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【格闘技】

久保建に嫉妬? 世界王者・京口、“似ている男”の反骨心

2019年6月13日 紙面から

公開練習でグローブを着ける京口=東京都品川区・ワタナベジムで(藤本敏和撮影)

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 ボクシングのダブル世界戦(19日、千葉・幕張メッセイベントホール)でWBAライトフライ級王座の初防衛戦を行う京口紘人(25)=ワタナベ=が12日、東京都内の所属ジムで練習を公開。9日には自らのツイッターでサッカー日本代表の久保建英(18)=FC東京=と「似ていると言われる」と発言したが、この日はその童顔を戦闘モードに変えて拳を振るった。

 「久保選手と似ているって自分から何度も発信したら売名と思われそう(笑)。でも、サッカーという人気スポーツでは実力があれば知名度が上がることに嫉妬もあります」と、京口。IBFミニマム級に続く12戦全勝(9KO)の世界2階級王者だが、注目度は実力に見合わず今回の試合もテレビで生中継はされない。そんなギャップは25歳のバネのひとつだ。

 調整は万全。この日のスパーリングでは得意の左アッパーやボディに加えて強烈な右ストレートを披露した。「もっと知ってもらうために、おもしろいと思ってもらえる試合をしたい」。京口は19日のリングで圧倒的な力を見せる。 (藤本敏和)

 

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