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【グラニュース】

菅原、オランダ移籍 ラストゲーム 置き土産の勝利を

2019年6月19日 紙面から

先月8日のC大阪で相手と競り合う菅原=パロマ瑞穂スタジアムで

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 名古屋グランパスは18日、U-20代表のDF菅原由勢(ゆきなり、18)がオランダ1部のAZアルクマールに期限付き移籍すると発表した。期間は1年間。愛知県豊川市出身で中学時代からグランパスの下部組織でプレーを磨いてきた地元の星が、18歳での欧州挑戦を決断した。19日のルヴァン杯プレーオフステージ第1戦仙台戦(パロマ瑞穂)が、移籍前最後の試合となる。

 地元に生まれ、地元で育った金の卵が、愛するクラブを離れることを決めた。行き先は、オランダ。菅原はクラブを通じてコメントを発表。クラブへの感謝とともに、力強く決意表明した。

 「僕自身が選手として、人としての殻を破り、成長するには日本を出て世界に行かなければいけないと強く思いました。僕はこのクラブ(グランパス)を心から愛しています。しっかりとファミリーの皆さんにいい報告が出来るように頑張ります。行ってきます!!」

 高校生だった昨季は主にセンターバックでリーグ13試合に出場したが、今季はこれまで出場なし。一方、5~6月にポーランドで行われたU-20W杯で日本代表として全4試合にサイドバックで先発。ベスト16入りに攻守両面で貢献し、欧州クラブからのオファーを勝ち取った。

 移籍先のAZアルクマールは過去にリーグ優勝の経験もある強豪で昨季は4位。オランダ1部では昨季は日本代表MF堂安(フローニンゲン)らがプレー。活躍すれば、かねて目標と公言してきた東京五輪代表入りにつながる可能性もある。

 

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