ロックバンドのT-BOLANが15日、東京都世田谷区の昭和女子大学人見記念講堂で全国ホールツアーのファイナル公演を開催。ファン2000人を前に「離したくはない」などヒット曲から初披露となる新曲「京恋歌」まで全19曲を熱演した。
昨年9月に始まった23年ぶりの全国ツアーもラスト26公演目。中盤の「あこがれていた大人になりたくて」では、ボーカルの森友嵐士(53)がハーモニカを吹きながら客席に登場するサプライズも。また、2015年に「くも膜下出血」で倒れたベースの上野博文(54)がステージに登場。森友が「退院のお祝いの時に『2つめの命をもらったと思ってやりたいことをやった方がいい』って言ったら、こいつはひと言『ライブ』と言うわけ」と明かし、ファンと喜び合った。