穏やかなるかなカルネ村   作:ドロップ&キック
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キョロキョロ(・ω・。≡。・ω・)深夜デダレモイナーイヨネ?
ソーイ|・ω・`)ノ □ イマノウチ、ヤバメナネタアップ

記念すべき第80話です。ここまでこれたのは皆様の応援のおかげです。ありがとうございました。
だがしかし、80話記念なのにこのサブタイ(汗
しかも内容と外れてない罠。

というわけで、微エロ注意です。エロ注意です。大事な事なので二度言いました。
そういうのが苦手な方はターンバック推奨。紳士向けの内容です。





第80話;”性遺物と書いてビキニアーマーと読む!”

 

 

 

「うむむ……」

 

お骨(モモンガ)様は悩んでた。

なんだか前回と同じような書き出しの気がしないでもないが、そこは気にしない方針で。

 

というか前回に比べて絵面がシュールすぎる。

グリーンシークレットハウスを世界観と趣味に合わせて劇的ビフォア&アフター的な改築をした我が家(ログハウス)の中で、愛妻(キーノ)を膝に乗っけてるというシチュエーションは変らない。

 

だが、周囲にふよふよと何着も浮遊しているのは、”()()()()()()()”である。

大事な事なので某タブラさん風に繰り返すが、「ちなみにビキニアーマーである」。

この(カルマ)の深さ、紛れも無く奴のさ~♪ 当然、蛇の方(コブラ)ではなく鳥の方(ペロロンチーノ)の遺した代物だ。

聖遺物……いや、正しく性遺物と言える。

 

「せめてもの抵抗の証に大人しめのデザインを……」

 

「そして徐々にキワどいデザインにしていくのだな? よくわかるぞ」

 

何故かそこには夫を精神的に追い詰める吸血姫(キーノ)がいた。

いくらなんでも某バードマンにリスペクト過多だと思われる。例え彼女の愛読書が、運営と肉棒姉の目を擦り抜けて最古図書館(アッシュールバニパル)にいつの間にか運び込まれていた”巧妙に偽装された趣味全開のロリペド系ウス異本(ペロロンチーノの秘蔵コレクション)”だとしてもだ。

 

「いや、できればエスカレートしないで欲しいなぁ~と。(オレ)的には」

 

するとキーノ、鼻で笑いながら……

 

「相手は幼痴女(ネム)だぞ? 無理に決まってるだろう。それにペロロンチーノ殿のコレクションは、同じジャンルの服なら布地面積に反比例して性能が高くなる傾向があるから別に悪い話じゃないし」

 

全く否定できない……というか妙に納得してしまったお骨であった。

 

「それにモモンガとて、好みの小さくて平たい娘にエロい格好させるのは嫌いじゃないだろ?」

 

「そりゃ嫌いじゃないけど。というかむしろ大好物だけどさ」

 

そこで肯定したら駄目だと思うぞ、お骨様。

まあ、心を許した相手にはとことん素直に、そしてダダ甘になるのがモモンガの長所であり欠点でもある。

 

「ふふっ。旦那様ぁ」

 

不意に甘ったるい声を出した愛妻(キーノ)は、宙に浮かぶビキニアーマー……よりによってBIKINI WARRIORS(ビキニ・ウォリアーズ)という、ある意味中身がタイトルまんまな作品に登場する”死霊使い(ネクロマンサー)”のそれに酷似した衣装を手に取った。

 

作品タイトルどおり、出てくる女性キャラはビキニアーマー装着で、ネクロマンサーも例外じゃない……マントこそ装備してるが、本体はぶっちゃけ桜色のマイクロビキニだ。登場キャラの中でも屈指の布地の薄さと面積の小ささを誇り、来てる娘も最小サイズの乳を誇るツインテ娘だ。

 

「んしょ」

 

そしてお骨の眼前で生着替えを始めてしまう妻がいた。

 

「どうだ? 似合うか?」

 

これはいけない。相手は”死の支配者(オーバーロード)”、要するにアンデッドだ。ネクロマンサーの衣装では特効がかかる。つまり、

 

こうかはばつぐんだ!

 

アンデッドの精神作用無効? そんな物、愛妻+マイクロビキニの前には無駄無駄無駄無駄ァッ!ってなもんである。

案の定、瞬時にモモンガは受肉していた。

お骨の時だって性欲は薄くなるだけで無くなるわけじゃない。ついでに言えば、故に受肉したときは反動が強くでる。

骨に肉がつくと蘇生するモモンガ様のモモンガ様が起っきして、リミッター解除して本来のサイズを取り戻した(つまりラナーやエンリとか純粋人間種相手の時はダウンサイジングしてる)巨砲と評してよい砲身をスタンドアップさせて準備万端である。

 

「キーノ、俺をからかいすぎだ」

 

”ひょい”

 

そのまま軽々とお姫様抱っこで抱き上げ、ベッドルームへ消えていった。

夫の腕の中で、『計算どおり……!』とどこぞの新世界の救世主ばりに愉悦に嗤う妻がいたとかいなかったとか……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

 

きんぐ・くり~むぞん☆(キラッ

残念だったな。それは私のおいNa……もとい。残念ながらこのシリーズはR-18ではない。真に残念ながら、だ。

ただ、紳士諸兄の想像力を期待し、音声や効果音を一部だけ公開しよう。

 

ひgっやぁ! もっろぉ、もっろきーののこといりめれぇ……おひり、えぐっれぇぇぇ

 

”ちょろ……ちょろちょろ……じょろろろろ”

 

おもらひひひゃったぁ……きーの250さいらのに……れもきもひいいよぉ、おひっことまりゃらいよぉ

 

上手くイメージしていただけただろうか?

結果的に言うなら、『襤褸切れを纏ってるような惨めさを誘う半脱ぎ状態で後ろ手に縛られ、目から光が消失したキーノが緩んで開きっぱなしになってしまった上の口からも下の口からも後からも前の小さな穴からも色々垂れ流して、白濁や黄色や茶色の混じった水溜りを生み出していた』という状況だ。

 

まあ、種族的に『垂れ流せるのか?』という疑問は尽きないが、ビルドの関係やら何やらで子供を作ることはできないようだが食べたり飲んだりすることは出来る(基本、不要なだけで不可能という訳じゃない)ので出すことも出来るということなのだろう。

 

とりあえずシャルティアの生みの親たる某バードマンの性的な方面の弟子で、中身が「カルマ値-500は伊達じゃない!」なお骨様の面目躍如というところか?

まあだが、孕ポコではなくサイズ的な問題で内側から腹ボコになってはいたようだが、二人にとってはそこまでハードという訳ではないようだ。

もともと心臓は止まってるからショックで心臓麻痺ということもないだろうし、ある意味これ以上死にようが無いわけだし。ピンク色が正気を消し飛ばした意識も、現在耽溺しまくってる快楽の余韻が過ぎればそのうち戻ってくるだろう。多分。

少なくとも現状でキーノにデスペナ&Lvダウンが発生してないのだから問題はない。

 

 

 

ひゃへ……ひゃひゅ……

 

モモンガはまだ瞳孔と口をだらしなく開いたまま、白濁に塗れてひくっひくっと小さな肢体(からだ)を痙攣させてる妻の髪を優しく撫でながら、

 

「第2R、開始……かな?」

 

カルマ値-500は伊達じゃないのだ(二度目

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

まったくの余談ながら……()()、ようやく正気がアップを始めたキーノは味をしめたのか、このビキニアーマーを自分の新正規コスチュームにすると頑迷に強請(ねだ)ったのだが、

 

「俺が他のことに手がつかなくなるので勘弁してください」

 

と同じく正気に戻った(沈静化したとも言う)お骨が泣き土下座で対抗。

まあ、カルネ村……いや、この世界最高峰の戦力たる二人が揃って性的な意味で引きこもりとかは流石にマズイと思ったのだろう。

しかも夫婦揃ってアンデッド、時間間隔の緩さは人間の比じゃない。気がつけば100年単位で引きこもってても不思議じゃない……キーノにはそれだけの魅力があるとモモンガは真剣に危惧していた。

 

結果、ネクロマンサーのビキニアーマー(今更だが……アーマーなのか?)は、無事に暫定的封印指定となり、キーノは代案として旦那(モモンガ)のインベントリから同じくペロロンチーノの遺したコスの一つをせしめることに成功する。

 

ちなみにそのブラックレザー風のビスチェとチェック柄のミニスカを組み合わせた伝説級衣装(レジェンド・コス)、名を”リベリオン・ユーミル”という。

察しの良い方は気づいたかもしれないが……某”Queen's Blade(クィーンズ・ブレード) Rebellion(リベリオン)”の鉄血ドワーフ娘(身長120cmの方)のそれにともて酷似した衣装だったりする。

 

普段使いできるラインというのがキーノの主張であるようだ。モモンガ的には保障の限りではない。だって前の衣装に比べても無駄に可愛いし。

 

とどのつまり、夫は妻に勝てないという自然の摂理が今日も無事に証明されたようである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




お読みいただきありがとうございました。

キーノちゃんの新コスが決定しました(視線逸らし
ええと、愛っていいデスヨネ?(滝汗

いや~、今回は内容的に昼間にアップする勇気がなかったっす(^^
内容が内容だけに、いつも以上に反応が怖い!
だがしかし、それで凹んでしまえばこの先ガガガ……なんせ先の長い話ですので(苦笑

それでは皆様、こんなシリーズですがこれからもよろしくお願いします!






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