海老名版 掲載号:2015年9月25日号 エリアトップへ

海老名市立中央図書館の館長に就任した 高橋 聡さん 勝瀬在住 43歳

掲載号:2015年9月25日号

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改装を機に新風吹き込む

 ○…「まち開き」初日となる10月1日にリニューアルオープンを迎える「海老名市立中央図書館」。蔦屋書店の機能やスターバックスコーヒーの参入、イベント企画など、ハード・ソフト面ともに充実を図っていく。「海老名市と共同事業体の(株)図書館流通センターほか周辺地域の図書館とも連携し、幅広い利用者に喜んで頂ける、魅力ある図書館づくりに努めます」と意気込みを見せる。

 ○…今回のリニューアルでは開館日・時間の拡充やカフェの併設など利便性向上に加え、内観を一新。その設計から携わり、デザインや機能性にもこだわった。館内は交流やビジネス、キッズなど、フロアやエリアによってテーマが設けられ、老若男女問わず快適に利用できるよう環境を整備。こうした配慮の数々は、市民全体のわずか2割程度に留まった旧図書館の利用率を上げたいという思いの表れ。「(逆に)8割の市民が足を運んでもらえるようにしていきたい」と抱負を語る。

 ○…2012年、「TSUTAYA」などを手掛ける「カルチュア・コンビニエンス・クラブ(株)」が全国で初めて着手したことで大きな注目を集めた「武雄市図書館」の初代館長を務め、来館者数を約4倍増加させた。全国2番目となる海老名では、これまでの豊富な経験とスタッフを引き連れて挑戦。「自分たちが住んでいないと地域の要望を汲むことが出来ない」とし「私を含め社員は佐賀県から引っ越してきました。今は勝瀬在住の海老名市民です」と少し誇らしげな表情で微笑む。

 ○…オープンに向けた作業で、てんてこ舞いの日々だが市内の飲食店やイベント事など僅かな時間を見つけては地域ニーズを得ようと飛び回る。「ただ本を貸し出す場ではなく、PRや知識・交流を深める舞台にしたい」と持論を語る。”身近な場”を目指し地元の人によるセミナーやマルシェなど、地域に根付いた企画も将来展望に入れている。

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