塾長挨拶
塾長プロフィール
1990年 東京大学経済学部卒業後、(株)日本興業銀行(現みずほフィナンシャルグループ)に入行。本店で大企業営業に従事。
- 1995年 米国Duke大学MBA取得
- 2000年 サンスター(株)の経営企画室部長に就任
- 2003年 サイバーレーザー(株)の経営に参画
- 2006年 (株)ファーストリテイリングの事業開発部担当部長に就任
- 2007年 (株)コーチ・エイにてビジネスコーチとしてエグゼクティブのコーチングに従事。
- 2010年 当社設立、現在に至る
1979年、麻布中学入学後、商社マンだった父親の海外赴任により直ちにオーストリアの片田舎へ家族と共に引越。高校2年で麻布学園に復学するまで4年間オーストリアにて暮らす。その間、前半の2年をオーストリアの現地校に通学し、後半の2年は立教英国学院(全寮制)に学ぶ。
現地校時代はドイツ語での勉強に苦闘し、毎晩辞書片手にドイツ語の教科書と悪戦苦闘しつつ、日本の勉強は(海外子女教育振興財団の)通信教育で何とかカバー。このとき、「(勉強を含め)何でも相談できる頼れる兄貴的なメンター」がいればどんなに心強いだろうと、心底思う。この思いが今の東大ダイレクトのスタートに繋がっている。
麻布高校2年に復学後は、最初の数学の授業で、先生が(普通の高校2年生がまだ学んでいないはずの)微分積分、ベクトル、行列等を用いた東大入試問題の解説を当たり前のように行うのを目の当たりにし、「落ちこぼれ」のショックを経験する。
海外経験を強みとして生かすためには、「落ちこぼれ」ではダメだと、猛勉強を重ね、1浪で東京大学文科2類に合格。東大では、ラクロス部の創設に参画し、東大を代表する運動部の礎を築いた。大学4年時には日本経済新聞社主催の懸賞論文「国際化時代の私」に入選し、約1ヶ月間の米国視察の機会を得る。
1990年東大経済学部卒業後は、㈱日本興業銀行に入行し、主として投資銀行業務において国際的な金融ビジネスに従事。1995年Duke大学(米国)MBA。
2000年に興銀退職後、大企業やベンチャー企業の経営幹部を経て、教育の分野で独立。2010年に東大ダイレクトをスタートさせた。
海外で学ぶ子どもたちの素晴らしい可能性を強く信じ、彼らの帰国子女としての強みを十分に引き出す(自らの実体験を踏まえた)サポートには定評がある。
「子供たちが真の国際人になるためには、世界の何処で育つとしても、日本を知ることが極めて重要であり不可欠となる」が信条。
塾長が語る東大ダイレクト
創業の想い
海外での生活における大きな課題の1つに、お子様の勉強があります。
現地校に通学するお子様は、現地での勉強に加え、将来の帰国に備えるために日本の勉強にも取り組む必要があります。
日本人学校に通学するお子様は、現地校の勉強はないものの、日本のように塾や予備校が整っているわけではありません。
必然的に、お子様の勉強は、ご家族がサポートすることになります。
また、外国は日本ほど治安が良いとは限りません。
もし塾や予備校があったとしても、外出する必要があり、ご家族としては、安全面がどうしても心配で、送り迎えをされている方も多いでしょう。
私と私の弟たちも、幼少期を海外で過ごし、現地校に通学しました。私は中学一年生、弟たちは小学生でした。
いずれ訪れる「帰国」に備え、日本の勉強をおろそかにすることはできず、母が私たちの先生となって、日本の勉強を見てくれました。
母にとっても初めての海外生活で、自分自身、異国語と異国文化に戸惑うなかで、子どもたち3人の勉強を見なければならないのは、ずいぶんと重荷だったと思います。
日本から送られてくる通信教育を前にして、嫌がる私たちを時にはなだめ、時には叱りながら、漢字を教え、算数を教え、理科を教えていた母の姿は今でもよく覚えています。
「どうして日本の勉強もしなくちゃいけないの?」
「ここの学校の勉強もしなくちゃいけないのに、もうこんなに勉強できない!」
と泣いて嫌がる一番下の幼い小学生の弟のことをなだめる母の目には、涙が浮かんでいました。
これが、私の原体験です。
東大ダイレクトというサービスの目的は、
①海外で暮らす日本のお子様たちが、自信を持って日本の勉強に向き合い、海外経験を大きな成長の糧にできること
②お子様の成長を願い、お子様の勉強を自らサポートしているご家族の方を、現役東大生チューターが強力に支援すること
の2つです。
もう海外赴任先で、お子様の勉強に関して思い悩むことはありません。
最新のインターネット技術による、現実感あふれる双方向学習指導システムを活用した東大ダイレクトは、現役東大生チューターによる親身な指導が最大の特徴です。
何よりも私自身が帰国子女であり、日本の勉強で苦労した経験をもとに、東大生たちを人間性と学力の両面から厳選し、トレーニングを行っております。彼らの多くは、中学高校から勉強だけでなく、スポーツや課外活動にも積極的に取り組み、東大でも運動部に所属する「文武両道」の若者たちです。
ぜひとも東大ダイレクトを一度お試しください。お待ちしております。