竜宮レナ

登録日:2009/05/28(木) 04:38:02
更新日:2019/06/12 Wed 23:36:47
所要時間:約 5 分で読めます




ひぐらしのなく頃にの登場人物。
鬼隠し編のヒロイン、罪滅し編の主人公。


声:中原麻衣


通称:鉈女
必殺技:れなぱん、RFI
得物:


前原圭一園崎魅音の親友。

献身的で世話やきな設定。
普段はぽけーとした感じで「かな?かな?」と文末を繰り返したり、「はぅ~」などを口癖としている。
時たま鋭い洞察力や観察力も見せる事がある。
有機物無機物、大小問わずかぁいいものと認識したものに目がなく、お持ち帰りするのが趣味。かぁいいものをお持ち帰りするためなら実力行使もためらわない。
家の庭はレナの拾ってきたゴミでゴミの山になっているが、意外にも屋内にはあまり置いていないらしい。
が、昼壊し編によると自室は女の子らしい部屋とは思えない小物が満載された部屋だとか。
将来ゴミ屋敷にならなければいいが。

かぁいいものの回収を邪魔する者やエロトークには鉄拳制裁(通称れなぱん)を放つが、半径2mの射程距離を誇る視認困難なパンチを見切るのは至難の業。
数十人ぐらいのヲタなら一網打尽にする。

部活メンバーの中では梨花魅音(なかなか発揮しないが)に並びかなりの料理の腕前の持ち主で、特に一般的な家庭料理を得意とする。
生産能力も半端なく5人前作るのは朝飯前。


部活でのゲームスタイルは良識派なため敗北が多く罰ゲーム常連。
しかしかぁいいモードや本気モードに入られると多少の強運や技術はあっけなく覆され、互角に追い込んで御の字なほど強烈。


圭一に淡い恋心を持っており、毎朝迎えに来たり、時折差し入れをしたりしている。
鬼隠し編でおかしくなった圭一に殺されるまで献身的に接していた。





本名は礼奈。
レナと名乗っているのはかつての辛い思い出のため「『い』やなことを抜く」の意味をこめてのもの。
だがネガティブな時には「『い』い所も抜く」ことも思い出し、自嘲することがある。

もともと雛見沢に住んでいたが、母親の仕事の関係で茨城に引っ越していた。
しかし母親が計画的に愛人を作り離婚してしまったことから、知らずとはいえ愛人に会っていた自分に離婚の責任があると感じている。

その後、学校で男子生徒をいきなりバットで殴った上に学校中のガラスを割って回る事件を起こし、精神科の診療を受けていた。
その際に雛見沢症候群のL5症状を抱えるが回復し、雛見沢に戻ってきた。


母親が自分に真実を教えず愛人に会わせていたためか、他人の嘘や故意に隠し事をされることを大変嫌う。
しかし自身が雛見沢に来る前のことを知られるのは恐れており、ひた隠しにしている。

普段のおっとりキャラはレナの幸せの理想を演じているもの。反面、内面は冷静なリアリストであり、自分を騙しきれていない(それに関して罪滅し編のレナの独白で垣間見える)。
一度思い込むと頑固で理想像が少しでも外れたら暴走してしまう危うさを秘めている。
澪尽し編の圭一からも普段自分のキャラを積極的に出してたりして外との繋がりで中和しようとして無理をしていると指摘していた。

故に罪滅し編では父親に美人局を仕掛けようとした北条鉄平間宮律子に日常を壊される強迫観念から彼らを殺害、
不安定になっていたところを大石の接触と鷹野の妄想ノートによるダブルパンチの影響で雛見沢症候群を発症する。

発症者としては妄想を信じつつも理論武装をし、冷静に計画を練って実行するので、突発的に動く圭一や詩音よりたちが悪い。


鬼隠し編~皆殺し編までの間、必ず死亡するか生死不明になる部活メンバーの中では唯一目明し編で生存が明言されており、
綿流し編や罪滅し編でも生存が匂わされているなど微妙に優遇されている。
また、アニメ第二期1話目の「サイカイ」では罪滅し編から数年経過した後の話として、大石たちの前に現れている。
事件後は病院で入院していたため大災害に巻き込まれていなかったようだが、当時の事件の罪に苛まれ暗い女性となっていた。
当時は何であんなことをしたのかは覚えていなかったが、ただ一つ梨花に対して何か裏を知っているようなそぶりがあったことを話している。

鬼隠し編で放った「嘘だっ!!」は圭一の「クールになれ」と同じく、ひぐらしを代表するセリフになっている。
しかし文章と立ち絵だけでじわじわと恐怖を表現した原作以外では、やたら壊れ顔を乱発することがあるのには賛否両論ある。


原作者、竜騎士07のお気に入りキャラとしてメインヒロイン、マスコットキャラクターの位置から、人気も高く多くのファンを獲得している。
しかし、普段の表面上の振る舞いと本音の様子に乖離が見られ、それが腹黒いようにも見えるため、作品の知名度もあってかアンチもいる。
特に罪滅し編での雛見沢症候群の疑心暗鬼が影響していたとはいえ、多くのネガティブな心理描写と、暴走する様子の為。
その為か終盤はほぼ戦闘要員と化しており、ラストの祭囃し編ではアホの子で空気化してしまった。
それに関しても賛否両論の様子。

原作終了後のひぐらしデイブレイクを基にした昼壊し編では彼女が赤の「フワラズの勾玉」を飲み込んだことが騒動のきっかけとなる。
その結果、白の「フワラズの勾玉」を持った男性に猛アタックしており、常にかぁいいモードとなって暴走状態といる。


 あ~う~
 かぁいいよ~かぁいいよ~
 おっ持ち帰り~♪
   ____
  /___ \_
  (/  ヽ\__ )
-=イ ハ /ーiハ| Y
 / /レV 三 リ ノ|
 レ |彡  "/イ八
 レ丶" <フ  / _>
  \_>_ (⌒)ー<ゝ
   / ( )"\\_〉
   Vレヘ\\介\\\


キャラやネーミングのモデルはFFⅤのレナ・シャルロット・タイクーン
その影響かは不明であるが、DISSIDIA FINAL FANTASYでのバッツ・クラウザー役は☆になっている。

余談だが某ニュース番組で斧で敵を殺していくキャラとして紹介されたのはあまりにも有名。
このためマスゴミのサブカル叩きの例として挙げられることも。確かに斧使って殺したこともあったが主武装は鉈です。


ちなみに.hack//黄昏の腕輪伝説同じ名前で声優も同じヒロインが居る。






今度は普通に遊んで、普通に笑い合って、……普通に編集をしよう。……絶対に互いを疑わない。互いを絶対に信じ合う。
……だから、………絶対に会えるよね? 約束だよね……?

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