そこで、パイオニアのカーナビ・カーAVを調べていたら、トップページの下部に通信サービスの継続利用へのリンクバナーを見つけた。方法は2つあった。ひとつはモジュール自体を買い換える。もうひとつは内蔵されているUIMカード「UIM-1」（見た目はSIMカードと同じだ）を買い換える。モジュールが18,000円（税抜）以下で買える店があれば、その方がお得だ。UIMカードは最大24ヶ月利用可能で12,000円（税抜）だが、モジュールは最大36ヶ月使えるからだ。
SunHeroは、とりあえず次の車検まで2年使えればいいので、「UIM-1」を購入することにした。残念ながら、通信モジュールのように、カー用品を扱う通販サイトでは売っていない。逆に、パイオニア・カロッツェリア eショップでは、モジュールの販売を止めてしまっていた。メーカーと販売店だけが Win ＝ Win の関係で、ユーザーは蚊帳の外という訳だ。非常に不愉快だったが、パイオニアの通販サイトで買うしか無かった。
ちなみに、パイオニアのトップページの「お客様サポート」やスマートループの公式サイトでも調べることができるが、どちらも前者の「お知らせ」というUIMカードの説明ページに辿り着く。そこからUIMカードを購入しようと思えば、前項でも触れたパイオニア・カロッツェリア eショップへ導かれる。遠回りさせられた分、スマートループの通信サービスについて詳しくなると共に、中にはSunHeroと同様に苦々しい思いをする人もいるかもしれない。
さて、注文したのが11/26 1:00am頃で、その日の夕方にはパイオニアから商品発送のメールが来た。ブツは翌々日の午前に届いた。サポートのFAQにも掲載されているが、届いたら即交換は禁物だ。古い方のUIMは、使用期限を迎えるまで、しっかり使い切りましょう。残期間は繰り越されません。SunHeroは、除夜の鐘の音を聞きながら交換した。期限切れのUIMは、同封されていた封筒で返送するようになっていた。
通信モジュールをカーナビに接続すると、改めて通信接続設定をする必要があった。モジュールを買い換えたのと同じくらい、色々入力することがあって煩わしいが、そうしないと新しい施設に行きたい時に検索しても出て来なくて、目的地が指定できない。もちろん、住所で目的地を指定することもできるが、駐車場の入口は案内された施設の反対側だったりする。
行楽情報とかガソリン情報とか、PCやスマホで予め調べておくから必要ないし、大体NAVITIMEの方が情報の鮮度がいい。次にクルマを買い換える時は、サイバーナビ付で下取りしてもらおう。その頃には、多分タブレットに道案内してもらっていることだろう。
ちなみに、当ブログでは、カロッツェリア・サイバーナビの古い機種に関する経験談を掲載しております。頂戴したトラックバックでは、通信モジュールの型名がND-DC2とありますが、当サイトではND-DC１に関した情報を提供しております。ご自分の使用機種がどちらに対応するのか、十分ご注意下さい。