天才女性フィギュアスケーター浅田真央を斬る

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天才女性フィギュアスケーター浅田真央を斬る

キムヨナと宿命の対決の行方は?

2008年12月08日

Japanese Champion Mao Asada shows her gold medal during an award ceremony of the ladies free skating final at the NHK Trophy International Figure Skating Competition in Tokyo on November 29, 2008. AFP PHOTO/Kazuhiro NOGI (Photo credit should read KAZUHIRO NOGI/AFP/Getty Images)

 

皆さんお元気ですか?
いよいよウィンタースポーツの季節ですね。
ウィンタースポーツと言えばいろいろありますが、先ず私が注目、期待しているのは
世界女子フィギュアの連覇を狙う、浅田真央です。

先日のNHK杯では、フランス大会での不調を一気に吹き飛ばして優勝し、健在ぶりをアピールしてくれました。

 

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それでは、彼女の本質を命式から見ていきましょう。

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1990年9月25日生まれ

上  中  下   宿命星  十二運   吉凶星

年柱   庚  午  己  印綬 偏官  絶   月徳貴人 咸池

月柱   乙  酉  辛  食神 偏印  病   隔角(2個)

日柱   癸  巳  丙     正財  胎   天乙貴人 亡神

【特記事項】
彼女は午未空亡ですが、年柱中段に午があるので、年柱が空亡しています。

【総合所見】
① 命式自体は強くない、十二運も総合的に弱い方であるにも拘らず、世界トップアスリートの地位を確保する天才性には、ある理由がある。
② 26歳が運気の一つのピーク、その年で引退する可能性あり。
③ 宿敵、キム・ヨナとは非常によく似た命式で、どちらかが引退するまで死闘は続く。

① については
・年柱の十二運に絶が来ています。
・絶は十二運の中で最弱の運気です。

そのまま解釈すると、絶のある年柱は初年運ですから、真央の生まれてから20歳までは最悪の時期となるはずです。

しかも、特記事項で述べたように、年柱が空亡していますから、“泣きっ面に蜂”のはずです。

ところが、“そうは問屋がおろさない”のが天才の命式です。

絶は確かに最弱の運気ですが、ある条件がそろうと、一発逆転で凄いプラスの条件に変わります。

★これを四柱推命では俗に【絶中(ぜっちゅう)に生(せい)を得る】と言います。

最も不利な条件が、一転して最強の武器に変わってしまうのです。

その条件は、ずばり!
★絶のある同じ柱の宿命星に印綬があることです。

・更に、年柱には暴力性、アウトロー性の凶星の偏官があります。
・偏官は基本的にはヤクザ星です。
・しかし、月柱に食神があるので、偏官の暴力性等のマイナス面は抑えられます。

・食神によって、心を入れ替えた偏官は、印綬の隣に並ぶことによって、真央に世界をあっと驚かせる豪快な発展を可能にさせます。
① 私はこれを、【心を入れ替えた偏官の大発展】と呼んでいます。

・それと、印綬の位置がベストです。

年柱上段の位置にある印綬を、私は【天命の印綬】と呼んでいます。

この位置に印綬のある人は、その所属する業界の第一人者になる人が非常に多いのです。

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20年前に、【天命の印綬】を発見したときには、プロ野球選手では、巨人軍の原辰徳、中日の落合博満がいました。

二人とも、一流プレーやとしての実績を残して、今は監督に就任して、リーグ優勝、日本シリーズでも優勝監督になっています。

ここでは、省きますが、原も落合も命式も十二運も強くなくむしろ弱い方です。

他のスポーツや分野でも探せば【天命の印綬】を持つ成功者は続々出てくると思います。

しかし、命式で良いカードを持っていても、真面目に努力しなければ、結果は出ないのは当たり前で、つい前回取り上げた、モデルの藤井リナも【天命の印綬】を持っていましたが、日ごろの行いが悪いために単なる非常識な大バカ者として世間の顰蹙を買っています。

いずれにせよ、浅田真央は、
(1)【絶中に生を得る】
(2)【天命の印綬】
(3)【心を入れ替えた偏官の大発展】
と言う三つのカードを武器に天才スケーターの天才たるゆえんを遺憾なく発揮し続けているのです。

しかも、この3カードが揃えば、初年運の空亡もさほど気にしなくてもよいことがわかりました。

・月柱には、偏印倒食を引き起こす食神の天敵の偏印があります。
・しかし、偏印は真下の正財と干合していますから、凶意は消えて偏印倒食の危険性はなくなります。

・日柱にはオールマイティーの貴人星の天乙貴人があります。

・年柱上段の庚と月柱上段の乙が干合を形成しています。
この干合は、「金化(きんか)する」「仁義の合」と呼ばれ、女性でこの干合があると、決断力に富み、度胸が据わってきます。

トリプルアクセル&トリプルトーループ、3回転半ジャンプなどは
まさに度胸と決断力がないとやれないでしょう。

・更に日柱の癸は、小さい水を表します。
小さい水→水たまり→プール→スケートリンクとなります。

・また、月柱の辛は小さな金属を表します。
小さな金属→加工された金属→小刀→スケートシューズのエッジです。

これは単なる連想ゲームではありません。

その人が生まれながらにして持っている、五元素によって、関係の深い元素、特に日柱上段の元素によって人生は引っ張られるのです。

日柱上段に己のある人がガーデニングが大好きなように、
己→小さな土→畑の土→庭いじりとなります。

真央が5歳の時から、フィギュアを始めたというのがよくわかります。

そもそも惹かれるものがなければ続かなかったでしょう。

・月柱中段に酉、日柱中段に巳があります。
・酉=鳥、巳=蛇にあと一匹動物が加われば、三合が作れます。

・それは、ズバリ!
丑=牛で三合金局(さんごうきんきょく)の成立です。

三合が成立するとス涼宮ハルヒの憂鬱の「ハレ晴れユカイ」じゃないけれども“向かう所敵無し状態”となります。

・丑年は麻央にとって無敵の年です。

・来年2009年は丑年です。
・3月の世界選手権は、真央が連覇する可能性が高いでしょう。

まさに、フィギュアスケートをやるために生まれてきたような天命の子、天才スケーターですね。

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② については
人生の運気の大きな流れは26歳でピークを打って大運空亡に入ります。
それまでに、宿願の冬季オリンピックで金メダルを取ったりして、完全燃焼していれば、あっさり引退する可能性が高いと見ています。

③ については
比較するために宿敵、韓国のキム・ヨナの命式を載せてみました。

 

キムヨナ

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1990年9月5日生まれ

上  中  下   宿命星  十二運   吉凶星

年柱  庚  午  丁  印綬 偏財  絶    咸池

月柱  甲  申  庚  傷官 印綬  死   紅艶  亡神

日柱  癸  酉  辛     偏印  病   天徳貴人

【戌亥空亡】

如何ですか?
この同い年の宿命のライバルの命式が奇妙なほど共通点の多い所に気付かれたかと思います。

特に年柱がよく似ている。
キム・ヨナもまた
(1)【絶中に生を得る】
(2)【天命の印綬】
の2個のカードを持っています。
【心を入れ替えた偏官の大発展】は持っていませんが、その代り
・キム・ヨナには年柱空亡はありません。

・年柱に関してはほぼ互角といったところでしょうか・・・

・スケーターの道を進む天命の癸と辛もほぼ同じ位置にあります。

・真央が持っていなかった傷官と偏財がキム・ヨナにはあります。

・傷官は表現力の源の星ですから、従来から、真央の苦手とする表情の豊かさ、感情表現がキム・ヨナは上手いといわれてきました。

・偏財は「華(はな)」の源です。
・キム・ヨナが表現力と、芸術性では麻央に対して一日の長があると言われることの証左です。

・月柱にはタレントには必須の人気星の紅艶があります。

・母国韓国では「国民の妹」と言われ、半ばアイドル並みの人気者だということも納得がいきます。

・人生の大きな運気の流れでは、29歳でピークを迎え、翌年から大運は極端に弱くなります。

・大きな怪我とかがなければ、現役生活は麻央より長くなるでしょう。

二人の二十八宿を見てみましょう。

真央は箕宿です。

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女性はからりとして男性的、色気はないが相当芯が強いです。
気性も激しくどんな苦労にも耐え抜く“ド根性女”です。

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真央が現在師事している専属コーチはロシアのあの“高級毛皮コートのおばさん”タチアナ・タラソワ女史です。

彼女も、真央と同じ箕宿です。
師弟関係は「栄・親の関係」がベストですが、「命の関係」も悪くはありません。

何しろ、宿命が重なり合ってしまうわけですから、気質から哲学、価値観までほぼ共感してしまいます。

相手が何を考えているのか瞬時に分かってしまうのです。

タラソワは指導の厳しいことで有名ですが、私は見ていると厳しさを飛び越えた気性の激しさを感じます。

まさに箕宿の女性の典型です。
真央とは似た者同士、息はぴったりでしょう。

 

キム・ヨナは壁宿です。

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人情に通じた庶民派の星ですが、真央とは「安・壊の関係」で破壊縁です。

真央が破壊される方です。

この点もまさに宿敵、天敵の関係です。

女王の座は一つしかありませんからね(笑)

ここで注意すべきは、「安・壊の関係」は常に破壊する側が勝つとは限らないのです。

現巨人軍監督の原辰徳が、ホームランバッターとしての選手生命が絶たれる原因となったのは、当時広島カープのエースピッチャー津田投手(故人)の剛速球を、ファウルチップした際に起きた、手首の有鉤骨骨折だと言われます。

この二人がまさに「安・壊の関係」でしたが、原は軫宿、津田は「氐宿(ていしゅく)」で原の方が破壊する側でした。

さて最後に、来る12月12日、13日に韓国で行われるグランプリファイナルでの二人の勝敗を予想してみましょう。

伏見顕正の予想は6対4で真央有利と見ました。

その根拠は、二人の両日の運気にあります。

キム・ヨナは両日とも、なんと空亡日です。
真央は12日は運気は弱いが、13日は最強の運気の帝旺が来ます。

しかし、キム・ヨナにとってはホームですから、独特の雰囲気が味方となります。

その分を差し引いて真央有利と予想しました。

当たるといいな~(笑)

※当たりました

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左からキム・ヨナ(韓国)、浅田真央(日本)、カロリーナ・コストナー(イタリア)

続編です

【フィギュアスケート】浅田真央。強靭な精神力と「念力」でトリプルアクセルを跳び続けた天才

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