松坂は４イニング１失点「いつでもいける」

　中日の松坂が１４日、ウエスタン・リーグ阪神戦（甲子園）に先発し、４イニングを４安打１失点に抑えた。最速は１４３キロで４奪三振。２イニングを完璧に抑えた５月２８日の同リーグ、ソフトバンク戦（タマスタ筑後）に続く好投で１軍昇格に前進した。　　　降板後には「ほどよくピンチもあって、メリハリをつけながら投げられた良かったと思う」と納得顔。「体調に問題がなければ１週間後とかじゃないですか」と次回登板を見据え「課題は特にない。いつでもいけるという気持ちでやっています」と１軍昇格へ準備が整ったことを強調した。キャンプ中にファンに右腕を引っ張られたことによる右肩炎症からの復帰して２試合目の登板。１回を三者凡退に抑えると、２回２死から伊藤隼に中前打と二盗を許したが、続くナバーロを見逃し三振に仕留めた。３回は先頭の岡崎に左越えソロを浴びて１点を失い、小幡にも右前打で続かれたが、江越を遊ゴロ併殺打。熊谷も投ゴロに打ち取った。４回は四球と単打で無死一、二塁とされたが、後続を抑えて無失点。６２球で降板した。