2019年06月05日
その37哲学青年の過去
2016年8月中は毎週哲学青年によって八王子の魔術師の医者のもとに連れて行かれた。目的は私が薬を飲まなくてもいい体にするためだ。私の持病は残念ながら現代医学では完治できない。だから安定剤を飲まなければいけない。私に恋した男性たちは全員私の病を治すと宣言する。結果どうやっても治らないので男性たちは苛立ち私に暴力して別れる。これを何度も繰り返した。哲学青年の事件後重度のPTSDになってしまったので薬はむしろ増えた。
また土曜日になり、哲学青年と私はいつものキリスト教系カフェに行った。カフェの中では哲学青年は帝王だった。誰もが哲学青年に跪いた。私の方は薬不足なのでこのころから苦しくなる。だからカフェの後八王子の魔術師の医者のもとにいかなければならない。夕方電車に乗り、哲学青年と私は八王子駅に向かった。哲学青年の顔は深刻な表情をしていた。駅ビルのカフェで大事な話があるという。それは哲学青年の知られざる過去だった。
哲学青年は慶応義塾大学に入学したが、精神は乱れた。その時にシュタイナーのセミナーで、年上の女性とであって恋愛関係になった。彼女は魔術もホメオパシー医学も香川大学元教授の書籍も知っていた。私から言わせれば年上の彼女は魔女だった。哲学青年の家族は交際を禁じて哲学青年を精神病院に強制入院させた。しかし哲学青年は脱走。そして年上の彼女のもとに行った。そこで年上の彼女は例の八王子の魔術師の医者を紹介した。哲学青年は生きるために会社の経理の仕事に就いた。慶応義塾出身ということで入社できたらしい。
こうして哲学青年と年上の彼女は結ばれた。だが別れて哲学青年は私の住んでいる町に引っ越した。
これを聞いた私は涙を流した。哲学青年と結ばれるべき女性は年上の彼女であって私ではないと思った。私は号泣した。このとき、もし薬が効いていたら号泣なんかしない。私の身体は薬が切れかけて心身ともおかしくなっていた。私は哲学青年から逃げようとしたが、哲学青年に捕まえられて結局魔術師の医者の診察を受けた。私の後は哲学青年の診察。
私は哲学青年の世界から逃げたかった。それはなぜだか今でもわからない。私はマンションの6階から身投げしようとした。哲学青年に止められた。診察が終わって電車に乗ったのだが、途中でタクシーで帰った。私は自宅に帰らず哲学青年のアパートで泊まった。
このころから哲学青年の束縛が本格的に始まる。私を自宅に帰したくないから、哲学青年の犯罪的計画を行うためにタクシーで帰ったのだ。哲学青年はしきり私にこういう。
「君を略奪婚する。」
これは本気だった。哲学青年は私を拉致して魔術をかけてマインドコントロールにかけて無理やり結婚しようとした!キリスト教系カフェは既に哲学青年の支配下におかれ、牧師ですら私の拉致に賛同する。哲学青年は私を隠すためにたびたびタクシーを使った。哲学青年は私をさらってしまったのだ。
好きな女性を拉致して監禁して洗脳して結婚する?どこの官能小説ですか?哲学青年よ、貴方は硬派で有名だったのに……。哲学青年、エロ全開です……。次回哲学青年の洗脳魔術を書きます。ちなみにこれは全部実話ですよ!