日本ハム・吉田輝星 MAXはダル超の147キロ
2019年06月12日 20時54分 産経新聞
初先発初勝利をあげた日本ハム・吉田輝星投手=札幌ドーム(荒木孝雄撮影)
プロ野球日本ハムの吉田輝星(18)が12日、広島から勝利を挙げた。
強力打線を相手に初登板初勝利。大仕事を成し遂げた日本ハムドラフト1位の新人、吉田輝は「率直にうれしい。(声援も)すごく聞こえて力になった」と、3万3000を超える観衆の前で初々しい笑顔を見せた。
立ち上がりの一回、1死満塁から西川を空振り三振。磯村を三ゴロに仕留めて切り抜けたのが大きかった。軸となる直球の球速はこの回、140キロから147キロへアップ。「マウンドや環境になじみながら、投球のバランスを取り戻した」と修正が早かった。
二回に唯一の失点を許したが、打者の空振りやファウルを取るたび、「直球が通用する」と自信を持った。ベストピッチは五回、バティスタを右飛に打ち取る直前の1球。「ど真ん中に見えたがバットがボールの下を通っていた。いい球がいっているなと」
栗山監督は「この大観衆の中、(結果が)いい方へ振れたのは、投手として持っているものがしっかりして大きいからだ」と、84球の力投に賛辞を贈った。
初先発勝利はチームの先輩のダルビッシュ(カブス)らに並ぶ快挙。「ダルビッシュさんは変化球もいろいろあり、ストレートもすごかった。まだまだ追いつけていない」と首を振るが、初戦の最高球速が147キロとダルビッシュを上回ったことに「うれしいですね」と笑みをこぼした。
この白星に浮かれてはいない。「1軍でしっかり活躍するため、プロを目指した。ここがスタートラインだと気を引き締め、どんどん先に行きたい」と今後を見据えた。(三浦馨)