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【スポーツ】吉田、輝く 初登板白星 「直球通じた」5回1失点
◇日本ハム2-1広島日本ハムの吉田輝星が5回1失点で初登板勝利。序盤は不安定だったが、直球主体で押して徐々に調子を上げた。打線は一回に大田の12号ソロで先制、1-1の二回に西川の適時打で勝ち越した。広島は打線がつながりを欠いた。 堂々のデビュー戦だった。本拠地札幌ドームで先発としてプロ初登板した日本ハムの吉田輝が、5回を4安打1失点の力投。セ・リーグ首位の広島を相手に初勝利をつかみ取り、「率直にうれしい。応援が聞こえて力になった」と地元ファンの歓声に応えた。 4日に2軍戦で打ち込まれ「少しだけ不安はあった」と言うが、そんなことは感じさせない内容だった。一回、1番長野へのプロ第1球は140キロの速球。「真っすぐで押せれば」と意気込んでいた通り、速球主体で勝負した。長野に右前に運ばれ、2四球で1死満塁を背負ったが、西川を速球で3球三振。磯村には147キロを投げ込んだ後のカーブで三ゴロに仕留め、ピンチを脱した。 二回に長野の適時二塁打で追い付かれたが、その後は危なげなし。外角速球が中心のシンプルな配球でも、広島がその真っすぐを捉え切れなかった。五回2死から右飛に打ち取ったバティスタに対しては、ど真ん中の145キロで空振りを奪う場面もあり、「しっかり指にかかった球は通用した」と手応えを深めた。 プロ入り後、2軍戦を含めても最長となる5回を投げての白星。栗山監督は「(良い方向と悪い方向と)どちらに振れるかなというところで、いい方に振れる。そこは大きな魅力」と勝負強さにうなった。昨夏、甲子園を沸かせたルーキーが、大物ぶりを見せつけた。 ◆コイ脱帽 「速い」広島は吉田輝を打ち崩せずに初白星を献上した。一回に安打と2四球で1死満塁としたが、西川が三振、磯村は三ゴロに倒れて先制機を逸した。0-1の二回に長野の二塁打で1点を奪うのがやっと。三回以降は威力ある速球に差し込まれた。 西川は「初球の空振りの時に速いなと思った。久々にあんなにストレートがいい投手を見た」と脱帽。交流戦に入って3カード続けて3連戦に負け越し。高ヘッドコーチは「スピンの効いたいい球を投げていた。一回の四球絡みのチャンスで点が入っていたら展開が変わっていた」と悔しがった。
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