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【芸能・社会】

TBS金曜ドラマに“危険な隣人” 中村倫也が出演、女子をとりこに

2019年6月14日 紙面から

主人公の引っ越し先の隣人・ゴンを演じる中村倫也(写真・尾身沙紀anan2119号)

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 俳優中村倫也(32)が、7月スタートのTBS系金曜ドラマ「凪のお暇(なぎのおいとま)」(毎週金曜午後10時)で、主人公の黒木華(29)演じる大島凪の隣人・安良城ゴン役で出演することが決定した。ゴンに凪の元カレ、慎二役の高橋一生(38)が加わり、恋の駆け引きが巻き起こるのか。今、熱視線が集まる中村の出演でドラマの注目度も一気に高まりそうだ。

 ドラマの原作は漫画家コナリミサトさんが月刊誌「Eleganceイブ」(秋田書店)で連載中の同名人気漫画。凪は場の空気を読みすぎ、無理をしては過呼吸で倒れてしまうほど。ある日、慎二からのひと言がきっかけで人生のリセットに踏み出し、会社を退職、SNSもやめ、携帯も解約、そして6畳1間のボロアパートに引っ越すと、隣人はゴンだった…。

 ゴンは会った女子たちをすべて虜(とりこ)にするイベントオーガナイザー。腕には入れ墨があり、毎晩のようにクラブ仲間と部屋で騒ぐ、どこか危険なにおいを漂わせるキャラクターだ。凪はそんなゴンに最初は警戒感を持ったが、ゴンが持つ優しい面に次第に心が揺れ動いていく。

 物語のキー・パーソンとなる中村は「原作・台本を読んで登場人物たちがとても個性的で、それぞれに葛藤や悩みを抱え、自問自答しながら必死に生きていく姿に、不思議にほっこりしました」とコメント。役柄についても「一見ヤバそうな雰囲気を醸し出しているのですが、実はとても優しく穏やかな性格。悩みなんてないように見えますが、実は周りから自分を理解してもらえない悩みがある。ゴンが抱えている孤独感をしっかり背負いながら演じていけたらいいな、と思います」と、意気込みを話している。

 同局の今年1月期の金曜ドラマ「初めて恋をした日に読む話」で、主人公に思いを寄せるおとこ気あふれる元ヤンキー先生を演じ、話題を集めた中村。再び金曜ドラマへの登場に、中井芳彦プロデューサーは「主人公の恋愛とともにゴンの内側からの成長も描こうと思っています。どんな未来、結末を迎えるか、楽しんでいただきたいと思います」と期待感をコメントした。

 

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