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先人たちが目指した日本の姿。それは私達の国が常に「よろこびあふれる楽しい国(=豈国)」であり続けることです。


祖先の思い、命の責任

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謙虚に自分の人生を見つめ、すこしでも向上し、すこしでもより良く残された人生を過ごしていく。
そのことが、我が身の後世へのとても大切な責任となるということに、あらためて気付かされるように思います。


20190611 いのちのまつり
(画像はクリックすると、お借りした当該画像の元ページに飛ぶようにしています。
画像は単なるイメージで本編とは関係のないものです。)


よく言われることですし、講演などでもよくお話することですが、
自分がこの世に生まれてくるためには、父と母、二人の存在がなければなりません。
その父母が生まれてくるためには、父の父母である祖父母、母の父母である祖父母の四人がいなければりません。
その祖父母が生まれてくるためには8人の曾祖父母、
曾祖父母が生まれてくためには16人の高祖父母がいなければなりません。
以下、下の表のようになります。



御覧頂いてわかりますように、27代さかのぼると、ご先祖の数は1億3千万人を越えます。
いま、自分が生まれてくるために、なんとそれだけの数のご先祖が必要になるわけです。
もっとも、実際に27代というとだいたい一世代が25年ですので、およそ700年前になり、その700年前といえば鎌倉時代頃になりますが、鎌倉時代の日本の人口はおよそ700万人です。
実際には700万人しかいなかったのに、理論上は1億人以上いるのはなぜかと言えば、ご先祖がどこかで「かぶっている」からです。

20190611 ご先祖の数jpg



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そして日本は、鎌倉時代に始まった国ではなく、もっとずっと以前から存在します。
考古学上も12万年前には、すでに日本列島に人が住んでいました。
ということは、私達日本人は、誰もが過去の何処かで、何度も繰り返し共通のご祖先を持っているということになります。
つまり、日本人は、誰もが親戚なのです。

実際に子を持つ親となり、その子が結婚して孫が生まれますと、じいちゃん、ばあちゃんの願いは、これは本当に誰もが、孫が可愛くてしかたがない。
孫には絶対に、なにがなんでも幸せになってもらいたい。
それがさらに、孫の子、つまり曾孫の顔でも見ようものなら、もうかわいくてかわいくて・・・。

そういう想いの連鎖の中に、私達のいまの命があります。
上に、27代さかのぼると、ご先祖の数は1億人を超えると書きましたが、そのご先祖中の誰かひとりでもいなければ、いまの私達の命はありません。
どれだけ貴重な命かということです。

しかも、そのご先祖たちの全員が、子や孫や曾孫や玄孫たちの幸せを願って生きてこられた。
つまり私達ひとりひとりの命は、そんな何億人ものご先祖たちの、幸せに生きてもらいたいという強い想いの果にある、ということです。

でも、それだけではないのです。

上に述べた27代さかのぼるとご祖先の数が1億人を超えるということは、今度は逆に、自分ひとりのDNAが、27代先には1億人を超える子孫に影響を与えるということでもあるのです。
つまり、自分の生きざまは、子に影響を与えますが、その生命の連鎖は、その後もずっと続いて、これから先の未来に生まれてくる何千万、何億の子孫に影響を与え続けていくわけです。

そう考えると、すくなくとも残された自分の人生を、ただ他人の悪口を云うだけに使ったり、恨みや嫉妬に使ったりすることが、いかに愚かしいことなのか。
謙虚に自分の人生を見つめ、すこしでも向上し、すこしでもより良く残された人生を過ごしていく。
そのことが、我が身の後世へのとても大切な責任となるということに、あらためて気付かされるように思います。

トップに張った画像は、伊勢修養団で教えていただいた草場 一寿 (著), 平安座 資尚 (イラスト)の絵本
『いのちのまつり』です。
この絵本には続編があって、それが
『いのちのまつり みらいへ』です。
どちらもオススメです。


 

お読みいただき、ありがとうございました。


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ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず

Author:小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず
連絡先: nezu3344@gmail.com
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんのひとりごと」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「奇跡の将軍樋口季一郎」、「古事記から読み解く経営の真髄」などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。

日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
(著書)

『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』

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私は、相手に対する尊敬の念を持たず、互譲の精神も、相手から学ぼうとする姿勢も持ち合わせない議論は、単なる空論でしかなく、簡単に言ってしまえば、単なる揶揄、いいがかりに他ならないものであると断じます。

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