オウンドメディア成功事例10選!【長く生き続けるための考え方】
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2019.06.07
田中 雄介
MARKETING
2012年、中途採用でPLAN-Bに入社。コンテンツディレクターとしてコンテンツマーケティングを中心に、さまざまなコンテンツの企画・制作の進行管理に従事。
世の中にはさまざまな「◯◯メディア」という言葉があふれています。今回は、このメディアの違いと大手ポータルサイトであるYahoo!に、ニュースの掲載をされるためのアプローチ方法を紹介します。
Yahoo!ニュースの編集部には、300社超、約450のメディアサイトから1日に4,000本以上の記事が配信されています。提供しているメディアサイトはYahoo!ニュースのトピックスと呼ばれる最も目立つ部分に掲載されることを目的にYahoo!へ記事を配信しているケースが多いです。
なぜかというと、ニュースには大量のユーザーが殺到するからです。年間1,500億PV、月間125億PVを記録しています。「国内」「経済」「エンタメ」「スポーツ」などのジャンルごとに8本、さらにそのなかでも選りすぐりの8本が「ニュース」タブ内に表示されます。
影響力は有名雑誌や大手紙、テレビで特集されることに匹敵するといっても過言ではなく、ここにリンクがつけられた企業サイトやブログがサーバダウンしてしまうこともあります。その現象は俗に、「Yahoo!砲」「ヤフトピ砲」と呼ばれることもあります。
Webメディアという言葉自体に定義はないとされていますが、Mediumの複数形であるメディア(Media)には「中間」「間に入って媒介するもの」という意味があります。それが転じて「情報の媒体」である新聞やテレビなどをメディアと呼ぶようになったとされています。
これにWebをつなげることから、Webメディアとは「なんらかの情報を発信しているWebサイトなどの媒体」ということになり、Webで公開されているものは、すべてWebメディアであるともいえるでしょう。
さまざまなサイトが存在するWebの世界では、一般的には以下のような「メディア」として分類されることが多いようです。
これらの分類で最も大きな違いは、オリジナルコンテンツを配信するにあたって従来のメディアが持っている「編集部」としての機能を有しているかどうかであり、これは1次メディアにのみ存在する特徴といえます。
ほとんどが編集部機能を持ち合わせているといえるオウンドメディアは、その意味において1次メディアだということができますが、多くの1次メディアの目的が「メディア運営による収益化」を大きな目的としているのに対し、価値ある情報提供によってユーザー自ら情報取得を促す「プル型マーケティング」が目的とされる点でオウンドメディアは異なっています。
本年3月に行われた「Yahoo!ニュース パートナーカンファレンス 2018 」で、年間1,500億PVにまで達していることが明かされました。この数値は4年前の約1.8倍の推移です。新聞社やエンタメ系に強いサイトでもPVが月間1億から数億ほどにとどまることを考えれば、Yahoo!ニュースは月間換算125億PVとケタ違いの数字をたたき出しているわけです。
今回は、Yahoo!!しぼりアプローチ方法をご紹介します。
newsHACK:YAhoo!ニュースパートナーカンファレンス2018を開催しました
繰り返しますがこのメディアには、一日4,000以上もの記事が掲載されています。記事のもととなっているのが、「Yahoo!ニュース提供社」と呼ばれる各メディアです。
これらサイトに「記事」として取り上げてもらうことで、ほぼ自動的にヤフーニュースに掲載となるのです。提供社によっては、一部提携していないニュースカテゴリーもありますので確認の上アプローチしてください。
最近では、Yahoo!個人(Author)というカテゴリーも作られ、各分野のインフルエンサーの方がオリジナルの記事やブログ記事を投稿しています。
最近ではこうしたYahoo!個人の記事が、トピックスへ派生するケースも増えてきました。直接アプローチすることは難しいかもしれませんが、関連分野であれば情報提供してみるのも悪くないかと思います。
168ものニュース提供社を持つYahoo!ニュース。しかしトピックスで紹介したいほど面白いネタがあったとしても、提携元168メディアがどこも扱わなければ、仕組み上Yahoo!ニュースでは紹介できませんでした。
これを解決するために、Yahoo!は新会社を設立し、編集機能を持たせたTHE PAGEというニュースサイトを作りました。このニュースサイトができたことで、編集機能を持たなかったYahoo!ニュースが(子会社を通して)実質編集機能を持った、ということになります。
このPAGEは編集機能を持ったひとつのメディアですから、プレスリリースを送るなど、直接アプローチしてみてみるのもひとつの方法です。
記事を選ぶ上でのポイントは、以下の7つです。
これらを総合的に判断してメンバー一人ひとりが記事を選び、トピックスとして掲出しています。
アプローチ方法が完璧でも、配信しているコンテンツに面白さや役立つ情報がなければ掲載されることはありません。メディア運用者は数値を追うことの重要性とか価値あるコンテンツ制作に取り組みましょう。