2019年06月04日
その33哲学青年とマインドコントロール
こうして哲学青年は私を含め教会内をマインドコントロールにかけた。これでは哲学青年は悪人ですね。後にわかったのですが、哲学青年の勤め先は法務事務所、それも悪名高い法務事務所でした……。裏稼業に近い仕事だったのですね。それじゃあ教会の人々を簡単に操れるね!
しかし哲学青年は加害者であり被害者だった。哲学青年は慶応義塾大学出身、哲学青年が大学生のその時に、怪しいセミナーにはまってしまって、彼が怪しい組織の被害者になった。マインドコントロールとは最初は被害者だが、じきに加害者になります。被害者から加害者、そしてまた被害者ができて加害者になって……とキリが無いのです。この連鎖を止めた人は私です。でもまだ残党がいますので気を付けています。
マインドコントロールにかかった当時の私のことは、覚えています。ホント、操られるってこういうことね、と貴重な勉強になりました。この状態になってから家族とドンドン疎遠になりました。自宅アトリエでの仕事が終わると哲学青年のアパートにいました。
マインドコントロールにかかった私は、自分は変わらなけばいけないと思いました。インゲボルグの衣装も伊勢丹で買った高級下着も、繊細な細工がほどこされたアクセサリーも工房で丁寧に作られた人形衣装全て捨てなければいけないと本気に考えていました。自分は変わらなけばいけないから過去の全てを捨てなくては!これって完全に洗脳、カルトです……。
ではどうやって私はマインドコントロールから抜けられたのか?これは事件の最後にわかります。
ここでは哲学青年は加害者になっていますが、哲学青年は被害者でもあります。八王子の魔術師の医者が催眠術をかけているのです!そう、事件の黒幕は八王子の魔術師の医者です。もしもこの八王子の魔術師の医者が関わらなければ、違う展開になったでしょう。哲学青年が被害者でもあると証明する言葉があります。
「このアパートには八王子の魔術師の医者が結界を張っているから安全だ!」
哲学青年は狂っている人でした。でも私はバカにできない。哲学青年はおそらく精神病を持っています。私も精神病を持っていますが、薬で対処しています。だからこそ、哲学青年の狂気は笑えない。哲学青年はまるで精神病院に入院する前の昔の私の状態に似ているから。私は15歳の時に精神病院に半年間入院しました。今現在は一か月に一回安定剤をもらいに、病院に通院しています。