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世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する 作者:月夜 涙(るい)

第五章:暗殺者は刃を研ぐ

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第二話:暗殺者は最高の料理を作る

 翌日の夕方、厨房に来ていた。

 新しい家族を祝うためのご馳走を作る。


「ルーグ様、シチューの味見をお願いします」

「塩をもう少し加えてくれ」

「はいっ」


 シチューとサラダの仕上げはタルトに任せるとして、俺はイノシシとルナンマスを片付けよう。

 イノシシのほうは前日のうちに臭み消しのスパイスと、肉を柔らかくする酵素を含んだ果汁に漬け込んでおり、さらに昼から特殊な調理をしていた。

 使う部位は脂身が少ないロース、それも筋を徹底的に取り除いてある。

 妊婦に食べさせるだけあって、衛生面にはかなり気を使っていた。

 肉を徹底的に洗浄したうえで、風魔法による高圧殺菌、水魔法を使った冷凍による寄生虫対策。

 そして昨日はたたきにすると言ったが生肉を食べさせるつもりはない。

 新しい調理器具を試す。


「それ、不思議な鍋ですね」

「低温調理器と言ってね。なかなか便利だよ」


 俺のいた時代において最先端の調理器具。

 肉を加熱する際、六十℃付近が旨みを増しつつ、肉が硬くならない理想的な温度と科学的に証明されている。

 六十℃付近の低温で長時間加熱することで旨さと柔らかさの完全な両立ができる。

 ただ、とんでもなく根気と時間がかかる調理法でもある。

 なにせ、今回はイノシシのたたきをつくるために六十℃を維持しつつ五時間もの加熱が必要だった。


 そんなことを人力ではやっていられない。

 なので【神器】を解析することで可能になった技術を用いる。物質に術式を刻み、ファール石を動力にすることで自動的に術式を発動し続ける鍋を使用作った。

 そして、この調理は魔道具を長時間連続使用し続ける耐久テストでもある。

 低温調理器には水が注がれており、水の中から真空パックされたイノシシ肉を取り出す。

 真空パックには肉と一緒に調味液とスパイスが注がれていた。

 五時間も一緒に加熱しただけあってよく味が染みている。


「よし、完璧だ。……魔道具は長時間使っても、精度に悪影響がでないとわかったのは収穫だ。仕上げといこう」


 昔趣味で作った七輪を取り出す。

 炭に火は入っており、網も熱せられている。

 イノシシ肉は棒状にカットされており、七輪を使って転がすようにして表面を焼く。

 十分に中まで火が通っているため、あくまで香り付けに炙っているだけ。

 それが終わると厚めに切る。低温調理した肉の特徴は柔らかさ、しかも果物の酵素でさらに柔らかくしている。だから、厚めに切っても簡単に噛み切られる。


「うわぁ、綺麗な薄ピンク色です。美味しそう」

「うまいぞ。一切れ食べてみろ」


 ローストビーフで一番うまい芯のロゼになった部分。

 俺が作ったイノシシのたたきは焼いた表面以外すべてがその状態になっている。

 これが低温調理器の威力。


「甘くて、柔らかくて、頬が落ちちゃいそうです。これがイノシシのたたきなんですね」

「ああ、時間がかかるから滅多に作れないんだが、苦労に見合う価値がある。仕上げを頼む」

「はいっ!」


 このカットした肉をサラダの上に並べて、最後に特製ポン酢をかける。たたきにはあっさりしたポン酢がよくあうのだ。

 そして、いよいよ今日のメインに取り掛かる。


「やっぱり、初心者にこの匂いはきついよな」


 糠からルナンマスを取り出す。

 糠臭さと若干の発酵臭がする。

 ……慣れると気にならないが、やはり初見のものにはきついだろう。

 そのルナンマスをよく洗って糠を落とし、切れ目を入れてから、塩を塗り込んで、ハーブと一緒に濡らした紙で包んで、蒸し器へ。


「蒸す前に紙で包むのってどういう意味があるんですか?」

「紙で包むと魚のエキスが逃げなくて瑞々しい仕上がりなるのと、臭い消しに使ってるハーブの香りがよく移る」

「それなら糠の臭さが消えそうです」

「まだまだ、これからだよ」


 紙を使った蒸し魚は奉書焼きと呼ばれる和の技法。

 だけど、これは下準備。

 今日の蒸し魚は中華風に仕上げる。

 あえて火が通り切る前に蒸し器から取り出し、別の皿に移す。

 その上に刻んだ葱を大量にかけて、熱した香油を葱の上にかける。


 バチバチバチと激しい音と共に焦げた葱の香ばしい匂いが漂う。

 その匂いは、ルナンマスの糠漬けに合わせるよう調合した香油と混じり合って糠臭さは吹き飛んでしまう。

 蒸しを甘めにしたのは、最後に油で火を通す分を計算してのこと。

 この調理法を清蒸チンジョンという。

 中国の調理法。魚をもっともうまく食べる方法の一つだと俺は考えている。

 最後にタレをかけて、香菜を散らすと完成。


「焦げた葱の香りがたまりません! お腹が減っちゃいます」

「香りを楽しむ料理だが、味もすごいぞ。油で皮はぱりっとして表面がほくほく、なのに中はしっとりしているんだ」

「うわぁ、早く食べたいです。味見していいですか」

「駄目だ。なにせ、一匹まる蒸ししているビジュアルが大事だからな」

「残念です」


 強烈な芳香と、揚げと蒸しのいいところどり。

 それが清蒸チンジョンの魅力。

 これで今日の料理は揃った。

 ……グラタンを作ると約束したが、さすがにここにグラタンまで加わると多すぎる。

 明日、シチューの残りを使ってグラタンを作るとしよう。


 ◇


 そしていよいよ食事の時間になった。

 食卓には、両親とタルト、ディア、ネヴァンがいる。


「あの、本当に私も席についていいんですか?」

「今日は特別です。めでたい席ですから! だいたい、タルトちゃんはもう公認の愛人ですから、特別扱いしても誰も文句いいませんし。むしろ、これからは一緒に席へついてください」


 いつも使用人として後ろで控えているタルトが席について小さくなっている。


「あの、いつの間に公認になっていたんですか?」

「むしろ、あれだけ大胆にしていて隠しているつもりだったことにお義母さんびっくりです」


 タルトが赤くなっている。

 タルトは恥ずかしがり屋なくせに脇が甘い。


「母さん、タルトをからかうのは後にしてくれ。食事が冷める」

「そうですね。ではいただきましょう!」


 食事前の祈りをしてから、トウアハーデの地酒で乾杯をする。


「「「ご懐妊おめでとう」」」


 祝いの言葉を合図に、食事が始まった。


「むう、ルーグの嘘つき。グラタンがないよ!」

「ちょっと品数が多すぎると思ってな。グラタンは明日作る」


 予想通り、ディアの頬が膨らんでいる。

 しかし、イノシシのたたきを食べるとすぐに上機嫌になった。


「美味しい、こんな柔らかくて甘いお肉って初めてかも」

「私もいただきますの。あらっ、本当に美味しい。王都の牛よりも柔らかいですの。これ、本当にイノシシなのですか?」


 王都の牛というのは、食べるためだけに飼育された超高級品のことだ。

 一般的な牛というのは労働用に使っているものを駄目になってから肉にするもので、固く臭い。

 しかし、王都の牛はのびのびと暮らすから余計な筋肉がつかないし、餌も肉をうまくするために考えられたものを使っている。


「調理法次第だよ。イノシシでも手間暇かければ、美味になるんだ」


 適切な部位を選び、徹底的に手間をかければ上回ることはできる。

 ……もっとも、うまい肉を徹底的に手間をかけたものには勝てないが。

 王都の牛はどこかで手に入れてみたい。マーハに頼めば用意してくれるだろうが、娯楽のために彼女の仕事を増やしたくない。


「その手間隙を詳しく知りたいですの。だめですか?」

「調理法ぐらいなら教えるし、口止めもしない。あとでレシピを書こう」


 低温調理器は神器を解析して得た技術を流用したものだから広めるわけにはいかないが、低温調理の手法であれば問題ない。……ローマルングの財力なら低温調理に使ってる専任コックを雇い、人力でやらせても余裕だろうな。


「グラタンがないのは残念だけど、やっぱりルーグのシチューは美味しいよ」

「今じゃルーグちゃんの作ったクリームシチューはトウアハーデ名物でよその領地から食べにくる人もいるんですよ」


 イノシシのたたき、定番のクリームシチューは好評。

 問題は蒸し魚。

 トウアハーデ名物、ルナンマスのぬか漬けを使った蒸し魚だ。


「ふふふっ、ネヴァン。お魚に手をつけていないようですね。この味がわからない子にはトウアハーデの嫁は務まりませんよ」


 母が悪い顔をしている。

 昨日からずっと俺の婿入りさせようとするネヴァンを警戒していた。


「ええ、もちろんいただきますの」

「それ、私にも飛び火しているんだけど!? 糠に魚なんて信じられないよぅ」


 ネヴァンよりむしろタルトと同じく母公認のディアが怯えている。


「でも、臭いと言っていたのにものすごくいい香りがしますの。香ばしくてとっても食欲をそそります」

「えっ、これがそうなの? てっきり臭い魚は後から出てくると思ってたよ」

「あれっ? そう言えば、すごくいい香りです。……ルーグちゃん、もしかして糠漬けじゃない普通のルナンマスを使ったんですか! ずるはめっ、ですよ」

「いや、ちゃんとぬか漬けのルナンマスを使ったよ。食べればわかる」


 そう、匂いはきついが生よりもずっと豊かな味がするのが糠漬け特徴なのだから食べれば一瞬でわかる。あの味は生ではどれだけ工夫を凝らしても出せない。

 三人が一斉に手を付ける。


「美味しいですの! 間違いなく世界一の蒸し魚ですわ」

「うん、すごいよ。こんなにいい香りの魚って初めて。それに、お魚自体がすっごく美味しい」

「……たしかにこの味はぬか漬けルナンマス。とっても美味しい。試験が台無しになっちゃいましたが、ルーグちゃんが私のためにこんな素敵な料理を作ってくれるなんて感激です。お腹の子も喜んでいる気がします」


 俺も食べてみる。

 狙いどおり、皮はぱりっと、表面はほくほく、中は瑞々しい。味付けもばっちりだ。

 これほどうまい蒸し魚は王都でも食べられないだろう。

 一呼吸遅れて食べたタルトも絶賛してくれた。

 ただ、一人だけ首をかしげているものがいる。


「父さんの口には合わなかったかな?」

「いや、うまいにはうまいのだが……私は糠の匂いが好きで物足りなく感じてしまうよ」


 そこは想像していなかった。

 料理は奥が深い。

 糠の匂いがは邪魔だと思っていたが、それを好きなものがいるなんて。

 今回の主役は母さんだけじゃなく父さんもだ。

 ……この失敗は次に生かそう。


 ◇


 それからデザートにフルーツタルトを振る舞った。

 季節のフルーツをふんだんに使ったもの。


「ふう、美味しかったです。ルーグちゃんの料理は世界一ですね!」

「それは言い過ぎではないのかね。親の欲目がすぎるよ」

「いえ、お義父様、世界中の美食を味わっている私がそれを保証しますの。ルーグ様はお強いだけじゃないのですね。ますます欲しくなりました」


 背筋がぞくりとする。

 父を見ると、苦笑して目でエールを送ってきた。


「ルーグは出来すぎた子だよ。心配するとすれば、出来すぎていることぐらいだ。……ここまでやると、もはやこの国が放っておかない。せめて、この屋敷にいられるうちは羽根を休めるといい」

「そういうわけにはいかないんだ。こうして時間が空いているうちに準備をしないと。このままじゃいずれ敗北して死ぬ」


 だからこそ、今日のごちそう作りですら魔道具の耐久テストを行い、狩りでは新型の探索魔術を試した。


「あの、ルーグ様。もう三体も魔族は倒せちゃいましたし、残り五体もすぐに倒せちゃう気がします」

「それはないな。ここから先、確実に厳しくなる」


 断言する。

 今後の苦戦は不安ではなく、確信だ。


「あら、理由を聞かせてもらっていいですの?」


 ネヴァンが食いついた。わからずに聞いているわけじゃなく、自身の考えと合っているかを確認しているのだろう。


「魔族には知能がある。今までの魔族は魔族同士で競争をしているからこそ、協調せずに単体で動いてくれた。競争だからこそ拙速に攻めてきた。だがな、オークの魔族、兜蟲の魔族、獅子の魔族、たて続けに三体も殺されたんだ。……よほどの馬鹿じゃない限り対策を考える」


 相手がゲームの駒ならバカ正直にこれからも単独行動かつ浅い策で仕掛けてくるだろう。

 しかし、魔族は馬鹿じゃない。今までのやり方が通用しなければ手を変える。


「ねえ、対策って例えばどんなの?」

「単純なのは魔族が二体以上で襲ってくることだな。先日の魔族、あれが二体いたとして勝てると思うか?」

「……ちょっと自信がないっていうか、ほとんど無理だね」

「そうだ。今の俺たちは入念な準備をしてようやく単独で動いている魔族に勝てるという状況なんだ……実は複数で襲いかかってくることはだいぶ前から不安視していたんだよ。だからこそ、敵を飛ばす【神槍】あんてものを用意していた」


 あのとき【神槍】を獅子魔族の隔離に流用にできたのは、事前に開発していたからに他ならない。


「まだある。俺たちが戦えない状況を作ること。例えばだが、もし魔物の群れにトウアハーデが襲撃されたとする。その状況で魔族が現れば、俺には故郷を見捨ててまで即座にそこへ向かうことはできない。魔物の群れを片付けたころには、奴らは目的を果たして消えている。もっとシンプルに、魔族が仕事を終えるまでに、俺たちがたどり着けない場所で暴れるとかもありだ」


 ハンググライダーを使えば、超高速で移動はできる。

 しかし、俺たちに魔族の出現を伝える者は俺たちほど速く動けない。

 毎回、今回のようにミーナから情報がもらえるとは限らない。


「意外と穴だらけですのね」

「ああ、だから油断はできないし、もっと精進しないといけない」


 強くなる努力は常にしている。

 情報網の強化もだ。マーハと協力してオルナが張り巡らした情報網の拠点同士を結ぶ高速通信網を構築している。

 従来では最速の通信と言われていた伝書鳩。それを凌駕する速度と信頼性を持つ通信を可能にする予定だ。

 通信=手紙の運搬であるこの時代でのリアルタイム通信は暴力的なまでに強力だ。

 対魔族としてだけじゃなく、後の商売でも生きるだろう。


「やっぱりルーグ様はすごいです!」

「褒めるのはいいが、タルトにももっと強くなってもらう予定だ」

「はいっ、ルーグ様のためならどんな特訓でも大丈夫です!」

「もちろん、私もがんばるよ。もっとたくさん魔法を作るから」

「それなら私はお金と権力で貢献しますの」


 俺は微笑する。

 俺だけじゃできないことも彼女たちとならできるだろう。

 そう言えば、そろそろあれが届くころだ。

 こちらも準備を整えておかなければ。

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