アイドルグループ「アンジュルム」の和田彩花(24)が18日、東京・日本武道館で行われた春ツアーのファイナルをもってハロー!プロジェクトおよびグループを卒業した。2004年にハロプロエッグとなり、10年に「スマイレージ」として「夢見る 15歳(フィフティーン)」でメジャーデビュー、リーダーに就任した。エッグ期間を含めハロプロ在籍期間は15年となり、過去最長となる。
14年に「アンジュルム」に改名。7期生までの後輩11人を支えてきた。この日は、過去メンバー全員のほか、今月3日に結婚した南海キャンディーズの山里亮太(42)&女優の蒼井優(33)夫妻も駆けつけ、別々の客席で大好きなアンジュルムの勇姿を見届けた。公演終了後、舞台裏でメンバー全員と山里夫妻で記念撮影したそうで和田は「ビッグな2人。結婚は自分のことのようにうれしいです」とうれしそうに語った。
和田の卒業をもってグループの第1章は完結。第2章を歩む後輩たちに向け、和田は「みんなが食べ残すピーマン、ニンジン、しいたけを誰が食べるのか。いちばん心配なのは靴を脱いだとき、そろえない」などと不安要素をぶつけて笑わせながら「ずっと仲間であり、心はずっと一緒です」と背中を押した。
卒業後は大学院の修士論文に力を入れつつ、ソロとして活動を継続。「女性としての在り方について見つめ直し、アイドルの解釈の幅を広げていきたい」と話した。