【サッカー】久保建英レアル移籍 公式サイトが正式発表 5年契約、バイエルン戦でデビューも2019年6月14日 22時0分
サッカーのスペイン1部リーグの名門レアル・マドリードは14日、公式サイトでFC東京の日本代表MF久保建英(18)の来季加入を発表した。契約期間は5年間で、年俸200万ユーロ(約2億4000万円)。FC東京も同日、レアルへの完全移籍を発表した。 当面は3部相当のセカンドチーム(カスティージャ)でのプレーとなるが、日本サッカー界の未来を背負う逸材が、正式に「白い巨人」の一員に加わった。スペインでレアルとライバル関係にある、バルセロナの育成組織出身の久保建は、2国間移籍に年齢制限を設ける国際ルールによって2015年に帰国を余儀なくされた。その後、加入したFC東京の下部組織で順調に成長し、17年11月に異例の16歳でトップチーム昇格を飾った。 今季は首位を走る東京の主力として13試合に出場して4得点。先日9日の日本代表国際親善試合・エルサルバドル戦では途中出場し、A代表デビューも飾っていた。 移籍先には古巣のバルセロナのほか、パリ・サンジェルマンなど世界屈指の強豪も候補に挙がっていたが、ともに最多のスペイン1部リーグ33度、欧州チャンピオンズリーグ13度制覇を誇るレアルへの加入が決まった。A代表に上り詰めた久保建の新たな挑戦がいよいよ始まる。 ◆デビューはバイエルン戦か 久保建は、レアル・マドリードの米ツアー(インターナショナル・チャンピオンズ・カップ)に参加予定。レアルは7月21日にバイエルン・ミュンヘン、同24日にアーセナル、同27日にアトレチコ・マドリードと対戦する。
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