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ハム吉田輝デビュー効果、前日より観客1.2万人増 白星も自己採点「50~60点」

日本ハムのドラフト1位ルーキー、吉田輝星投手が12日、本拠地・広島戦で5回4安打1失点と好投し、デビュー戦を白星で飾った。

21世紀生まれの投手初勝利も浮かれず「甘いボールを捉え損ねることはなくなってくる」

 プロとしての第一歩を踏み出した試合で吉田輝が実感したのは、チームメートの存在の大きさ。この先大事にしたいことを問われると「一人でやらないこと。今日も石井さんの守備だったり、先輩たちが点を取ってくれたのがあって勝てました。周りの大切さが分かりました」と3回に遊直をジャンプ一番好捕した石井一成内野手の名前を挙げ、先輩たちに感謝した。

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 21世紀生まれ初のプロ初登板初勝利の快挙を成し遂げても、18歳右腕に浮かれた様子は全くない。この日の投球を「50~60点ぐらい」と自己採点。「初登板だから(相手に)データもあまりなくて、ストレートだけでいけましたが、甘いボールを捉え損ねることは回数を重ねる毎になくなってくると思います。いろんな変化球とか、インコースをしっかり突くだとか総合的に見ると低いので。ストレートは良かったですけど。総合力とストレート、両方を徐々に上げていければなと思います」と収穫だけではなく、課題もしっかり頭の中で整理していた。

「今のところはうまくいっているんですけど、1軍で活躍することがプロ野球になりたいと思った理由。ここがスタートラインだと気を引き締めて、どんどん先に進んでいきたいと思います」と語った18歳右腕。将来のエース候補が冷静沈着に大きな一歩を踏み出した。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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