「もう一度夜を止めて」崎谷さん 27年間ストーカー被害を告白
ライブに婚姻届を持って乱入。
有名シンガー・ソングライターが、27年間に及ぶストーカー被害を独占告白。
「もう一度夜を止めて」など、多くのラブソングを世に送り出したほか、斉藤由貴さんや柴咲コウさんなど、多くの歌手に楽曲を提供してきたシンガー・ソングライターの崎谷健次郎さん(56)。
その崎谷さんが、「私、27年間ストーカーされているんです。つらいはとうに通り越している」と、カメラの前で告白した。
崎谷さんにストーカー行為を続けてきたのは、崎谷さんの前妻の知り合いだった。
崎谷さん「(ストーカー行為をされたきっかけは?)1991年にレコーディングでニューヨークに行った時に、(元妻の)知り合いということで、女も一緒に会ったことがある。女が私のホテルにやってきて、過ちが一度ありました」
1991年ニューヨークで出会ったその翌年、崎谷さんがリリースした曲が自分への思いをつづった曲だと思い込んだという女。
ストーカー行為は、その時から始まったという。
崎谷さん「(具体的にはどんなストーカー行為?)血判状。『崎谷に会わせなさい』というものが送りつけられる。ライブの最中に立ち上がって、観客席からステージに向かって歩いてきて、ステージの上に婚姻届を置く」
「血判状」に「婚姻届」。
相手のストーカー行為は、さらにエスカレート。
崎谷さん「偽名を使ってライブに来ようとする。体をぴったりつくような状態で、『好きです』と言って、わんわん泣き出した」
2018年ごろからは、インターネット上で誹謗(ひぼう)中傷を行うようにもなり、つきまとい行為も深刻化。
そこで、警察に相談したところ、6月、女はストーカー規制法違反の疑いで逮捕された。
実に、27年間に及びストーカー被害に悩まされてきた崎谷さん。
しかし、不安は今もぬぐえないという。
崎谷さん「逮捕された、それでもやめないかもしれない。『よかったですね』の言葉があたらない、危険すぎて。迷惑があることをわかってほしい、反省してほしい、やめてほしいことを彼女に訴えたい」