その27化粧品を置くその29薬をどうしよう……

2019年05月08日

その28哲学青年とうつらうつら

 哲学青年との半同棲生活は順調だった。昼間はお互い仕事に精を出し、夜は文学哲学歴史など語り合う。一見とても健康的な生活だ。しかし哲学青年の様子が少し変わる。私に源氏物語の紫の上の事をしばしば語る。私は朝型なので夜は早く寝てしまう。うつらうつらしていると哲学青年があれやこれやと語る。


 私は父と仲が良く、親子で旅行をする。よく宿の人に若い奥さんとからかわれることもある。本当に勘違いされることもある。それを哲学青年がやめろという。哲学青年がなぜか私の父に敵意を出すのだ。哲学青年は私と父親の仲を裂こうとしている。ただの仲の良い親子なのに、哲学青年がおかしな関係だと言うのだ。


 哲学青年は実家と断絶している。何故そうなのかは、真相は未だ不明だ。哲学青年は香川大学の元教授の書籍に感化されている。この香川大学元教授は2000年前後に世間で流行ってNHKでも特番をしたくらいだ。しかし香川大学元教授はその後セクハラ犯罪で実刑判決をうけて世に消えた。


 哲学青年はその香川大学元教授に妄信して私と私の家族との仲を裂こうとしていた。うつらうつらしている私に訳の分からないことを語る。


 これは洗脳の手法だった。かつてヒトラーは民衆の前で必ず夕方に演説した。人は疲れる時、判断力を失いやすく洗脳し易い。哲学青年は多分この手法を知っていたのだろう。ここまで書いてお分かりしているかと思うが、哲学青年はただの文学哲学好きでなく、人々を支配する独裁者なのだ。皆は哲学青年を崇拝していた。そんなことも知らず、私は哲学青年と付き合ってしまったのだ。


 哲学青年はたくさんの人々崇められていた。知らない私は哲学青年と友人として対等に話していた。私だけが対等だった。哲学青年は私を最後の支配対象にしたのだ。これが事件の真実だ。


 うつらうつらしている私を洗脳し始める哲学青年。私が自覚しないまま恋愛は狂気と犯罪の方向に進んでいた。これは2016年8月の中旬、事件はあることで決定的に開始する。



gomafujin at 20:57│Comments(0)有る事件の告白 

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
その27化粧品を置くその29薬をどうしよう……