今回は、堅展実業、厚岸蒸溜所の厚岸ニューボーン ファウンデーション2を飲みます。
これまでに、厚岸蒸溜所がニューボーン(熟成が3年未満の原酒)としては3つのボトルをリリースしており、ファウンデーション1はバーボン樽熟成でノンピート、ファウンデーション3は1同様のノンピートモルトをミズナラ樽で熟成させたものです。
そしてファウンデーション2は、バーボン樽熟成でピーテッドモルトを使っているのが特徴となります。
厚岸蒸溜所では、冬期を除いて、春と秋に分け、春はノンピートモルト、秋はピーテッドモルトを使って蒸溜、熟成を行っています。
このファウンデーション2も、2016年から2017年の秋に蒸溜を行った原酒が使われていると思われます。
当方にとっては、ファウンデーション2だけが買いそびれていたのですが、ウイスキーの興味がある知人よりこのボトルを頂けることが出来、レビューに至ることが出来ました。この場を借りてお礼申し上げます。
グラスに注ぐと、液色は淡いシャンパンゴールド、香りは正露丸のようなピートが鼻をくすぐります。
口に含むと、やはり正露丸の香りが一気に広がり、後からはヨード、昆布、ウッドチップ、レモンが続きます。
味わいは、アルコールからの辛みが強めで、後から酸味がしっかりやってきます。
ロックにすると、ブドウの香りが先行し、ウッドチップ、ピート、カカオと続きます。
味わいは酸味が強く、ほのかにほろ苦さも感じ取れます。
ハイボールでは、引き続きブドウ、ピート、ウッディさが交互に香っていきます。
味わいは多少ビターが強めとなります。
ノンピートのファウンデーション1と比べると、アイラモルトを彷彿とさせるピートとレモンの爽やかさが主体で、バニラやアーモンドの香りは抑えられた印象です。
堅展実業の樋田社長が衝撃を受け、自らの手で作りたかったアイラモルトを思わせるウイスキーが、このボトルに収まっていると言って良いでしょう。
まだ2年も経っていないニューボンでありながらも、その出来の良さには、今後の熟成が楽しみになります。
200mL、アルコール度数58度、価格は4320円。ただし、ネットでは既に倍以上の値段がつけられています。
ピートの効いた原酒
そしてファウンデーション2は、バーボン樽熟成でピーテッドモルトを使っているのが特徴となります。
厚岸蒸溜所では、冬期を除いて、春と秋に分け、春はノンピートモルト、秋はピーテッドモルトを使って蒸溜、熟成を行っています。
このファウンデーション2も、2016年から2017年の秋に蒸溜を行った原酒が使われていると思われます。
当方にとっては、ファウンデーション2だけが買いそびれていたのですが、ウイスキーの興味がある知人よりこのボトルを頂けることが出来、レビューに至ることが出来ました。この場を借りてお礼申し上げます。
アイラモルトを彷彿とさせる強烈なピート
では、ストレートから飲みます。グラスに注ぐと、液色は淡いシャンパンゴールド、香りは正露丸のようなピートが鼻をくすぐります。
口に含むと、やはり正露丸の香りが一気に広がり、後からはヨード、昆布、ウッドチップ、レモンが続きます。
味わいは、アルコールからの辛みが強めで、後から酸味がしっかりやってきます。
ロックにすると、ブドウの香りが先行し、ウッドチップ、ピート、カカオと続きます。
味わいは酸味が強く、ほのかにほろ苦さも感じ取れます。
ハイボールでは、引き続きブドウ、ピート、ウッディさが交互に香っていきます。
味わいは多少ビターが強めとなります。
ノンピートのファウンデーション1と比べると、アイラモルトを彷彿とさせるピートとレモンの爽やかさが主体で、バニラやアーモンドの香りは抑えられた印象です。
堅展実業の樋田社長が衝撃を受け、自らの手で作りたかったアイラモルトを思わせるウイスキーが、このボトルに収まっていると言って良いでしょう。
まだ2年も経っていないニューボンでありながらも、その出来の良さには、今後の熟成が楽しみになります。
200mL、アルコール度数58度、価格は4320円。ただし、ネットでは既に倍以上の値段がつけられています。
<個人的評価>
- 香り A: 正露丸、昆布を思わせるピート。その後はウッドチップ、レモン。奥からカカオ。
- 味わい B: 全体的に酸味が主体でビターは控えめ。
- 総評 A: 2年未満ながら完成度が高く、これからの熟成が楽しみになる。
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