金光学園が5年ぶりに優勝       県高校総体バレーボール競技

2019/06/11 火曜日 動画


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 全国大会出場をかけた高校総体バレーボール競技の決勝戦が、9日に笠岡市で行われ、男子の部では地元金光学園が5年ぶりの優勝を果たしました。


 大会には、男子の部に44チーム、女子の部に54チームが出場し、トーナメント戦で優勝を争いました。

 笠岡総合体育館で行われた男子決勝戦は、5年ぶり5回目の優勝を目指す浅口市の金光学園と、5年連続優勝を目指す岡山市の岡山東商業が対戦しました。

 試合は第1セットから、互いに1点を取っては返される応酬が続き、手に汗握る試合が展開されます。

 金光学園は、市川翔太主将(4番)や宮本直幸選手(1番)の強烈なスパイクやブロックなどが決まり、26対24で第1セットを取ります。

 続く第2セットでも応酬が続き、金光学園は岡山東商業の硬い守りからの素早い攻撃に競り負け、24対26でセットを取られ、勝敗は第3セットにもつれ込みます。

 金光学園は、岡山東商業の攻撃を何度も防いで反撃し、中盤で5点差まで引き離すと選手達は勢いに乗り、打点の高い鋭いスパイクやバックアタックを決めていき、第3セットを25対18で取り、5年ぶり5回目の優勝を果たしました。

 金光学園3年 市川翔太主将は
「全員が1つになって1つのボールに対してみんなが全力投球していたんで、その結果がしっかり出たと思います。今まで先輩方が負けてきたので、しっかり借りを返そうと頑張りました。そして嬉しいです。まだまだ課題があるので、しっかり克服して全国でベスト8やベスト4など、しっかり結果が残せるように頑張ってきたい」と話していました。

 金光学園高校2年 宮本直幸選手(笠岡市立中央小学校出身)は
「めっちゃ嬉しいです。みんなの気持ちが集まってて、そのお陰で勝てたような、先輩方の力も借りて全員で勝ったみたいな試合だったので良かったです」と話していました。

 金光学園高校 亀山洋司監督は
「この試合だけで言ったら岡山東商業さんが非常に研究をしてきて、それになかなか対応しきれず3セット目まで持ち込んだんですけど、監督として何もできてないんで子ども達様々で勝利を収めることができたのを感じています。新人戦とか春季大会で優勝させてもらっている中で、プレッシャーとの戦いだったと感じるので、前回とは比べることができない、今回はまた別の経験をさせて頂きながら優勝を収められたので、試合が終わったあの感じのままです。もうすげぇ嬉しいです。1戦1戦集中して勝利を収めていきながら、ここでベスト4とかベスト8とか言うのは子ども達に申し訳ないので、全国優勝、てっぺん目指して、これからインターハイに向けて練習を積み重ねて行きたいと思います」と話していました。

 一方、女子の部では、鴨方町出身の兵郷珠彩選手(3年)が所属する就実と岡山理大附属が決勝で対戦しました。

 試合は、全国屈指の実力を持つ就実が、粘る岡山理大附属の攻撃を抑え込み、2セットを連取して5年連続43回目の優勝を果たしました。

 就実高校3年 兵郷珠彩選手は
「3年生になって厳しいことが多かったんですけど、こうやって優勝することができて良かったです。みんなでもう1回力を合わせて日本一になります」と話していました。

 全国高等学校総合体育大会の開催地は宮崎県で、金光学園高校が出場する男子バレーボール競技は7月30日から8月3日まで、就実高校が出場する女子バレーボール競技は7月24日から28日まで開かれます。

               田中祐次



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