チームラボ「世界は暗闇からはじまるが、それでもやさしくうつくしい」を観てきました!【ろぐ989】
チームラボによる、圧巻のデジタルアート展示会姫路市立美術館で4月20日から6月16日まで開催されている、チームラボによるデジタルアート「世界は暗闇からはじまるが、それでもやさしくうつくしい」を観てきました!平日の昼間に行ったのですが、大勢の人がカメラを持って訪
チームラボによる、圧巻のデジタルアート展示会
姫路市立美術館で4月20日から6月16日まで開催されている、チームラボによるデジタルアート「世界は暗闇からはじまるが、それでもやさしくうつくしい」を観てきました!
平日の昼間に行ったのですが、大勢の人がカメラを持って訪れていました。
そう、この展示会はなんと、作品の撮影が許可されているのです!(フラッシュはだめです)
早速私も、iPhoneカメラを携えて、会場をくまなく回り、作品を激写してきましたので、その一部をここで公開します。
気になった方はぜひ、展示を観に姫路市までおこしくださいませ~!
チームラボによる展示のコンセプト
あっ なんかもう、分かるような分からないようなという感じだけれど、とにかくかっこいい…。
考えるな、感じろという言葉が浮かびました。
ただカッコイイ、その感情こそがすべてです。
それぞれの展示のタイトルでしょうか。
分かるようなry
ただただオシャレでカッコイイ。こういう雰囲気、たまらないですね…!
デジタルの無機質さに否応なく取り込まれて、非現実空間に身を置くような感覚で、最初の展示「世界は、統合されつつ、分割もされ、繰り返しつつ、いつも違う」へと向かいました。
「01:世界は、統合されつつ、分割もされ、繰り返しつつ、いつも違う」
伊藤若冲の『鳥獣花木図屏風』をモチーフにしたこの作品は、影に反応するように作られているそうです。
1枚目の象の絵の部分が、もやもやと人型にモザイクになっているのが分かると思います。
これは、ちょうどそこに人が立っていて、その影に反応して絵が揺らいでいるのです。
観客の一挙一動が、目の前にあるアート作品に干渉し、影響を与えるという、とても斬新な仕様になっていました。
「02:世界は暗闇からはじまるが、それでもやさしくうつくしい」
こちらは、プロジェクションマッピングで壁に映し出された映像の中の、上部から降ってくる漢字に触れると…
シュッと文字が小さくなって消えていきます。
「触れる」と「消える」。でもまた、降ってくる。
降ってくる文字は雪みたいで触れば溶けて消えるけど、ゆっくりと絶え間なく降り続けている。
作品のコンセプトとは違うのかもしれないけれど、私はそういう部分が、すごくいいなぁと思いました。
「03:埋もれ失いそして生まれる」
躍動感のある、大きな波の映像が部屋一面に広がっています。
なんとこの波、すべて繋がっているのだとか…!!
さらに、それらは録画再生されたものではなく、その瞬間ごとに新しく描画されているそうです。
自然のように、一秒一秒、違う表情をみせて、2度とは同じにならない作品…。
一瞬を切り取って永遠にする絵画に対して、一瞬だけを永遠に表し続けるって、とんでもないことだなあと思いました。
いやもうすごい…どうなってるの…マシンのスペック(一番気になるのがそこ)
「04:永遠の今の中で連続する生と死、コントロールできないけれども、共に生きる」
展示の最後を締めくくるのは、壁に咲いた大きな花たち。
紫陽花などが色鮮やかに映し出されています。
この花にも仕掛けがあって、花に触れると…
少しずつ花が散っていきます!
ここでも、自分がアートの中の世界に干渉するという体験が出来ます。
散ったあとの花もとても美しいので、ぜひ実際に体験してみてください!
展示を見終えて
展示されていた作品は全部で4つ。
どれもとても丁寧で、やさしく、うつくしい作品たちでした。
ともすれば世界観に飲まれてしまいそうな、そんな暗闇でした。
いやー…よかった……!!
結構、和のテイストが強い作品が多いので、艶やかな和の映像世界に浸りたいという方にもオススメです。
大河ドラマのOP映像が好きという方にはピッタリかも!
展示情報
チームラボ「世界は暗闇からはじまるが、それでもやさしくうつくしい」
【場所】
姫路市立美術館
【開催期間】
2019年4月20日~2019年6月16日
*10:00~17:00(最終入場16:30)
*月曜休館
【料金】
一般 1,400円(前売・団体1,200円)
大高生 1,000円(前売・団体800円)
中小生 600円(前売・団体400円)
未就学児 無料
詳細は姫路市立美術館の公式サイトでご確認ください。