2019年03月17日
その5そのまま友達でいてくれたら……
2016年8月の事件は一体なんだったのか……。
哲学青年と私の友情は穏やかなものだった。時々会って思う存分討論する。それで充分幸せだった。私はそれでよかった。その関係でよかった。
哲学青年はそうではなかった。私は哲学青年に淡い恋心があったけど、それはそれでよかった。冷静にギリシャ哲学を語る哲学青年。その哲学青年が私に激しい恋をしているとは全く気が付かない私。私の恋が水なら哲学青年の恋は炎だった。私は穏やかな愛でよかった。哲学青年が幸せならいいとしか思っていなかった。
私にはわからない。何故哲学青年が私に燃えるような感情を持ってしまったのか今だにわからない。そこは男女の差であると私の父親にいわれました……。私は哲学青年の幸せだけを願っていた。しかし哲学青年は私の全てをわが物にしたかった、最期は命さえも……。
2016年2月から穏やかな友情は一冊の本で壊れ始める。哲学青年の策略が始まる。
gomafujin at 12:14│Comments(0)│有る事件の告白