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アナザーストーリーズ「“太陽にほえろ!”誕生~熱きドラマ、若者たちは走った~」

伝説の刑事ドラマ「太陽にほえろ!」、その知られざる舞台裏!1972年7月21日に始まったドラマの制作現場はスケジュールもキャスティングもすべてがギリギリ。その現場に驚くべき緊張を与えたのは、“マカロニ”というニックネームで登場する新人刑事、萩原健一だった。脚本や役柄、果てはテーマ曲にまで口を出す劇薬のような萩原。その素顔と熱すぎる現場を“ゴリさん”役の竜雷太や“殿下”役の小野寺昭ら制作陣が明かす。

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1972年7月21日に放送開始した伝説の刑事ドラマ『太陽にほえろ!』は、日本テレビが開局以来続けてきたプロレス中継が打ち切りとなり急きょ企画されたドラマだった。

番組を企画し番組終了までプロデューサーを務めた岡田晋吉(おかだ・ひろきち)。石原裕次郎の相手役となる若手刑事にエネルギーを持った俳優を探し求めていた。

石原裕次郎とのW主演で若手刑事役に起用された萩原健一。萩原は撮影前から岡田に様々な注文をつけたが、その事が『太陽にほえろ!』をこれまでにない魅力的なドラマにしていく。

「殿下」役の小野寺昭。当時若手俳優だった小野寺は、個性派ぞろいの共演者たちを見て「張りあっても勝てるはずがない」と感じ、無個性を貫こうと考えた。しかしそんな彼を、萩原健一との出会いが変えていった。