自らを「原子核科学者」と称する13歳は少ないが、Jamie Edwards君は自分のことをそう呼ぶ。多くの子供がビデオゲームで時間をつぶしている間、Edwards君は、放課後も夜遅くまで核融合炉の制御盤に向かう。そして、Edwards君は、史上最年少の「核融合研究者」になるという目標をこれまで別の少年が持っていた14歳という記録を僅差で破ることでかなえた。
Edwards君は2013年、核融合炉製作のため、資金集め用のプレゼンテーションを用意するとともに、通っている学校からプロジェクト開始に際して3350ドルの予算を得た。
原子炉製作には特殊な部材がいくつか必要だ。Edwards君は、真空槽、真空ポンプ、タングステン線、アルミニウム棒、バルブなどの部材を注文する必要があった。最も難しかったことの1つは、真空槽の漏れを見つけてふさぐことだった。また、Edwards君は、原子炉を稼働させる前に放射線安全コースを受講する必要があった。
Edwards君は、プロジェクトを進める間、ブログを書き続けた。重水素容器が配送されてきたときになって教師らが心配し始めたことを述べている。
最終的な目標は、2つの水素原子をぶつけて核融合を通してヘリウムを生成することにあったが、Edwards君は成功させた。BBC Newsは、実験が成功する様子とともに、Edwards君が「信じられない!」と言って喜ぶ様子を撮影している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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