【いだてん】第22話と第23話ネタバレ感想:おりんと孝蔵の結婚/女子初オリンピック選手・人見絹枝/菅原小春登場【東京オリムピック噺 大河ドラマ 中村勘九郎・阿部サダヲW主演】

2019年の大河ドラマは、宮藤官九郎オリジナル脚本の「いだてん~東京オリムピック噺」です。

「いだてん」は、1912年のオリンピック初参加から、1964年の「オリンピック」開催までの激動の52年間を、歴史に翻弄されたスポーツマンたちの姿を通して描く「東京&オリンピック」の物語。

2020年の東京オリンピックを目前に控えた2019年の大河ドラマにふさわしい題材ですね。

こちらの記事ではドラマ『いだてん~東京オリムピック噺』の第22話と次回の第23話のネタバレや感想とあらすじを紹介していきます!

 

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2019.01.05

「いだてん~東京オリムピック噺」第22話あらすじや感想とネタバレ

 

第22話あらすじ

東京府立第二高等女学校では、四三(中村勘九郎)の熱血指導によって女学生たちがスポーツに打ち込んでいた。教え子の富江(黒島結菜)たちは全国的なスポーツアイドルとなるが、その前に日本女性離れした見事な体格の人見絹枝(菅原小春)が立ちはだかる。四三の指導を手伝うシマ(杉咲 花)も大きな悩みを抱え、それをスヤ(綾瀬はるか)に打ち明ける。一方、真打昇進を果たしてもすさんだ生活を送る孝蔵(森山未來)には見合い話が舞い込む。

 

第22話の感想やネタバレ

 

第22話の感想

 

世話焼き夫婦ですが、大好きです!!孝蔵は人に恵まれていますね!!

 

この時代だと、今よりもっと悩んだことでしょうね…。

 

 

 

 

美川くん…ついにそんな怪しげな露天商に…。

 

「そのとーり!!」と思った視聴者は多いことでしょう!!

 

当たり前といえばそうですが、胸が熱くなりました!!

 

 

 

 

 

四三は本当に幸せですね!!もちろん、四三の生き方が彼女たちを変えたのだと思いますが。

 

 

 

胸が熱くなる回でした!四三が富江の父に物申すシーンは特に!!今はある程度当たり前のことも、この時代では厳しかったのですね…。そして、こういう風にきちんと信念を持った人々によって、現在の常識が作られ、また塗り替えられていくのですね!

 

第22話のネタバレ

孝蔵、真打ち昇進と結婚

ガガーリンが宇宙へ飛んでいった時代、テレビ寄席が始まっていた。

朝太はドサ回りから帰り、コロコロと名前を変えていた。高座で志ん生はその理由を借金取りから逃げるためと笑いを誘う。朝太から二つ目の圓菊、金原亭馬太郎、その後もコロコロと名前を変え、金原亭馬きんとなり、真打ち昇進を果たす。そもそも金原亭に入ったのは席亭である鈴木孝一郎が孝蔵の才能に惚れ、金原亭の六代目・馬生とともに声をかけたのがきっかけだった。初め、孝蔵はあっさり断った。羽織も着物もないという孝蔵に馬生は風呂敷を広げた。小円朝の兄弟子だった万朝が、今は栃木で太鼓持ちをやっていて、孝蔵のことを気にかけていたと聞かされた孝蔵。万朝は馬生の元に手紙を書き、孝蔵は無精で困っているだろうと、羽織を送ってきたという。しかし、早めに渡すと質に入れてしまうため、大事な時に渡してほしいと書かれていた。孝蔵はその羽織を受け取り、鈴木から袴や足袋などをもらい、金原亭に入った。

こうして、迎えた真打ち口上の日、羽織も袴も何も持たず現れた孝蔵。全て質に入れていた。「しょうがねぇ野郎なんだからしょうがねぇだろう」と開きおなる始末。真打ちになっても荒んだ生活を続ける孝蔵を見兼ねた小梅と清さんのはからいで、おりんとの見合いを勧められた。孝蔵はうまい話だと疑うが、おりんは既に孝蔵の寄席を見ているという。高座の姿を見たおりんはじっと孝蔵を見つめていた。こうして、見合いした孝蔵はおりんを妻にした。しかし、祝儀をそのまま持ち出し、「今夜は帰らない」とでかけていった。

女子スポーツの光

一方、四三をパパと呼ぶ竹早の生徒たちはスポーツに目覚めていた。主にテニスをしていた生徒たちはフランス人テニス選手のスザンヌに憧れた。そしてオリジナルのユニフォームをハリマヤで手作りした富江と梶原は、運動会のアイドル的存在となる。そんな様子を本庄が取材に訪れ、初のオリンピック選手である四三が女子スポーツへ踏み込んだことに興味を持った。本庄の取材で手作りユニフォームは話題沸騰となり、シマの夫・増野の務めるデパートでもショウウィンドウに飾られるほどだった。それとは逆に話題にも上がらなかったのは、この頃野口が発行した「アスレチックス」という本だった。

そしてもう一つ、竹早の生徒たちの興味は陸上選手のシャンな(=美しい)脚にあり、四三の脚を一目見たいとハリマヤを訪れる。脚を見せてほしいと言われた四三は満更でもない様子で鼻の下を伸ばし自慢げに見せた。四三をパパと呼び、脚を触りまくる生徒たちを制止しようとするスヤは、四三の態度に呆れていた。四三のマラソンで鍛えた脚を見た富江たちは走ると決意する。そうと決まれば早速足袋だと言い、ハリマヤで足袋を仕立て、走り出した。

シマ、妊娠

シマも走りたかったが、留守番していた。妊娠が分かり、そうはいかなくなったのだ。悩んでいる様子のシマにスヤは、女子体育と結婚したのではないと言い、スポーツと妊娠は別物だと声をかけた。四三にがっかりされるのではと思っていたシマだが、スヤはそんなこと絶対にないと断言。その言葉通り、四三はシマの妊娠を心から喜んだ。そして恩師であるトクヨにも妊娠を報告した。その頃、トクヨは野口への傷心を乗り越え、二階堂体操塾(現在の日本女子体育大学)を設立した。

人見絹枝

竹早の生徒を引き連れ、岡山へ遠征した四三とシマは、後の女子初のオリンピック選手となる人見絹枝に出会う。人見に惨敗した富江と梶原は悔しい思いをしたが、敗北は強くなるためにあると四三は励ました。そしてシマは人見を四三の元で育ててはどうかと考え、声を掛ける。人見は人並み外れた身体能力と高身長からバケモノなどと言われ心を閉ざしていた。四三は陸上向きかどうか知るために、人見に脚を見せてほしいと言う四三。脚に触れた瞬間、蹴飛ばされた。

スヤ、第二子を出産

翌年、大賞11年春、第二子となる長女・正子を出産。この頃、シマも長女を出産した。この後、スヤは東京で暮らし、身ごもっては熊本へ帰るという生活を繰り返し、1男5女を儲ける。

富江の決意

四三の立案で女子の陸上競技大会が開かれた。四三はこの大会を女子オリンピックの第一歩と考えていた。この大会に参加しないかと人見に手紙を書いたシマだが、この大会には人見は現れなかった。この大会で富江はハードルに出場する。しかし、スタート前、靴を気にする富江。四三が駆け寄ると、スパイクがきついと言う。そしておもむろに靴下を脱ぎはじめた富江。周りからは悲鳴が上がった。富江は素足にスパイクというスタイルで日本記録を出す。

時代の変化の兆し

女子スポーツが浸透しつつあることに嬉しそうな治五郎。しかし、新聞で腹立たしい記事を目にする。素足をはしたないとクレームをつける文部省。この時代、女子が脚を見せるなどもってのほかだったのだ。そして富江の父・大作は、道端で怪しげな露天商となった美川が、富江のハードルの時の素足の写真を売っている所を通りかかり、体協に猛抗議した。四三はなぜ素足がいけないのかと反論し、素足がどうのこうのと言う前に、日本記録を出したことを褒めてやれと言い放つ。しかし、大作を敵に回した四三は退職するよう迫られる。その事態に富江ら生徒は教室に立てこもり、四三の解雇に断固反対したのだった。

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2019.01.05

「いだてん~東京オリムピック噺」第23話あらすじや感想とネタバレ

 

第23話あらすじ

四三(中村勘九郎)やシマ(杉咲 花)の提案で、富江(黒島結菜)は父の大作(板尾創路)と駆けっこで競走。鍛えた女性は男に勝てると証明する。治五郎(役所広司)はスポーツが育ってきた日本でオリンピックを開催できるよう神宮外苑競技場の完成を急ぐ。方や、孝蔵(森山未來)とおりん(夏帆)夫婦は、貧乏と夫の酒浸りの生活のせいで破局寸前に。そんな折、関東大震災が発生! 混乱の中で孝蔵は妻をかばう。

 

第23話の反応と期待の声

 

 

 

 

 

 

第23話の展開予想

次回は、関東大震災ですね。史実なので避けようのない回ですが、見るのが怖いという人も多いのではないでしょうか?どうにか、乗り越え、明るい未来を見据えてほしいと願うばかりです!!

 

第23話の感想

 

 

実際にこの頃には火星の話題があったようですね!

 

あの一瞬の少しの涙が全て悟らせてくれるとは、素晴らしいですね。

 

 

 

せめて誰かは「諦めない」と言っておかないと、気持ちが折れてしまいますね。

 

 

 

 

なるほど。それで、シマの件はいつも五りんが話していたんですね。

 

 

五りんは、祖母は被災したと言っただけですものね!亡くなったとは言っていない!!

 

 

 

様々な伏線が回収され、見どころあふれる回でした!しかし、震災の過酷さや、人の無力さ、逆に人の強さを見せられたと感じました!五りんはシマの孫だったんですね!確かに、シマの話は五りんがしていましたが、まさかそんなつながりがあるとは!!驚きです!!シマさん、生きていてほしいです。

 

第23話のネタバレ

    (増野)ありがとうございます。
    
    (勝蔵)父ちゃん 父ちゃん!

    あっ 父ちゃん 大変だ!
    
     竹早で ボイコットだって。

        ボイコット!? 何だい そりゃ。

        
  (勝蔵)生徒が金栗先生を辞めさせるなって
   立てこもってんだよ!

     
     (富江)不当解雇 反対!

     
(シマ)金栗先生 早くいらして。
    (四三)えっ?

    先生の生徒が教室に立てこもりました。

  こりゃ お母様のお帰りは
   遅くなりそうだ。

  なあ りく?

  ばばっ!
     
     (孝蔵)<金栗先生主催の

  女子陸上大会で 生徒が靴下を脱いで出場>

        <それが世間を騒がせ
         父兄たちは大激怒>

       
       (大作)おてんばにするためでは
        ありません!

  (校長)
   金栗四三先生の依願免職を求めると。

        (溝口)パパを辞めさせるな!
    (学生たち)辞めさせるな!

  (校長)どなたか お答え下さい。

         村田!

         梶原!

           ぬしら…

          腹ば減っとらんかね?
      えっ?

      弁当食って もう8時間だけんね。

       どぎゃんね? 今 出てきたら

         先生が 豚鍋ばおごるばい。

   そんあと 大福でん バナナでん

    お好きなもんば食わしたるぞ。

             (腹が鳴る音)
         あっ…。

  (腹が鳴る音と笑い声)

     おい 村田 梶原 白石!

  はよせんと 豚鍋屋 閉まってしまうけん
   はよ出てこい!

       (白石)豚鍋…。
         (笑い声)

        あっ パパ。
         パパ。

      富江! 富江!
  ちょちょ ちょちょ…。

   親に恥をかかせる気か!? お前は。

  あとちょっとだったのに…。

  出てきなさい!
   お父さんの言うことが聞けないのか!?

       (窓をたたく音)

      (学生たちのざわめき)
        何? 何?

    ちょ… ちょっと ちょっと…。

        えっ? 誰?

            足袋屋のおかみさん。
  (ちょう)ほら 差し入れ持ってきたよ。

      ほら みんな食べて。
         (歓声)

  (ちょう)うちもさ
   辞められちゃ困んのよ 金栗さんに。

   いざとなったらさ ほら これ…。

  持ってきたから これで戦って ほら。

  これ バット。
   何か分かんないけど 持ってきた。

         (大作)大人を甘く見るな!

      おなごは運動など せんでいい!

  よって 運動ばかりさせてる教員はクビ。
   異論はなかろう。

  あります。
女の体は
   男が思ってるほど やわじゃありません!

  (大作)
   医者だぞ 私は。
医学的見地に立って

  おなごの体は運動に適してないと
   言ってるんだ!

        それは鍛えてないからです!
  どんなに鍛えても 男にはかなわん!

     だったら 証明してもらいましょう。

        ねっ 金栗先生?
はっ?

      競走してもらいます お父さんと。

               ばっ… えっ?
  (大作)ちょ… ちょっと待ってくれ。

   この人はオリンピック代表だろう。

  違います。
先生じゃなくて 相手は娘さん。

         えっ?

  (シマ)女は男にかなわないんですよね!?

  ああ… ああ! もちろんだ!

       (梶原)あんなこと言ってるわよ。

  こう見えても 私は 町内会のリレーで
   アンカーを走ったこともある!

  娘なんかに負けてたまるか!

  私が勝ったら…
   金栗先生をクビにしないでくれますか?

             ああ。

 

   「ようっ!」
   (太鼓の音)

 

                   

 

 

 

 

  「ようっ!」
  (拍子木の音)

   はい。
はい 皆さん
    ランタンお持ち下さい。
はい。

   おい 本当にやる必要があるかね?

  もう みんな 外へ出てきてるんだ。
   解散でいいんじゃないのか?

         すぐ済みますから。
ねっ?

       富江! それ!
     あ 時間も遅かけん

   さっさと やりましょう。
ねっ?

               さあ。
        こちらへ。

      富江さん 頑張って!
        富江さん!

      では 支度して!

        よい…。

         (笛の音)

        頑張れ!
      富江さん 頑張れ!

 

         (歓声)

  (大作)もう一回だ! もう一回やらせろ!

        もう一回だ。

       (笛の音)

         (声援)

          ハァハァ… ハァハァ…。

      もう一回だ! もう一回やらせろ!

         えっ?
  (大作)もう一回だ!
(学生たち)また?

         やるぞ!
        支度して。

        よい…。
         (笛の音)

  <このあと 村田親子は
   100m走を6本連続で行いましたが

      結果は ご覧のとおり>

      ハァ… ハァ… アァ!

      チクショー! くそっ。

       お静かに お父様。

  富江… お前 いつの間に。

       鍛えてますから。

  ハァ…。

                (富江)はい。

         立ってよ。
みっともないな。

         (ため息)

                   はい。

  みんな もう家に帰りなさい!

  何時だと思ってんだ… 時計がない。

 

       ごきげんよう パパ!

       ハハハ… おう!
         (笑い声)

             よかったわね!
  ありがとう ありがとう。

      (学生たち)先生!
  おお おお… ハハハハハ。

     ああ ありがとう!
     ありがとう ありがとう。

   (一同)ばんざい! ばんざい!
   ばんざい!

    (シマ)「親子で競走を」と私が提案して
     そしたら見事 娘さんが優勝されて。

   …で 金栗さんが辞めずに済んだんです。
      
      (治五郎)ハハハハハ!

  こいつは痛快だ!

             いや…。
  (客たち)おめでとう!
あっ いやいや…。

    すんまっせん。
ありがとうございます。

  いや もう… シマちゃん先生のおかげで
   どうにか クビは免れたばってん

            今後は気を付けます。

  なに いずれ
   君が正しかったと分かる日が来るさ。

  
  嘉納先生もお忙しいのに お元気そうで。

     そこだよ そこ! んっ?
       (りくの泣き声)

                えっ?

       えっ… ばっ!? えっ まさか…。

       夏には完成する。
     神宮競技場が… ええっ!?

  そぎゃんですか おめでとうございます!
         (拍手)

               ああ…。

  あ 着工から足かけ5年。

  ようやく
   世界に恥じないスタジアムが出来る。

  これで 東京で
   オリンピックを開催する準備は万端だ!

               はい。
  今度 3人で見に行こう。
私が案内する。

           あっ もう是非! はい。
        フフフフ…。

  じゃあ
   この子たちはスタジアムを走るんですね。

       もう 何ば言うっとか。
        シマちゃんだって走っとばい。

  そうだよ。
君は まだ若い。
諦めるな。

               (泣き声)

        あっ 何ね?
              うん? 泣くの?

  来るか 来るか?
           だっこば してもらえ。

        よいしょ!
     あ よか! よかね。

          おりゃ おりゃ おりゃ…。

  
  (志ん生)すごく前向きな いいムードを
   ぶった切るようで心苦しいんですが

              
   ここで 少々 「東京おりん噺」を。

      おい 「おりん噺」。
         (笑い声)

     しょうがねえな あの野郎。
         (笑い声)

            何だよ…。

         
    (おりん)お父っつぁん お父っつぁん。
                   はい。
  (亀次郎)えっ? ああ…。

  これで全部かい?
   琴だのタンスだのあったじゃ…。

    (孝蔵)
     しっ しっ… そんなもんはねえ。

         とうの昔に質ぐさでさ。

   (志ん生)<家賃がたまって
    1回目の夜逃げでございます。

         
   今度の家は 田端動坂の一軒家。

            
   といっても カカアの親父さんが
    借りてくれたんですけどね>

   (小梅)引っ越すなら引っ越すって
    言ってくんなきゃ。

  大丈夫?
(ため息)

   あたしゃ つくづく嫌になりましたよ。

  あの人ときたら 毎日毎日
   ほっつき歩いて 酒 かっ食らって

      家には一銭も入れないんですから。

       あ だまされた。
       芸人の女房なんてこりごりだ。

  何だって カカアってのは
   うちにいるんだろうな? なあ 清公?

  (清さん)
   お前の帰りを待ってるからだろうよ。

     そりゃ違うぜ。
俺がうちに帰るから
     あいつは カカアになっちまうんだ。

    うん? 俺がうちに帰りさえしなけりゃ
    あれで 案外 いい女なんだよ。

  だったら おりんさん 別れちゃいなよ。

         ええ… そうしたいですよ。

  もうね かばいきれないよ。

  あたしゃ 仲人だから
   孝ちゃんの肩持ってたけどさ

  大体 あんなひどい男はいないよ。

  (志ん生)
   「別れちまいな とっとと。
別れろ」。

    「あ せいぜい飲んだって
    2合か3合でしょ?」。

     「だから どうした?」。
「だから…

         酒食い野郎なんて言うこと
          ないと思うの 私」。

  「何だ? おい。
   お前が言いだしたんじゃねえのか おい」。

    
    (美津子)フフ… 「厩火事」だね。

  
  (五りん)えっ 何ですか? それ。

  (今松)亭主の悪口を言いに来た女房に
   仲人がな

  「そんなら 旦那の前で わざと転んで…」。

  旦那の前で わざと転んで
   大事にしてる瀬戸物 割ってさ

  女房の心配するか
   瀬戸物の心配するか試してみな。

  「試してみな」って言うんだよ。

  そうそう。
   絶品なのよ お父ちゃんの「厩火事」。

  落語で ごまかさないで下さいよ。

  (今松 美津子)えっ?
     女房ばっかり働いて

      自分は酒ばっかり飲んで。
      かっこいいと思ってるんですか?

        おいおい 40年前の話だぞ?
        何 今 怒ってんだ。

   (知恵)
    本当あきれちゃう。
ねえ おかあさん

    何で こんな酒飲みと一緒になったの?

     だって 寒いんだもん。
      (知恵)おじいちゃんに聞いてない。

     いや そうじゃなくて…
      別れない夫婦がいて

   いつも けんかばかりしてんだよ。

  何で別れないのかっちゅうたら お前
   「だって 冬 寒いんだもん」って。

   この味が分かんねえか? お前ら。

       え 楽しみ。

  (ピアノ)

  あっ シマちゃん先生 シマちゃん先生!

    今日 大丈夫ね?
      今日?

  嘉納先生が神宮ば案内するて…。

  あら? 伝えたつもりだったばってんが…。

  今 初めて聞きました。
                あっ…。

  今日は始業式でおしまいだから… ねえ?

   ええ。
そのあと
    浅草オペラをご一緒しますの。

          (梶原)パパも いかが?

  チケットが1枚余っておりますの。

    お昼に浅草十二階 集合。

    あ ばってん…
     嘉納先生と約束のあるし…。

   ごめん! ごめん ごめん ごめん…。
   また今度。
ねっ?

           はい。
  楽しんできて。
はい。

  へえ オペラねえ。

  ちょっと早いけど お願いします。
              (泣き声)

       (辛作)任しとき!

    夕方には戻りますから。

               (泣き声)
  いい子にしててね りく。

  すいません じゃあ お願いします。

  「お母しゃん 行ってらっしゃい」って。

         (泣き声)

                  ああ…。

    あっ!
              フフフフ…。

   どうだ 金栗君! とつけむにゃあだろう。

  あっ… そん言葉すら出んかったです。

  ハハハハハ!
   メインスタジアムに 1万5,000人

         この芝生席に4万人
         計5万5,000人収容できる。

    本当に造ってしまわれたんですね。

  見える 見える… 競技場 本当に出来てる。

 

      はあ… ハハハ!

             (写真を撮る音)
             よっしゃ!

    (志ん生)大正12年9月1日。

   その日 私は 暇 持て余してまして。

  毎月2日が寄席の月給日ですから
   9月1日といやあ

  噺家にとっちゃあですね
   とにかく 銭のねえ日で。

       あっついな…。
        (猫の鳴き声)

  (志ん生)<朝から変な天気でしたな。

     雨がパラパラッと来るが
      いやに暑苦しい。

      やむと 今度は風。

     おてんとさまと風と雨が
     運動会やってるみてえだ>

    はい もうすぐ開場だよ!
       
    はい 「お蝶夫人」始まるよ!

  はい 12時 12時始まるよ。
   見てって 見てって。

  はい 「お蝶夫人」見てって。
   はい もうすぐ始まるよ。

  雨宿りに浅草オペラ「お蝶夫人」
   12時だよ 12時。

  早くしろよ 小梅!
   早くしろ 小梅! 早くしろ!

      こんな雨の日に店開けたって
       客 来ないよ。

  (太鼓の音)
      間もなく12時だよ。
始まるよ。

     間もなく12時 始まるよ。

      ハッハッ… ンッ!

              ヘヘヘッ。

           
       ところで韋駄天は
       いくつまで生きるつもりだね?

  はあ? あっ えっと… 俺は今 32だけん

   あと… 30年? うん。
62までは。

   私は 今 62だが…

  150歳まで生きるような気がする。

      決して願望ではない。

    それぐらい生きなければ
     追いつかないという意味だ。

     ここが完成したら すぐ
      東京でオリンピックを開催する。

     だが それが最終目標ではない。

      私が愛してやまない柔道を
      世界の隅々にまで広めるんだ。

     それには どう考えても
      150歳まで生きなくちゃいかん。

  フフフ…。

  そのころには地球は…

  火星と交通しているかもしれん。

        …はい。

   そうなれば 火星人にも 柔道を
   たたき込まなければならん フフフ。

  <またまた嘉納さん 訳の分からないことを
   言いだしましたが…>

    おい!

        おい!

            おい!

       おい!
         おい!

        おい!
         おい!

        <私の方は…>

      酒。
酒 ねえのかい?

             ございません。
  うそつけ! あるだろうよ!

    (志ん生)<頭 来たんで
     草履に片足引っ掛けた時…>

  ばばばばばば…。
      おっ おっ おっ…。

    グラグラグラッと来やがった!
    「何だ? おっと… ああっ!」。

         (悲鳴)

   (ちょう)あっ あっ… ちょっと!
  おい 何だ? おいおい…。

       何だ こりゃ!
         何これ!

    (辛作)気を付けろ。
おい…。

         小梅!
      (小梅)あんた!

        あんた…。
       (清さん)小梅…。

 

       (建物が揺れる音)

   午前11時58分 どこの家も
   昼飯の支度をしてる頃合いでした。

  裸電球が天井に こう向かって
   ガチャン ガチャン…。

     「こりゃ 大変だ! うわっ!」てんで
      勝手口見たら カカアの野郎が

    俺の湯飲み持って 七輪に…。

  ハッ… 水かけて
   ヨタヨタしてんだよ こりゃ。

         あんた!

  危ねえ! こっち来てろ!
             あんた!

  (志ん生)<もう
   カカアのやつは タンスの陰に隠れて…>

        あんた ここが一番安全だよ!

    <…なんて言ってやがる。
     その時に どういうわけか

    私の頭の中に
    ある考えが浮かんだんです。

  こりゃ モタモタしてると
   東京中の酒が地面に吸われちまうぞ>

   財布よこせ!

        あんた!
   (志ん生)<…ってんで とにかく

   目についた酒屋に飛び込んだ!>

    おい… 酒くれ!

      銭なんか ようござんす!
       好きなだけ飲んで下せえ。

  (志ん生)…で 私は
        
   転がってる四斗樽の栓を抜いてね

  グイグイ あおった。
もう ダバダバ…。

  <ダバダバ飲んで もう止まりゃしねえ。

   その間にですよ
   揺れは こうやって続いてんだ。

  酒瓶が倒れて こんな
   もったいねえことはねえってんで

   23本 こう
   赤ん坊のように抱いちゃってね

   表へ出たんですけど
   バカみてえに飲んだもんだから

    足元がうまくねえんだ こりゃ。
    しかも 余震は続いてる。

     地面が揺れてんのか
     てめえが揺れてんのか

     すっかり ヘベのレケでね
      家に帰るまで こう…>

       「あ」
        …なんて 歌 歌っちゃったり。

     <…で 家に帰るってえと>

    こんな時に どこほっつき歩いてんの!
     <…なんて言ってやがる。

  「うるせえ 男がタンスの陰で
   じっとなんか していられるかい!」。

  「ちょっと あたしの身にもなってよ」。

  「おめえだって 俺の身になってみやがれ
   この野郎」>

   酒と女房 どっちが大事なんだい!

  そりゃ 女房に決まってんじゃねえかよ。

      そりゃ… 本心かい?

     
  当たり前だろ。
   おめえ… 女房に ケガでもされてみろ

  明日から 遊びほうけて お酒が飲めない。

  あたしゃ… 身重なんだよ!

  (志ん生)いや 驚いたのなんのって
   その時に みごもっていたのが

  長女の美津子さん。
   今じゃ 私の敏腕マネージャーです。

     余計なこと言わなくていいのよ。

  何で 大地震の最中に
   そんな重大なこと発表したんですかね?

    辛作さん… 辛作さん! し…。

        (泣き声)

  りくちゃん? りくちゃん!

      あっ よかった…。
     りくちゃん! よかった…。

   よかった よかった よかった…。
    よかったね。
みんな無事…。

    金栗さん!
あっ あんた…。
     辛作さん。

  あ よかった! よかった…。

               
             あ 勝っちゃん。
       ねえ みんな無事だ… ほらほら。

       (泣き声)
  うん よしよし… あっ お母さんは?

         浅草オペラ見に行ってんの。
  あ そぎゃんでした。

   ちょっと様子ば見に行ってきます。

     おい 火事だよ 火事…。
        (半鐘の音)

        火事だよ!
        あっちだ。

        (半鐘の音)

   (孝蔵)<日が落ちてくるってえと
    だんだん見えてきたんです。

  東京の街が真っ赤に染まってんのが。

   大変なのは こっからだったんです>

 

        (半鐘の音)

    (孝蔵)こいつは駄目だ…
    あたしゃ そう思いましたね。

    
    「富久」の噺どころじゃない。

      浅草から日本橋 芝の方まで
       すっかり燃えちまってる。

     
     (吠え声)

               「何じゃい?」。
    (鳴き声)

     「あ… 火事だ 火事だい。
えっ?

  火事だ 火事だ 火事だ 火事だ 火事だ。
   えっ?

    どけどけ どけどけ どけ!
     邪魔だ 邪魔だ 邪魔だい」。

   「何だって そんなに走るんだい?」。

  「火事なんだよ 火事」。

     (増野)りく! りく!

       (辛作)増野さん?
       (増野)りく!

       (辛作)増野さん!
      (増野)えっ? えっ?

       (辛作)増野さん!
     (増野)あっ… 辛作さん!

       辛作さん!
         増野さん!

  あの… りくは!? りくは!?

         ちょう!
     (ちょう)あっ! ほら りくちゃん。

      お父ちゃんだよ
       お父ちゃん 帰ってきたよ ほら。

  りく… おいで…。

      よかった よかった。
  あ りく。

     怖かったな。
よかった。

     百貨店は全焼でして…。

  (りくの泣き声)

  あれ? あの… うちのは?

    それが… まだ帰ってきてねえんだ。

        金栗さんが捜しに行ってるよ。

      (辛作)ま… 増野さん 増野さん!
       大丈夫だ! 大丈夫だから。

          必ず見つかる。
大丈夫。

              大丈夫だから!

    <地震そのものより
    火災による被害が大きかった>

 

  中でもひどかったのは 吉原でしょうな。

   周りが どぶに囲まれてるってんで
   大門に人が殺到する。

          「おっ おっ おっ…」。

      火の粉が飛んで 着物に燃え移る。

       「熱っ バカ野郎。
熱 熱 熱…」。

    ってんで 誰かが弁天池に飛び込んだ!

       「俺も!」。
「私も!」。
        「あっ 俺が先だ この野郎!」。

        「あちきが先でありんす」。
         「押すな この野郎!」。

  「あたしも!」。
「俺も!」。
「あたたた…」。

     ってんで みんなが助かりてえ一心で
     後に続いた!

    下のやつは溺れる。
上のやつは焼ける。

     はあ… あたしのなじみも
     いたんでしょうかね…。

 

  いやいや… 見つかりっこありませんよね。

    <南風に乗って
    火の手は広がり続けまして

  2日かけて
   東京をすっかり焼き尽くしちまった>

         (騒ぐ声)

        止まれ!
おい お前だ!
     はっ? 何か?

    お前 日本人か?
     どこから どうやって来た?

  いやいや… どぎゃんもこぎゃんも
   市電の走っとらんけん…。

       お前 何だ… 何だ? その言葉。
        日本人じゃないな?

    熊本! おるは熊本だけん!

   熊本!?
       (大作)先生!

             待て 待て 待て…。
             金栗先生!

           お父さん!
      娘の学校の先生だ。

            先生!?
       うん。
日本人だ。

  本当か!?
        大丈夫だ!

    お父さん… ご無事で何より。

        そちらこそ ご無事で。

             自警団ですよ。
            自警団?

   ええ。
この災害のどさくさで
   根拠のない流言飛語が出回ってる。

  「大きな余震が来る」とか 「井戸に毒が
   まかれた」なんて とんでもないデマまで。

      (富江)パパ! パパ!
         村田!

      よかった… ケガは?

  大丈夫? よかった よかった…。

       (大作)どうした? どこが痛い?
     包帯… 包帯ありますか?

     (大作)もっと こっちだ。
はい。
      どこが痛い?

      病院は全壊しました。

  薬や包帯を運び出して 手当てなど
   してますが とても追いつきません。

       おい 大丈夫か?
     しっかりして下さいね。

  (富江)シマ先生 見なかった?

        おるも捜しとると。

       お前… 一緒じゃなかったとね?

  十二階で 正午に待ち合わせしてたんです。

              十二階…。

 

       あっ… あっ…。

     なし… なし こぎゃんこつが…。

 

         
   浅草のシンボル 凌雲閣 十二階も

  8階んところで
   ぽっきりと ぶった切られちまって

  残りのところも すっかり焼けちゃった。

 

  浅草の町が たった2日で… 消えた。

  浅草の町が たった2日で消えた。

    (増野)竹早の増野シマさん!

     竹早の増野シマさん!

       シマちゃん!
  (増野)竹早の増野シマ 知りませんか?

  竹早の増野シマ 知りませんか?
   竹早の増野シマ 知りませんか?

   (志ん生)
   <叫んでも見つからねえからって

           こんなふうに尋ね人の
            貼り紙をしたり…>

         (泣き声)

    母ちゃん! 母ちゃん!

      増野さん… 増野さん… 増野さん。

    もういっぺん 浅草行ってみましょう。

    はい。

       シマちゃん!

  シマちゃん!

      (増野)竹早の… 増野シマさん!
  シマちゃん!

         すいまっせん すいまっせん
         ご存じなかですか?

      (増野)竹早の増野…。

       シマちゃん!
       (増野)竹早の…。

         (泣き声)

      (りくと増野の泣き声)

       シマちゃん!

    諦めるしかないんでしょうか?

   どこかで…
  諦めなくちゃいけないんだろうな 本当は。

    もう 少し諦めかけてるし…。

     諦めたらいかん… 諦めたらいかん!

     なっ 増野さん! 諦めたらいかん!
      絶対見つかるけん!

         朝…。
  (りくの泣き声)

   初めて文句言ったんです あの日。

      ごはんが… ごはんが かたいって。

   やわらかいのが好きなんですよ。

  我慢してたけど
   これから ずっと一緒に暮らすんだし…

     言った方がいいと思って。

  ごめん…
   ごめん… 言わなきゃよかった…。

  ごはんなんて… どうでもよかった。

   そぎゃんこつなか… そぎゃんこつなか!

     夫婦だけん もっともっと
     言いたかことば言い合えるとばい!

  (りくと増野の泣き声)
ほら!

                増野さん…。

  ぬしが…
   ぬしが そぎゃんこつ言いよるけん

      りくちゃんだって泣いとるばい!

                ほう!
        (泣き声)

  あ ごめん ごめん。
ごめんな。

         (泣き声)

  りくっていう名前 シマが付けたんです。

  陸上の… 陸上の… 「りく」。

  お母さん… 陸上好きだったもんな。

         なっ。

  走ってほしかったな… もっと。

           増野さん…。

       あらよっと!
            増野さん…。

  ごめんよ!
   ほっ ほっ あらよっと… ごめんよ!

            清さん…。

  (清さん)通るよ!
             清さん…。

     日本橋方面 行く人
     今日は安くしとくよ!

                  清さん。

       おっ 金栗さん!
          清さん 清さん 清さん…。

  店も家も焼けちまったけどよ… うん。

    死なずに済んだよ。

         そぎゃんですか よかった。

              よかった…。
   あ よかった。

     韋駄天。

            悪いな…。

       喜びは喜びで
        思いっきり声に出さねえと…。

       明るいニュースが少ねえからよ。

            写真あんのかい?

     貸しな。
うん 一緒に捜してやるよ。

  ありがとうございます。

           名前は何ていうんだ?
  増野シマです。

       シマ? …よし。

    ああ…。

    酒。

    こんな時に飲まなくたって。

  こんな時だから飲むんじゃねえか。

     ほら あるじゃねえか!

    湯飲みは全部 割れちまったよ。

      あ。

  何で俺の着てんだよ。

         だって寒いんだもん。

 

  フフッ… ヘヘヘ…。

 

        ただいま。
            あっ お帰りなさい。

         お疲れさまでした。
   かあちゃん 今夜一本つけてくれ。

     (五りん)駄目ですよ 師匠。
   いいわよ 今日は飲ましてやってよ。

               どっちよ?
     寝酒なんだよ。

  じゃあ 1本ですよ。
        寝つけねえ感じがしてな。

          しかし 力 入っちゃうな
           あの地震の噺ってのは。

  40年もたってんのに どうしてもね こう
   笑いの方へ引っ張れねえんだよな。

  あたしゃ 笑っちゃいましたよ。
もう
   おとうちゃんったらさ 怖がっちゃって。

        何言ってんだよ。
        あん時は酒飲みたくて…。

   あ うそ うそ うそ。
    もうね 怖くて逃げ出したの。

   違うよ。
だって東京中の酒が
   お前 地面に吸われちゃうんだよ?

   俺は焦って出ていったんだよ…。

  あんたんとこは? 五りん。
   地震 大丈夫だった?

   あ ばあちゃんが被災したみたいです。

           あら。
       そうか。

  あっ いや でも そんな
   しんみりするようなことじゃないです。

  俺 会ったことないし。

  1万人 見つかってないんだもんね。

     あっ 写真は一応
      定期入れの中に持って歩いてます。

  あら 年季入ってる ほら!
  えっ 何 何?

        母ちゃんの形見なんで。
      きれいな人じゃない!

            そうっすか?

  うん? この人は? 仲人?

   頭がすごい
    大仏みたいになってる この人。

     これがお母さんだよな?
    (五りん)何言ってるんですか。

  ねえ うちのはないの?
   ないわよ。
写真なんか撮らなかったもの。

  ちゃんと しまっときなさいよ。
   大事なもんなんだから。

           はい。
あっ ちょっと!
  お父ちゃんじゃなくて。

  何やってんの…。
  だって 美津子が言ったから お前…。

            何言ってるんですか。

  大仏なんか要らねえよ。

     五りん お前も飲むか?
    (五りん)あっ 僕 コーラで。

  
  (幾江)そぎゃん時こそ 東京に残って

    ふんばらんで どぎゃんする!

      <韋駄天は駆け抜けた>

   見れば分かるだろ!? 今 忙しいんだわ!

   (野口)我々ができるのは
    スポーツによる復興だけです!

     (スヤ)バカの走りよるて
      皆 笑っとるだけたい。

    <金栗四三編 クライマックス>

  ついに ここまで来たばい!

     観光客でにぎわう浅草。

    今はひっそりとした裏道に

   明治時代のスカイツリーとも呼べる
  
   凌雲閣の跡地があります。

    明治23年に建てられた凌雲閣は
    浅草十二階とも呼ばれ

  日本初の電動エレベーターや
   望遠鏡が備えられた展望室もあり

      浅草の名物でした。

     しかし 関東大震災で
      8階から上が崩落し

     その後 解体されました。

   去年2月 浅草の工事現場から

  その凌雲閣の一部が発見されたという
   ニュースが報じられました。

  (西村)のぞくと
   中から もう 基礎の部分のレンガが

    ボロボロボロッと出てて…。

     これが 実際のレンガです。

  (西村)
   凌雲閣って 実物が残ってなかったから

    本物のレンガっていうのが
     出てきたところで やっぱ

    あっ 本当に存在したんだっていう…。

     雪男とか ああいう ネッシーとか…
      本当に見たみたいな

         そんな感じになりましたね。

   現在は 新たな建物が建っている
    街の一角。

    出土した凌雲閣のレンガが

     土台に展示されています。

 

「いだてん~東京オリムピック噺」の見逃し配信を無料視聴する方法

 

【いだてん】動画を見逃し配信視聴!PandoraとDailymotionも【東京オリムピック噺 中村勘九郎・阿部サダヲ主演大河ドラマ】

2019.01.05

 

「いだてん~東京オリムピック噺」第22話と第23話のネタバレ感想やあらすじの紹介まとめ

 

2019年の大河ドラマは、33年ぶりに近現代史を扱う「いだてん~東京オリムピック噺」です。

オリンピック初参加から「オリンピック」開催までの激動の52年間を、描く「東京&オリンピック」の物語。

第22話では…シマが出産!四三は解雇の危機に陥るが、生徒たちが立ち上がりました!

第23話では…関東大震災が襲う…。そして五りんがシマの孫だと判明!!

この記事では、ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺』を各話ごとに詳細にネタバレとあらすじや感想を更新していきますので、ぜひご覧ください!

【いだてん】最終回ネタバレ感想!初回(第1話)から随時更新【東京オリムピック噺大河ドラマ 中村勘九郎・阿部サダヲW主演】

2019.01.03

【いだてん】視聴率速報と一覧表に推移!初回(1話)最終回まで随時更新【東京オリムピック噺 大河ドラマ 中村勘九郎・阿部サダヲW主演】

2019.01.03

【いだてん】ロケ地の紹介【東京オリムピック噺大河ドラマ 中村勘九郎・阿部サダヲW主演】

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【いだてん】モデルの紹介 金栗四三、田畑政治 他【東京オリムピック噺大河ドラマ 中村勘九郎・阿部サダヲW主演】

2018.11.08

【いだてん】のキャストやゲスト、相関図とあらすじの紹介【東京オリムピック噺大河ドラマ 中村勘九郎・阿部サダヲW主演】

2018.10.31

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