皆さんは「要対協」と言う言葉をご存知でしょうか?
要対協・・・要保護児童対策地域協議会(子どもを守る地域ネットワーク)、地域と民間団体などが連携・協力して虐待始め子どもを危険から守りましょうという中からスタートした子どもの為の救済です。
うちでもすでに新宿区には申請を出して何件か連携しております。
うちの場合は、妊婦さん、実親さんの保護と言う役割でお腹の中の胎児をそれにより守れるという事になりますね。
考えたら改まってしなくてもすでに立ち上げ当初から「要対協」はスタートしていたわけです。全国規模で。
今回、千葉市の行政からSOS・・・要対協・・・の要請があり連絡をもらって話を聞いているうちに決まりその日の夕方には本部のシェルターに移動して来ました。
まさかのその日の移動となり、ええぇ~でしたが担当者の方の切羽詰まった様子が電話の向こうから伝わり「協力するしかない」と感じました。
その日は私一人で対応していたので担当者とどんどん話が進み住民票も他県のまま生保を申請し他県に移動するのに問題なく受理して下さったようです。茨城県なら絶対に他県に行くとなると生保は打ち切られ他県で申請して下さいとか言わると思います。
千葉県の要対協の担当者の方は「どこへも行く所がなく親も頼れないで荷物まで持ってきている状況の妊婦だからこそ救わないといかにと思うんですよね」と当然なことですがその当然がなかなか行政は果たせないのです。
勿論、千葉県でもどこかにこの相談者が行ける住まいはないないかシェルターも探したそうですがあいにく見つからずネットでうちを見つけて相談されたそうです。
内容もこれは普通によく来る内容だと思い「産んだら養子に出すのでしょうね?」と聞いたら「育てたい」と言ってると聞いて唖然としましたが担当者が懇願しているのが分かるしまぁお腹の中の赤ちゃんを救うのは同じかと協力することにしました。
その当日の夕方には担当者と福祉の方が同行し母子寮に移動されて出産までのサポートを今まで通り私達が対応することになりました。
今回、すぐに生活保護の申請を済ませこちらの行政には情報を開示しなければならず、すべての手続きをあの短い時間にかたずけて来て、なかなかいい担当者さんでした。
私が養子縁組の話をしていたら何度も涙ぐみ、「この人は優しい」と思いました。
実母さんも「優しい方です」と言ってました。
1週間後の病院はいつもの担当医に予約をお願いして遠方でも付き添いに来て下さり、いつもの医師なので「あら、マザーさんこんにちは、先日、養親さんからお手紙を頂きましたよ。良かったですね幸せで・・・」と医師も喜んでいらっしゃいました。
今回のケースを説明すると「養子以外でもやるの?へぇ~凄いね」とニコニコしながら「分かりました。頑張りましょう!」と言ってくれました。
今回は1%の確率で養子ではなく自分で育てたいという意思が強いのでその意向で私達もいますが万一、気が変わらないとも限らないのでそうなればまた対応すればいいわけです。無理強いはしません。
そしてこの実母さんはママさん学級も受けるし母乳や沐浴指導も受けますので普通の妊婦さんです。
病院にお任せの部分もあります。
夏の出産までどのようになるのか、行政も入りかなり協力的で「他県なのに助けて頂いてありがたいです!」と担当者さんは感謝して下さいました。
前から茨城県でも「何とかシェルターを貸して欲しい」と言う問い合わせがありましたが「子連れ」だったりで条件が合わないので今まではお断りしていましたが今回の要対協の受け入れをした事で情報は対応している行政に流れますので増えると思います。
しかし本来はベビー救済の活動なので要対協の場合は会としても対応を検討しある一定の条件を付ける事で幹部たちとは確認がされています。
条件内容に関してはおいおい考えて行こうと思います。
そうなると妊婦だけではなく妊娠はしていない女性の問題も出て来て考える点は増えて行くと思いますがこれからはこういうのも必要であり当会として対応可能であればやって上げたい課題でもあります。
幸いにも当会では妊婦の場合、協力病院があり賛同して下さり養子縁組にもそうでない場合にも対応して下さいますので助かります。
今後、家族や夫婦・交際相手間など様々な関係の中で一人ぼっちで誰にも相談できない女性は要対協として検討して行く考えも必要なのかなと思います。
千葉県の担当者さんとは初診の終わりに本部で沢山の話をしました。
病院の担当医の優しい対応や言葉使いで感心されて安心して帰宅されました。
そして結果を関係者に報告しなければならないそうですが今回のぽけっとの対応を説明されるそうです。
新たな課題が出題された感じがします。
時代なんだなぁと思います。
4匹目のハムスター「ちこちゃん」女の子です!
娘が大学の友達から「沢山生まれたのでもらって~」と言われて・・・
こっちも生まれてうちに来ました。
短いから悲しいのは嫌だと言ったのですが・・・誰が面倒みるんだよ。
飼い主は朝も早く行くし帰りもサークルで楽しんで来るので遅いのにもう。
赤ん坊のお世話とおまけにハムスターもか。とほほほ。
でもなかなか可愛い顔して女の子はやはり大人しいみたいです。暴れません。
私はまだ噛まれていません。
娘が「ちこちゃ~ん」と呼ぶと部屋から出て来るんですよ。
私が呼ぶと出て来ないので何度も呼ぶからか仕方なしにトボトボ出て来ます。この違い。くぅ~!
でもやっぱりかわいいわ!
今年もブロックからも同期からも個人でも・・・たくさんの誕生日プレゼントや母の日のお花などありがとうございました!
皆さんの暖かいお気持ちに感謝します。
キウイ&ルピナスさん、毎年素敵な胡蝶蘭を送って下さりありがとうございます。
皆さん、本当に毎年覚えていて下さりありがとうございます。