学省 学校基本調査より)もあるのである。世界規模では全く歯が立たないが、一方で中国では圧倒的とも言える地名度を誇っているのも事実だ。
そんな早稲田大学であるが、実際はどうなのだろう。この記事は早稲田のサークルの実態を記したものである。この記事を見たあなたが、豊かな学生生活を送る一助となれば幸いである。
Toyboxの新歓イベントに参加したOさん
Oさんはこの春、早稲田大学に入学した。Twitterの投稿を見てToyboxの新歓イベントに参加したという。匿名を条件に新歓コンパの想像を絶する惨状を語ってくれた。
コンパ会場へ
「本当は6時集合だったのですが、私は6限まで授業があったので先輩に遅れても大丈夫か尋ねました。大半の参加者が遅刻するので問題ないとのことで、安心して6時半ごろに大学近くのコンパ会場へ向かいました。この時点ではまだ参加者の姿はまばらでした」
Oさんはそういって話を続ける。
「会場に着くと、先輩と話しました。先輩がいうには、学校にはテスト前しか行かないとのことで、大学の実情を知った気分となりました。彼はまた、新入生の女子に、『単位取得のためにはメリハリが大事だ』と熱く語っていました」
コンパが始まる
「7時近くになると会場も大分混雑してきて、先輩に案内された席に座りました。新入生の男子は会場の隅のテーブルに押し込まれました。先輩方は新入生の女子を囲んでネームタグを書いていました。私達男子にはネームタグは配られませんでした。先輩方は、ネームタグを貼ってあげるよと言いながら、女子の胸を触っていました。女子もやめてと言いながらも受け入れているような状況でした」
Oさんは一種のおぞましさを感じたという。この春大学に入学したばかりで、まだその雰囲気には抵抗があった。そのOさんに対し、冒頭からToyboxは衝撃の光景を見せつけてきた。
「幹事長が挨拶をしたところで、早速コールが始まりました。彼が白ワインを一気飲みすると、それに続くような形で、会計も一気飲みをし始めました。あたりはにわかにその雰囲気に変わりまして、遅れてコンパに参加してくる人は全員が一気飲みをしなければいけないような惨状でした。テーブルの横にはでかいゴミ箱があって、飲んで即吐いているような人も多くいました」
一気飲みに次ぐ一気飲み
「新入生男子のテーブルには先輩方がやってきて、一人ずつ潰すからと言われ、白ワインの一気飲みを強制されました。一方で、女子には飲みを強制しているようには見えませんでした。コンパが始まって15分もしないうちに、会場で抱き合う男女が散見できました」
まさに新入生男子は先輩たちの「おもちゃ(=Toy)」となっていたという。しかし、彼らは新入生男子を酔わせるだけ酔わし、遊びつくすと女子の元へと戻って行った。新入生男子は相当散々な目にあったようだ。
「数分もしないうちにゲームが開催されました。男子は白ワインをコップで一気のみさせられました。飲み干して、ちやほやされている男子がいると、先輩は『そんなん何もすごくない』とその男子に対して怒った様子でした。結局、その男子は先輩に強要され瓶半分程を一気飲みさせられてしまいました。一方で、女子もゲーム慣れしている様子で、その感じがまた、ゲームをさらに助長させてしまうのです」
場は非常なる様相を示していた。この頃になると、特に1年生の理性が崩壊してしまった。なんと、トイレで○〇〇しようとする者までもが現れたという。これは人間の理性の敗北だった。ただ、場が乱れすぎており、その結末はわからなったという。
ロータリー集合から二次会へ
「すでに大勢の男女が酔いつぶれていました。女子を男子が担いで皆ロータリーに集まり、二次会への参加を勧められました。1年男子は誰も行きませんでした。1次会のとき行くといっていた男子は、女の先輩と肩を組みながらトイレに行くといって、そのまま、どこか私の知らないところへ消えていったのです」
こうして一次会は終わり、二次会へと移行した。このような会が一次会で終わることはまずない。
「二次会の会場はカラオケバーでした。トイレでは常時誰かが嘔吐していました。床に倒れこんでいる学生もおり、口をビニール袋で抑えていました。この状況は、地獄と呼ぶに相応しいものでした」
「席に着くと、一次会で盛んに一気飲みを勧めていた先輩が一杯のオレンジジュースをくれました。ただのオレンジジュースでした。飲み終わる前に先輩がもう一杯用意してくれて、今度は一気飲みするよう煽られました。それはテキーラのオレンジジュース割でした」
「抱き着いたり、膝枕をしたり、キスをしたり。次第に、飲み物はワインからテキーラに変わって行きました。トイレに行くと吐瀉物まみれのコートが捨ててありました。一次会と比べて会場のごみ箱の数が少なく、容量も小さかったため、皆床や衣類に嘔吐していました。これらの吐瀉物は誰にも片付けられることはなく、そこら中に放置されていました」
そんな苦境に陥りながらも、Oさんは逃げ出すことはなかった。
われらが行手は窮まり知らず
「そしてその雰囲気は全体を飲み込んでいくようにさらに加速していったのです。特にその傾向が顕著だったのがトイレ周りです」
この頃には酔いが最絶頂になっており、現にOさんもこの時の記憶が不明瞭であるという。しかし、朧ながらに見た光景が忘れられないと、強い口調で次のように語る。
「この頃には女子トイレと男子トイレの区別がなくなっていました。男子が女子トイレで用を足しても全くもって許されるような状況でありました。もはや女子も鍵を閉めないで用を足していました。まさに『カオス』でした」
解散
解散の時点で深夜0時で回っていた。一部の学生は店から出てすぐに路上で嘔吐。終電を逃した女子は、一人暮らしの男子の家に泊まるのだといっていたそうだ。
総評
極めて民度が低く、一気、嘔吐、戯れのオンパレード。しかし、Oさんはこの新歓コンパに対して楽しかったと言っている。ただ、新入生男子だと浴びるように酒を飲まされるそうだ。この雰囲気に合う、合わないがあると思うが、お酒が強い人、お酒を飲んでいる男子が好きな女子、そして少し過激な出会いを求めている人は挑戦してみる価値はあるかもしれない。
評価点
未成年者飲酒(5/5)|強制
一気飲み(5/5)|強制
迷惑行為(4/5)|そこら中での嘔吐
合計(14/15)|極めて悪質
Toyboxの名は新入生を泥酔させて「おもちゃ」として扱うことに由来するという話はあながち嘘ではなさそうだ。
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